“怪魚ハンター”小塚拓矢さん率いるモバイルロッド専門メーカー・「モンスターキス」。

小塚 拓矢(Takuya Kozuka) プロフィール
そんなモンスターキスの人気モバイルロッドシリーズ『HUNTERS(ハンターズ)』が6年ぶりにフルリニューアル!2026年3月下旬〜にリリースされます!
今回のリニューアルではブランクスを総入れ替え、ラインナップも追加され装いも新たに計5機種(ベイト4機種、スピニング1機種)がラインナップされることに!
今回はそんなモンキスのNEW『HUNTERS(ハンターズ)』を詳しく紹介します!
モンスターキス
NEWハンターズ【HUNTERS】

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「HUNTERS」はその名の通り、“獲る”ための実用主義が貫かれたモバイルロッドシリーズ。
旅する釣り人・冒険的アングラーに向け、携行性と耐久性を両立。
いわば常にアウェーと言える状況の中でも、貴重なイッピキを手にするための“曲げて獲る”ブランクスを開発。可変レングス構造を搭載し、レングスはもちろんパワー感も変化する、1本で幅広い釣りをこなせる懐の広さが魅力のシリーズとなっています。

『HUNTERS』が初めて登場したのは2020年、そんな第一世代のコンセプトを踏襲しながらも、2026年発売の第2世代ではデザイン含めてフルモデルチェンジされ登場!
現代フィッシングシーン、特に日本国内の釣りにおいて「軽さ」と「感度」の追求が釣果に直結するのは間違いないところ!そんな “軽く、感度の良いモバイルロッド”として、2024年に『Shinkirow』シリーズが登場しました。(https://monsterkiss.co.jp/product/shinkirow/)。
『Shinkirow』は新たな提案として人気となったんだけど、その上でモンスターキスとしてあらためてメーカーの出発点である“怪魚”に、海外遠征に求められる性能を精査したところ、最重要は「携行性」と「耐久性」の2点ではないか?という結論に至ったそうな!
ただこの「携行性」と「耐久性」は、現代フィッシングシーンで求められる「軽さ」や「感度」とは本質的に真逆の方向性…。もちろん“両立”や“共存”といったバランスどりは出来るものの、軽くて感度の良い竿がもはや当たり前になった2026年の現在、モンスターキスとしては潔く「携行性」と「耐久性」に振り切っていいのではないか? と考えたのでした。
そんな流れで今回のNEWハンターズが開発されるに至ったというわけ!
最終的にはそんな時代の移ろいも加味し、第一世代(2020年発売)と比較しても、よりシンプルに“怪魚”にフォーカスしたモバイルロッド第2世代『HUNTERS』が完成したんです(2026年3月発売)!
Tough & Mobile. Then Adaptability.
耐久性と携行性、そして適応性…専用・特化とは別ベクトルの確かな現場主義
“怪魚ロッド”に求められるものは何なのか…それはずばり、前々回記事で紹介したように、携行性&耐久性(モバイル&タフネス)です!

そんな大前提の上で、前回記事では、深掘りした「適応性」について説明させてもらいました。

【超遠征思考ロッド】“怪魚ハンター”以外も見逃すな! モンスターキスのNEW『HUNTERS』には深すぎるギミックが満載!
今回記事では、実際の旅(海外)での用例を動画ベースで紹介します。 まずはこちらの動画をご覧ください!
モンスターキステスター・川上が訪れたはイギリスの首都ロンドン。 持ち込んだハンターズは「HT-∞∞」「HT-7X」「HT-7×4S」、この3本でストリート・フィッシング。 “アーバンモンスター”、ノーザンパイクを追いかけます。

万が一のトラブル(破損より盗難が多い)を考えれば、経験則からベイト2本スピニング1本程度が最適解。ガイドが小さく、かさばらず壊れにくい点、障害物狙いが基本となりキャスタビリティ求められる点で、怪魚(淡水)旅ではベイトロッドが主軸(3本中2本)になることが多いです。

フィールドはこんな運河帯
ライセンス(近年、必要な多くの国・地域でネットからクレジット決済で事前購入可能)に気をつける必要がありますが、「YESじゃなきゃNO」という欧米的価値観の地域において、それすなわち「釣りしていい場所=魚がいる場所」、ポイントを教えてもらえるということです(「NOじゃなきゃYES」そんなアジアやアフリカは大変ですが…)。
現地釣具店に行けば、情報の解像度はさらに上がるでしょう…都市部での移動、バス等、公共交通機関の利用にも、バッグに放り込むだけの50cm以下の仕舞寸はストレスフリーに働きます。

いざ実釣。ストロングなベイトタックル(「HT-∞∞」)で小一時間、釣り番組やYouTubeで見たようにトップやビッグベイトを投げて大物がヒット!…したらいいですね(笑)
多くの場合、逆に最もライトなタックル(「HT-7×4S」)に握り直し、とりあえず魚を触りに行くのが“旅あるある”。人通りが多い釣り場では、フックはバーブレス化しておくと要らぬトラブルを減らせます。

さて夢破れ現実を思い知らされた場合は、スピナーやメタルバイブといった金属系で探っていきましょう。日本でスピナーというと渓流のイメージかもしれませんが、かさばらずに壊れないスピナーはどこでも何でも釣れちゃう“旅のお助けルアー”です。3g〜15g程度まで、ウェイトを刻んでボックスの大型ルアーの隙間に詰め込んでいくと、救われます。
PE1号前後を巻いた小型スピニングに、リーダーは5〜40ポンドくらいを細かく様々(数ヒロずつジップロックに入れて体積を減らす)が先人たちの知恵。こうして“とりあえず”本命ゲット。パイクはパイクです。

そんな苦労を楽しみながら、ポイントなり、魚種の特性なりが見えてきた頃…旅をキメるイッピキが現れます。今一度、“これが釣れる”ではなく、“これで釣りたい”というタックルへ、ストロングなベイトタックル(「HT-∞∞」)で勝負!

アンバサダー&ビッグベイトで、「う~ん、カッコイイ!」。この時ばかりは自画自賛もOK。怪魚に、そして成し遂げた自分自身に酔っちゃってください。太糸(PE6号基準)想定のストロングタックルならランディングネットは不要。旅にストロングタックルをおすすめする理由はここにも。

参考までに、フックがバーブレスなら、ペンチやフィッシュグリップ(機内持ち込みで引っかかるケースが多い)も断捨離、もしくは必要最小限に小型化できますよ(10cm以下の工具は機内持ち込み可能な場合が多い)。
『HUNTERS』は全モデル50cm仕舞以下、多くの航空会社で機内持ち込み可能で、それだけで破損や紛失(ロストバゲッジ)リスクを減らせるわけですが、釣り旅で厄介なのは、上記のようなロッド以外の預け荷物の存在です。それらを解決に導くキーワードとして「バーブレスフック」に注目してみるといい事あるかもしれませんね。

旅を決定づけるイッピキを手にした後、まだ滞在時間にゆとりがあれば、中間的な立ち位置のバーサタイルなベイトタックル(「HT-7X」)の出番が増加するはず。使いたいのは小魚も釣れて大型魚も反応するルアー。岸釣なら、かさばらず根掛かりしづらい意味でもスピナーベイトがオススメです。
リールはPE2〜4号(リーダー50ポンド前後)が最低50m入ればOK。旅慣れた釣り人はメインの大型ベイトリールのサブ機として、ベイトフィネス用のような小型ベイトリールを持ち込む人が多い印象です。初めて海外に行かれる方はドラグ力を心配されますが、キャスタビリティ優先(もし大物がかかったらスプールを指で加圧)が経験則となっています。

ここからが本当に“旅”が面白い部分。バーサタイルなベイトタックル(「HT-7X」&ベイトフィネスリール)で気負わず旅を深めていく…と! 「ロンドンの運河は、夜はウナギ天国だった」なんて、ネット情報では出てこない“自分だけの物語”が始まるわけです。
こんな“深み”まで行き着くには、持ち込むルアーは“ゲームフィッシング”想定のミノーやペンシル以外に、スピナーやスピナーベイトといった類が必要になる。ワームよりもミミズ。ジグヘッドよりも、バラ針とスプリットショット。トレブルフックよりシングルフック…釣り針はかさばりません。タナゴ針からGTクラスまで少量ずつ刻んで持っていきましょう。

以上、事前手配での海外遠征、ボートからの釣りがメインの“海外ゲームフィッシング”(多くのプロアングラーはこの目線)はもちろん、エサ釣りや夜釣りまで取り組んできたガチ旅人の目線・経験をベースに、『HUNTERS』は作られています。

最後に。釣り以外の不安要素、治安や物価に関して。海外釣行の重大トラブルの多くは、夜の繁華街で起こります。ウナギを狙っている分には起こり得ません。また、どれだけ物価が高いといったところで、コンビニでカップラーメン1つ買えないことは無いでしょう。この辺、海外も日本も変わりありません。
動画が撮れない夜釣りの話、まとめ切れない小話、テキストベースのレポートはこちら
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モンキス代表 小塚拓矢さんからのメッセージ!

モンスターキス代表、“怪魚ハンター”の小塚です。
2026年春リリースの第2世代の『HUNTERS』について、3回に分けて記事にさせてもらいました。前提として「耐久性」と「携行性」(Tough&Mobile/タフ&モバイル)、次点で「適応性」(Adaptability/アダプタビリティ)。最後(今回)は、実際の旅の空気感をお話しさせていただきました。
どうでしょうか? 楽しそうでしょう?
でもそれは、振り返って(客観的にみて)の話。現地では辛い、苦しい事の連続…ただ、その全てを肯定してくれる1匹に、きっと出会える。
限られた道具で、限り無い世界を釣る…そんな旅での経験は、帰国後、日本での景色も変えてくれるはず。「海外=爆釣」は幻想と知る。道具やポイントのせいにしてきたことが、全て自分の未熟さに過ぎなかったと気づく。総じて、日本がどれだけ恵まれていたか思い知る…その時、アングラーとして「も」一皮剥けていることでしょう。少なくとも自分は、そうでした。“怪魚”のおかげで、人生がポジティブに変わった。
「“怪魚”より楽しい釣りは無い」自分はそう思ってます。安全で、簡単に、誰でも…それでは満たされないから旅に出る。
20年前、もしこんな竿があったらば…1pcロッドの入ったバズーカー(ロッドケース)で空港エスカレーター天井を突き抜くような“笑い話”は起こらなかった。便利さと引き換えに、旅人から“トラブル”を奪ってしまうことを申し訳無く思いながら…『HUNTERS』が何らかのキッカケになれば幸いです。

既存製品を使って旅していた頃の写真

























































