今江克隆のルアーニュースクラブR「誰もが釣れすぎて面白くない…ほど釣れる!?クリアウォーター最強リアルベイトフィッシュワーム『レインボーチューブ』」 第1276回
JB史上最速開幕に向け、七色ダムへ
今週は、JB史上最速開幕の3月11日となる2026年TOP50開幕戦のプリプラクティスで、真冬まっただ中の七色ダムに早くも滞在6日目だ。
普段の釣りでも2月半ばは1尾釣るのも難しい時期、そこにすでに多くのTOP50プロ&チャプター奈良のプロが押し寄せているものだから真冬というのに七色ダムは大賑わい。正直なところ、練習開始から3日目までは今季から新たに導入したGFG22インチビッグモニターのおかげでライブサイトが16インチとは比較にならないほどルアーを追い続けることが楽になり、完璧なライブサイトで毎日バスに触ることができた。

今季から思い切って投入したGFGバトルフィッシュ22インチミラーリングモニター。今まで使っていた16インチがめちゃくちゃ小さく感じてしまう。画面は段違いに美しく、間違いなく購入した価値はあった。
今まで砂嵐の中にいる「蟻(アリ)」程度の大きさにしかモニターに捉えられていなかったルアーが、GFGに変えたことで「デカめの蠅(ハエ)」くらい圧倒的に見やすくなったので、ルアーを着水から最後まで見失う確率が激減した。もしルアーを見失っても、すぐに捉え直せるのでライブサイトへの集中力が全然違うのである。

着水の瞬間、水面が大きく光るためルアーの着水点を見失うことがほとんどなくなった。16インチと比べると大きさの違いがはっきりわかる。
また今までは岩盤やブレイクに対して直角ではなく、斜めや平行に音波を当ててしまうと岩盤などでは壁を斜めに間延びした映像になりルアーが背景に消え込んでほぼまったく見えなくなる死角が必ず発生したが、GFGの高画質画面では微調整することでルアーが背景から浮き上がったように捉え続けることができるようになった。
岩盤ギリギリにキャストしたルアーもしっかり映るので、水深1mから10mまでの岩盤をきれいにトレースすることができるようになり、レイダウンの中のバスはもちろん、レイダウンの中に入っていくルアーがレイダウンを貫通してボトムに着くまで捉え続けることもできる。モニターだけで80万円超えの超高額タックルだが、忖度ナシにこれほど高齢者に優しいライブモニターはないと思う。若い連中にはわからんだろうが、今まで老眼鏡ナシで目を細めて見ていたスマホを、老眼鏡を掛けて読むような感覚だ。

画面が大きいのでレイダウンの中に入った小さなジグヘッドも、照射角さえ間違えなければ、内部を貫通するまで、はっきり見える。見失っても動かせばすぐに見つけられる。
できればJBでGFG22インチは55歳以下禁止にしてほしいほどである(笑)。

サンマリン特製の振動子カバーはライバーなら絶対マスト装備。振動子の発射面を岩や木に当てて傷つけると、画面に著しいノイズや死角ができる。

たいがい今まで超高額な振動子を傷つけまくってきたが、カバーはガビガビでも発射面は無傷である。
2月ど真ん中なのに好調!
さて練習序盤の3日間は山岡計文プロとともにルアマガの取材も兼ねていたのだが、さすがの山岡プロは今季新作の「レインボーチューブ」で55cmを筆頭にさすがの貫禄で取材大成功、自分は期待満々だった先週初公開した「ビーストボーン」でキロアップを複数本キャッチし、なかなか2月ど真ん中のプリプラとしては好調な出だしとなった。

プリプラを兼ねた七色ダムでの取材で、きっちりとグッドサイズをキャッチした山岡計文プロ。このバスは前座で、真冬の七色モンスターを見事に仕留めきった。

リアル真冬ということで毎日ボウズ覚悟だったが、練習開始すぐにホウボウ君のカバーライブで釣れてしまい、ちょっと拍子抜け。

マグレかと思いきや、すんなり2本目もキャッチ。翌日のルアマガ取材でもきっちりと結果を残してくれたホウボウ君。
2個だけおすそ分けした河野プロも「ビーストボーン」のライブサイトで50cmUPをキャッチしており、これで春になってギルが出てきたらさらに強力な武器になることは間違いないと確信できた。

ホウボウ君で50cmUPを仕留めご満悦の河野プロ。今季からガーミン16インチを導入し、急速にライバー化し始めている。

河野プロは「ビーストボーン」ホウボウ君(エラストマー)を3.5gのジグヘッドリグでのスイミングで使っていた。かなりフワフワとカバー周りを泳がせているようである。
河野プロ曰く、「ビーストボーン・ダンベル」以上にライブソナーにハッキリ映るルアーは他にないんじゃないかと思うほどに見やすいのが良かったそうである。おそらく骨の乱反射と複雑な水流がライブ音波をよく捉えるのだろう。

「ビーストボーン・ダンベル」ホウボウ君がめちゃくちゃ気に入っていた河野正彦プロ。ライブソナーにものすごく映りやすく、ライブ初心者の河野にも扱いやすいのが大きなメリットだ。

今回の練習で初日から3日間は絶好調だった「ビーストボーン」・ホウボウ君のモリケンリグ。さすがに2月半ばの極寒でTOP50選手が焼け野原に仕上げてしまった4日目以降は、バスを呼び出せるものの食わせるのが難しくなった。

モジャ系と骨系のトランスフォーマー、「ビーストボーン」はそのシルエット的に最強シーズンは間違いなく4月以降だろう。ビースト真鮒ボーンがほしいと思った。
レインボーチューブ
そして今月末にはリリースされるイマカツの2026年新作ワーム発売第一弾が、この極寒の激ムズ七色でも55cmUPを仕留めた山岡家謹製の「レインボーチューブ」だ。

2月のど真ん中でも「レインボーチューブ」は効果抜群だった。七色ダム戦のメインルアーになる可能性は高い。
この「レインボーチューブ」、山岡プロがイマカツに加入したとき、真っ先に一番これを作ってほしいと無理難題を吹っかけてきたワームである。山岡プロが最も得意とし、2年前の弥栄ダム戦で圧倒的優勝を飾った山岡プロ作の「PDLスーパーリビングフィッシュ」や「レインボーシャッド」の「瀕死リグ」をさらに高機能かつ、「ホバスト仕様でのライブサイトの映りを格段に向上」させたのが「レインボーチューブ」である。
まず従来のピクピクチューブ系ワームとまったく違う「レインボーチューブ」独自の機能が、エラストマーではないのにまず確実に沈まない特殊構造である。ここが山岡プロの一番のコダワリで、水を弾くような高浮力すぎるエラストマーではなく水に自然に馴染むように浮き、なおかつワーム素材特有の艶感のあるべたつかない艶めかしい肌感が一番のキモになっている。

山岡プロが「瀕死リグ」で最もこだわった浮力と、ワーム素材ならではの水のなじみ感、そして透け感が非常に美しい。
「レインボーチューブ」は水がどこからも侵入しない「穴のない完全密封の中空ボディ」と、非常に繊細で浮かせているだけで常になびくように設計されたイワシのアバラ?のような「小骨テール」をそれぞれ完全に別体金型で成型し、中空チューブにインサート装着するという普通ではコストと手間がかかりすぎてなかなか量産できない工法をあえてとったものである。だから水面に長時間放置してピクピクさせても、雨の日でも、成型時にできる穴の空いた同様の中空ワームが沈んでしまうような状況でも、「レインボーチューブ」は完璧に水面に放置して浮かせ続けることができるのである。
山岡プロが「瀕死リグで」最も必要とした性能が、通常のクリアワーム素材で中空でありながら沈まない構造だったのである。

エラストマー素材ではなく、純粋なワーム素材なのに完璧に浮く空気完全密封構造の「レインボーチューブ」。ジャークやトゥイッチしても沈まない。水中では空気が乱反射し、自然な鏡面シルバーに見える。
中空でありながら沈まない構造のメリットとは?
























































