Gravius Knight Raven/REVIVE
最後に3台目の今江的オススメリールは、3月頃発売予定の「Gravius Knight Raven(グラビアス ナイトレイブン)/REVIVE」だ
前出の2台がベイトフィネス、PEベイトフィネス特化型リールだとすれば、REVIVEと私との2年近い共同開発による「Knight Raven(ナイトレイブン)」は、ライブサイトでのライブフィネス、すなわち中長距離、360度方向へのブラインド・クイックキャスト対応と、同時に、今までの5g以下の超軽量ベイトフィネスに特化するのではなく、近年、霞水系やオカッパリなどで最も出番が多くなったルアー総重量7~12gのていねいなフィネスキャストに最も高い適応を持たせた「準ベイトフィネスリール」、いわば中近距離・軽中量級バーサタイルフィネス機である。

「ナイトレイブン」に求めた最も重要な性能は、LX992RS同様、メンタルが過緊張状態にあるときこそ落ち着かせてくれる「ストレスのなさ」。シビアなプロ仕様だからこそ、使い手のメンタル面をカバーできるリールであることが実は最優先なのだ。

極端に軽いルアーはスピニングのPEパワーフィネスに移行した現代、ベイトフィネスは実質総重量7~12g、ライン8~12lbが主役の時代になった。そこを最も気持ちよく扱えるようにしたのが「ナイトレイブン」である。

3月頃登場予定、REVIVEチューンの今江的Gravius最高機種『ナイトレイブン』。浅く巻くことで32mmのベイトフィネスフィーリング、巻き量を増やせば34mmのライブフィネスに適した「投げ・撃ち」両立の、汎用性も高いリールだ。
飛行するルアーの着水点を見ずにモニター画面で着水を見るブラインドキャスト、モニターにバスを捉えた瞬間に25m先の標的を確実に捉え、いかなる態勢からでもバックラッシュしにくくラインが浮きにくいクイックネス対応。 従来の6~7lbフロロではなく、8~12lbフロロでも十分な糸巻き量を確保。ルアーがやや重いとスプールの立ち上がりが早すぎて手前落ちしやすい従来のベイトフィネス設定ではなく、目標の着水点までルアーと神経がラインでつながったような、ルアーを最後にそっと置けるような感覚の粘りのあるブレーキング性能。それを実現したのがREVIVEの2段式スプールとブレーキシステムである。
REVIVEのコンセプトは、ベイトフィネスの性能に大きな影響を与えるのはスプール径やスプール重量以上に、フロロラインを巻いた時のフロロの重量、そして巻いた後のライン外周が慣性モーメント(遠心力で回り続けようとする力)に最も影響を与えるという考え方だ。すなわち浅すぎるシャロースプールは、スプール径が小さくても糸を巻くと逆に外径が大きくなりすぎるということだ。それほどフロロの重さは想像以上で、それはスプールを計測した後にフロロを巻いて再計測すればすぐに理解できる。
それほどベイトフィネスではフロロの重さと、巻く量による最外周の外径の拡大が、スプールの重量や裸の直径以上に大きな影響を与えるということだ。それを計算したうえでREVIVEのスプールは34mm径ながら、巻き量を45~50回転(35~40m)程度に抑えれば32mmに匹敵するベイトフィネス優先対応、65~70回転程度(約55~60m)に巻けばフルキャストやブラインドクイックキャストに気持ちよく対応するライブフィネス対応に設計されている。ローターの厚みと重量、シャフトの材質までにもこだわった、ABU公認チューナーでもあり日本を代表する匠が作ったスプールである。(ブランキングはLX992RSと同じになる予定)。

REVIVEの巻き量可変式スプール。武本代表のこだわりは「スプールの小径化や軽量化も重要だが、糸を巻いた時の実質外周径こそが重要」というコンセプト。ラインキャパ的にもライブサイトでのクイックなフルキャストに十分対応する。

REVIVEのコンセプトは、ライブフィネスなどの中間距離では65~70回転巻き(約55m)で34mm径の安定感。ベイトフィネスの近距離特化なら45~50回転巻き(約35m)で32mm径同等のフィネス感を得られるバーサタイル仕様だ。
以上が、すぐ買える!!今江的2026年春の大注目ベイトリール三選である。あとは自分のスタイルとお財布と相談して選んでみてほしい。

「ZENON LTX」は希少な30mm径で3万円台前半と、一台持っておくと色々使えるお買い得リール。一方、「ジェネレウス」はまさに「保守本流の高精度ピッチング戦略特化型」というのが私の印象だ























































