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【潮色に合わせるという発想】ネオンブライトの新色が広げるローテーション戦略/川上英佑

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新製品総力特集2026

潮色に合わせるという発想
~4年ぶりのエギ王Kネオンブライト新色について~

川上 英佑(KAWAKAMI EISUKE) プロフィール

ショアをメインにオフショアからのエギングにも精通するYAMASHITAエギングマイスター。 エギング歴は20年に及ぶ。エギングが認知されてまだ間もない頃からYAMASHITAのプロスタッフとして活動、その活動範囲は国内外問わず幅広く、東南アジアからオセアニア、ヨーロッパ、南アメリカと世界中に及ぶ。また世界各国でエギングを行い、またエギングセミナーを開催。ロジカルなセミナーは海外でも人気が高い。

エギングにおいて重要なファクターの一つが「潮色(しおいろ)」

アオリイカがエギを視認する時、その間には膨大な量の海水があります。その海水がフィルターとなり、エギの見え方は海水の色、つまり潮色に左右されると考えています。

真夏や冬の透明で真っ青な潮。
春や秋の薄濁りで緑がかった潮。
朝夕マヅメの赤い空から影響を受ける潮。

同じエギでも、状況によって「見え方」は確実に変わります。エギの見え方→「目立つ=いち早く見つけてもらえる」と私自身感じているため、光量と潮色を意識してのローテーションを大切にしています。

ネオンブライトという選択肢

今やマヅメ〜日中のエギングで欠かせない存在となった「ケイムラ」と呼ばれる紫外線発光。

その発光効率を格段に向上させ、さらに光の三原色にあたる発光色をラインナップしたのがエギ王のテクノロジー「ネオンブライト」。潮色にブルー・グリーン・レッドの発光色を合わせることで、アオリイカに効率よくアピールできます。

ネオンブライトは単なる“強発光”モデルではありません。光を足すためだけではなく、光をシチュエーションに合わせるためのテクノロジーです。

4年ぶりの新色、その狙い

エギ王Kネオンブライトとして4年ぶりの待望の新色。

第一弾は、紫外線発光を最大限活かすために、背色もボディ発光色と同系を採用し、全身発光を意識したモデルでした。撮影でも実釣でも絶大な信頼を置いているネオンブライト。その中で感じていたのが、

「もう少しシチュエーションに馴染ませたい」
「目で確認しながら丁寧に撃っていきたい」

そんな場面。今回の新色は、ボディ発光を活かしながらも柄のコントラストを意識し、視認性を高めたラインナップ。ネオンブライトのローテーションを、より強固にしてくれます。

092 ディープストライク

青の紫外線発光“ネオンブライトブルー”を搭載した「ディープストライク」は、低水温期特有の“澄み潮”を得意とします。

特に水深の深いポイントに固まりやすい冬や春序盤。深場に効く紫外線ボディ+パープルバックの組み合わせは、渋い時にも効果的。ピーカンブルーよりも澄み潮のローライトを得意とするカラー。視認性も抜群で、サイト主体のアングラーにも嬉しいカラーデザインに仕上がっています。

光量が多いシチュエーションや通常水深ではピーカンブルー。ローライトの澄み潮や、水深のある場所ではディープストライク。「深い」「澄んでいる」「光量が弱い」その3条件が揃う時、自然と手が伸びる一本になります。

093 マッドハンター

濁り潮 × オレンジ…エギングアングラーなら「そう、それ!」と言いたくなる王道の組み合わせ。そこに“ネオンブライトグリーン”の紫外線発光を合わせました。濁りの中でもしっかり視認できるオレンジと、発光で存在感を出すグリーン。私自身、このバランスをずっと待ち望んでいました。

サイトの要素が強い時期。春先の藻場攻略。藻場を通したり、ポケットへ入れ込んだりするような“視覚に頼る展開”で選ぶのは「マッドハンター」。一方で、水深があって視覚に頼れない状況。一面緑系のアマモ帯のようなポイント。より状況に馴染ませたい時はマッディキングを投入します。

“見せる”のか、“馴染ませる”のか。その微妙な差を作れるカラーになります。

094 メラメラパロット

PEラインもライトグリーンを愛用している私にとって、ライトグリーンのヘッドは視認性を高めるうえでもとても重要な要素になります。太陽が色づく朝夕マヅメ、暖色系のカラーが水面のちらつきに溶け込むような状況でも、エギの位置をしっかり確認できます。

メラメラパロットはそんな緑とウグイス色のような、どこか懐かしい配色を採用。エギの歴史を振り返ると、初期の餌木は夜釣りが中心でした。だからこそ、マヅメやナイトに強いカラーが多い。ネオンブライトレッドを搭載したこのメラメラパロットも同様に、アオリイカのプライムタイムで活きるカラーになります。

全身ピンクのサイト要素とネオブラ発光を存分に活かせるクラクラウッディは、視覚に頼りたいシチュエーションや、空が真っ赤に染まるような状況で。対してメラメラパロットは、視覚に頼れない水深。渋い日のプライムタイム。より潮色や状況に馴染ませたい展開で投入します。

派手に見せるのではなく、溶け込ませながら効かせる。そんなイメージでローテーションしています。

ローテーションの完成度を高める

第一弾が発光を最大化するモデルなら、今回の新色は状況に馴染ませつつ目立つモデルです。

全身発光を意識したモデルと、コントラストを活かしたモデル。この両輪が揃うことで、ネオンブライトのローテーションはより完成度が高まります。春のエギングにも心強い存在。

3月上旬より3.5号発売。4月には同カラーのシャロー・スーパーシャローも登場します。

状況に応じて、ぜひローテーションに組み込んでみてください。

光を“強くする”だけではなく、光を“合わせる”。その感覚を、ぜひフィールドで体感していただきたいと思います。

関連動画

出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」

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