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今江克隆のルアーニュースクラブR「今江流フィッシングショーOSAKA2026トレンド分析!」 第1274回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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新製品総力特集2026

KAST KING(カストキング)

次に今回のショーで最もTOP50プロの間で話題になっていた大型ブースがある。それが「KAST KING(カストキング)」という初めて耳にしたタックル総合メーカーだ。

ブースにはUSAバスプロが来場して撮影していたり、昨年引退したスキート・リースモデルの黄色いハンドルのリールがあったり、TOP50若手プロの多くがサポートを打診されていたりと、アメリカの会社か? と思いきや、ブースには中国系? アジア系? のスタッフがほとんどのように見え、日本では初見のメーカーだけにあらゆる意味で目立ちまくっていた。結構長い時間、ブース内をうろついていたが、知ってか知らずか自分はガン無視されていました…。

今回のショーで若手プロが最も噂にしていたのが、日本初登場の海外リールメーカー「カストキング」。アメリカ? それとも中国? それともどこ? まだ実態がわからないが、ブースのゴージャスさは目立ちまくっていた。

そして、メイン商品として展示されていたリールがなかなかに興味深く、デジタルコンピューターユニット搭載のダイワ「IMZ」を彷彿させるハイテクベイトリールをはじめ、スキートリースモデル、120g台で30mmスプール(チタン合金製???)を搭載したベイトフィネス専用機種、驚くほど細かいチューニングパーツ等々、なんだか2026年リール業界は乱戦模様になりそうな謎の海外リールメーカー参入でした。

もはや昭和のバスプロには使いこなせる気がしない「iREEL」。シマノのDC、ダイワのIMZと同じく電子制御のようだが、画像を拡大して取説を読んでみてほしい。今江的には価格がめちゃくちゃ気になるところ。

違う意味で気になった「チタンスプール搭載」というふれこみ。チタン製のシャフト? ということなのか、はたまたチタンでスプール本体を鍛造したのか? 後者なら驚愕の技術である。

ダイワ、シマノのリールに関してはとても見てみたかったのだが、今年はPureFishing(ピュア・フィッシング)アンバサダーに就任しているので、残念ながら遠慮しておきました。

超極細PE

最後に、今年のショーのラインメーカートレンドとしては、昨年のトレンドだったマイクロワームの流れから、またFFS(フォワードフェイシングソナー)での飛距離対応のためか、日米ともに極細&ノーストレッチ系PEの新製品が目立っていた。

バークレイが0.3号の、撚糸ではないほぼ完全に伸びのないFFS専用PE「フォーワード」の0.3号をFFS専用としてラインナップしてきたが、日本のPEラインの横綱、Xブレイド0.25号という超極細ながら6.5lbもの引張強力を出した超低伸度PEを新たにラインナップしてきた。 バスフィッシングで0.3号、それも超低伸度のPEなど必要なのか???と昭和のバスプロは思うだろうが、マイクロワーム&FFS大好きなTOP50の藤原プロは何の疑問もなく当たり前のようにすでに実戦投入している。アメリカですらFFS専用として0.3号のフォーワードが登場するくらいなので、0.25号のPEラインが日本のバスフィッシングで決して細すぎるというわけではないのだろう。

ホンマに昭和のバスプロの常識ではついていけない限界突破の繊細なワールドにトーナメントはなってきたのかもしれない。

マイクロベイトの流行とFFSでのフッキングタイムラグ対策に、超遠投性能と伸びない超極細PEが日米ともにトレンド化。Xブレイドの0.25号で6lb越えは驚異的である。

東レモノフィラメント

そしてそんな業界最先端PEブームの中、遅れに遅れながらもようやく昨年から東レモノフィラメントがトーナメントクオリティのライン開発に本腰を入れ始めている。

こちらは超極細PEではなく、PEベイトフィネスにおいてフロロ6~8lbと同じようなキャストフィーリングで使え、特に耐摩耗性に優れた性能を実現した高比重系カモフラージュ系PEと、風や雨に影響されにくいさばきやすさと耐摩耗性、カバー際での見やすさを実現した吊るし用PEの2種を「EXTHREAD PE」として丸1年開発し、ようやく完成域に入ったものだ。

ここ5年半くらい死んだふりをしていた東レモノフィラメントが、体制変更とともに本気になって開発を始めた東レ初のバスフィッシング専用高比重PEラインが「EXTHREAD PE」だ。今年半ばにはデビューできそう。

特にカモフラージュ系はベイトリールで抜群に投げやすく、バックラッシュ時もトラブルが少ない設計になっている。 またまだ公開できないが、新素材のPEも現在テスト継続中で、こちらも他のラインメーカーともども次世代素材のPE?の完成が待たれる。

最後に元祖フロロラインの象徴「スーパーハード」と東レ最高峰フロロの「エクスレッド」独自のコンセプトを正統に受け継ぐ最新鋭フロロラインも、本当にようやく実戦、データ結果とともに製品化最終段階に入った。

各ラインメーカーが様々な新素材ラインを開発し始めているのも今年のトレンドだろう。フロロ、PEとは全く違った革命的新素材ラインを、どこのメーカーが最初に出すか大注目である。

しばらく死んだふりしてたので今年のショーには間に合わなかったが、今後の東レモノフィラメントの捲土重来に期待してください。

ようやく東レモノフィラメントがフロロラインもプロ目線で最新テクノロジーを投入し、開発を再開させた。すでに1年間実戦テストをしてきているが、ついにEXTHREADを超えるフロロラインが完成しそうだ。

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