考えてみてほしいんです。
会社の売上を上げたい。それは会社員が100人いれば100人が異口同音、口をそろえて賛同するでしょう。では、ハリ屋が売上を上げたいときはどうすれば良いか。答えはカンタン“ハリをたくさん売る”が正解。
シャウトが採用を検討している「エマルーチェ・メタス」という技術。その挑戦は、まるで売上を考えていないようなハリ屋としてジギングメーカーとしての矜持がある。

錆に強いフックの追求

「エマルーチェ・メタス」とは、フックのコーティング技術。エマルーチェ=表面処理、メタス=トップコートの意。先のFショー、シャウトブースに展示されていたそれは“亜鉛”を使うというもの。
今まで以上にフックが錆びにくくなるという技術で、工業製品のボルトなどに採用されている特殊なコーティングを採用することで、これまでにない錆びないフックになると。



フックは錆びるもの。錆びるから交換する。言い換えれば、ハリが錆びればハリ屋は儲かる。
そもそもハリを錆びなくさせようとする新たな技術。実際に実用化できるレベルになるのか、テストを繰り返しながら採用を検討している段階ではあるそうですが、ハリ屋がその採用を検討しているという事実がある。
フックの錆びをどうにかしてほしい。その声に売上を度外視してまでこたえたいハリ屋としてのプライドがある。
…だからシャウトは推せる。製品化を強く期待するのは記者だけではないはず。


























































