「旅する釣り人のためのロッド」
これが、TENRYUから2026年発売となるフライロッド「フェイテス パッカー」の核心となるテーマだ。

源流域を目指すバックパックアングラーから、遠征釣行を楽しむトラベラーまで。日本の渓流を広くカバーし、コンパクトに持ち運べるこのマルチピースロッドは、単なる釣具の枠を超え、フィールドへ向かう「移動の時間」さえも楽しませてくれるギアとして仕上がっている。
フェイテスパッカー


| 品名 | ラインウェイト | 全長 ( m [ft]) |
継数 (本) |
ハンドルタイプ | 先径 (mm) |
仕舞寸法 (cm) |
自重 (g) |
使用繊維 カーボン/グラス (%) |
本体価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FP706-#3 | #3 | 2.14[7’0″] | 6 | シガー | 1.5 | 39 | 59 | 79/21 | ¥48,500 |
| FP766-#3 | #3 | 2.29[7’6″] | 6 | シガー | 1.6 | 42 | 61 | 78/22 | ¥49,000 |
| FP806-#4 | #4 | 2.44[8’0″] | 6 | シガー | 1.6 | 45 | 63 | 79/21 | ¥49,500 |
テンリュウ公式「フェイテスパッカー」詳細ページはこちら
「6ピース」がもたらす自由と機能美
フェイテス パッカー最大の特徴は、携帯性に優れた6ピース構造である。 電車やバス、オートバイ、自転車での釣行はもちろん、飛行機を利用した遠征においても、そのコンパクトさは大きな武器となる。
特に源流域を目指すアングラーにとって、この携帯性は「安全」と「快適」に直結する。何時間も山道を歩き、時には藪を漕ぎ、崖を高巻く…。そんな道のりにおいて、両手をフリーにできるというメリットは計り知れない。フィッシングベストやバックパックにすっきりと収納できる仕舞寸法は、パラダイススポットへの道のりをより身近なものにしてくれるだろう。
マルチピースを感じさせない「曲がり」へのこだわり
多継竿(パックロッド)といえば、アクションの不自然さを懸念する声も聞かれるが、天龍のブランクス製造技術はその不安を払拭する。

ストレスフリーなベントカーブを追求し、マルチピースとは思えないほどスムーズなキャストフィールを実現。正確なラインコントロールと自然なアプローチを可能にしており、実釣性能において妥協はない。 グリップには、ややフロントを太くしたシガータイプのコルクグリップを採用し、リールシートはアップロックタイプで統一されている。

組み立てる瞬間の「高揚感」
公式動画の中で語られている非常に印象的なシーンがある。それは、苦労して川原に辿り着いた後、あるいは遠征先のレンタカーから降り立った時、バックパックからロッドを取り出し、1本1本繋いでいく瞬間の「ワクワク感」だ。
竿を継ぐという行為自体が、これから始まる釣りへの期待を高める儀式となる。フェイテス パッカーは、釣り場に着くまでのプロセスや、準備の時間さえも豊かなものに変えてくれる、情緒的な価値も持ち合わせている。
フィールドに合わせて選べる3つのラインナップ
日本の渓流シーンを網羅する3つのモデルが用意されている。
FP706-#3(源流トレッキングモデル)
山岳渓流やボサに覆われた小渓流に最適なショートロッド。テンポよく釣り上がるスタイルや、障害物の多い場所でのトリックキャストを得意とする。ピンポイントを射抜くアキュラシー性能(正確性)を重視したアクションで、落差のある源流域を攻めるアングラーのための1本だ。

FP766-#3(山岳渓流から里川対応オールラウンダー)
山岳渓流から里川まで、幅広いフィールドで活躍するスタンダードモデル。ヤマメ狙いのメイフライから夏のテレストリアルまで対応し、大場所でのロングキャストもこなす。特筆すべきは、16フィートほどのロングリーダーも扱える懐の深さ。マルチピースであることを忘れさせるキャストフィールが魅力だ。

FP806-#4(渓流域から中・本流向けオールラウンダー)
シリーズ中、最もパワーを持たせたモデル。規模の大きい渓流でのイワナ狙いから、中・本流域でのヤマメ、さらには冬季C&Rエリアの大型レインボーまでカバーする。バットパワーがあるため、大型フライの遠投や強風下でのキャストも容易。ミッジから大型フライまでこなす汎用性の高さが光る。
旅の相棒として、あるいは源流への挑戦権として。 フェイテス パッカーは、釣り人の行動範囲を広げ、新たな感動との出会いをサポートしてくれる1本となるだろう。






















































