Galápagos連載「タカシマムザホルモンの【月刊】たいのきもち」

「この戦争を 終わらせに来た!!(ドンッ)」
すごく強い赤い髪の人も言っていました。四皇でもなんでもないタカシマムザホルモンですが、そんな僕にも終わらせたい争い、もとい“時代”があります。それが「タイラバ=バレる釣り」というあまりにも不名誉な一般常識です。
これから語るのはそんな時代をズバッと終わらせるうる話。丁寧にファイトしましょう!とか、ドラグをズルズルにしましょう!とかそういうレベルではない、タイラバという釣りの核心に迫る…かも知れない内容なので人によっては拒絶反応が出る可能性もあります…が、どうか蕁麻疹をさすりながら最後までお付き合いいただければ幸いです。
タイラバはバレる釣り?
ところで皆さんタイラバという釣りにどの程度のバラシ率を抱えていますか?
2匹に1匹バレる。3匹掛けて1匹獲れるかどうか…という方もいるでしょう。もはや運です!という方も少なからずいらっしゃるはず。これらを解決させる方法としてタイラバの教科書には大概このように書かれています。
「タイラバはバラシやすい釣り!キャッチ率を上げるためにバイトがあってもそのままゆっくり巻き続けましょう!ドラグは緩めが鉄則です!」

確かに正解のひとつかも知れないけど…
実際僕も今日初めてタイラバをします!という人にはそう伝えます…が、このドラグ緩めで巻き続けるというファイト方法、もちろん間違いではないのですが、個人的な見解を申し上げますと正解でもないんです。
あくまで…
・どんなタックルを使っているかわからない
・どの程度の技量があるかわからない
そんな相手に小難しいことは言わず、わかり良く一言で伝えるなら。という条件であればこれ以上ない大正解だと思います。が、ある程度タイラバをやってきた人がこのファイトを続けるのは正直もったいない…!キャッチ率も!タイラバという釣りの面白さも!もっともっと上がるのに!
この記事を読んで実践そして物にした時、あなたはきっとタイラバの事がより好きになるはずです。
それでは大解説に入りますが…そもそもなぜこの釣りはバレると言われるのでしょうか?まずはそこから紐解いていこうと思います。
真鯛という魚はなぜバレるのか?
我らが恋人マダイという魚、実はあらゆるターゲットの中でも断トツでキャッチが難しい部類に入ります。
例えば歯。サワラやタチウオのようなナイフ系の歯ではありませんが、前面には大きな牙、奥側は噛み砕いたりすり潰すのに適した人間でいう奥歯のような形状。それゆえに飲まれれば太いリーダーでも結構簡単に歯で切られてしまします。いわゆる玉飲みですね。
そしてそれらの歯を支える顎周りの強靭な骨。これが厄介で、骨に当たると本当に鈎が刺さりません。

大きくなるとより強固に
例えばウロコ。真鯛も黒鯛もそうですが、彼らのウロコは大きく硬い。それがびっちりと高密度でついています。これが口周りに鈎が刺さるのを徹底ブロック!防御力も高いですね。
例えば反発力。魚は身が白いほど瞬発力に優れると言われます。赤身のマグロやブリがグングングン!と引くのに対して白身の鯛やカワハギなんかはカカカカカ!首振りの音も全く違いますよね。素早く鋭い首振りと突っ込みが固い口周りに薄く掛かった鈎を外すのです。
このように改めて観察すると攻守共に優れるバランス型。基本的に鈎が刺さりにくい。刺さっても刺さりどころが悪いと切られる弾かれるでさようなら。これが真鯛という魚の難しいところです。
タイラバが特にバレやすいのはなぜか?
古くから日本人と共にあった魚、マダイ。そのおめでたい魚をなんとかして釣ろうと、全国津々浦々様々な釣法が確立されてきました。ひとつテンヤ、コマセマダイ、高仕掛け、フカセ釣り…など細分化したものを含めたらキリがないでしょう。

鯛の研究目的で海上釣り堀にもよく出没します。これがまた結構奥が深くて面白いんです。
では、それだけ多くの釣り方がある中でどうしてタイラバだけが突出して「バレやすい」というイメージが強いのか。それはズバリ、仕掛けと魚の相性の悪さです。先に説明した通り、そもそもマダイという魚はバレやすい構造をしています。他の釣法は餌を使って鈎を確実に口の中に入れ、貫通させることでその対策を突き詰めてきました。が…
“タイラバにエサはついていません”
もちろんです。ルアー釣りなので。「マダイの興味を誘った結果、なんやかんやあって口元に鈎が掛かった!」これが丸裸にされたタイラバという釣り。100%の食性ではない為、他の釣法と比べても「口内に鈎を届ける」という重要なファクターがアバウトになってしまうわけです。
結果、発生するのが固い口の周りや体に鈎が掛かり、鋭い首振りに耐えられずポロリ…。その他にもズルズルドラグでゆっくりファイトすることによりお祭りが発生→別角度からテンションが掛かりポロリ…だったり。そもそも鈎のすぐ上という一番振られやすい位置にヘッド(ウェイト)があることによってテコの原理でポロリ…などなど…
嗚呼タイラバ、バレる要素がてんこ盛り。
タカシマムザホルモン流 究極のフッキング術
「あえて言おう、究極であると!」
さて、本題です。勘の良い方はここまでの話を聞いてお気づきでしょう。そう。タイラバのバラシの原因は「鈎が刺さっていないから」です。鈎を正しい位置に正しく刺すことができれば、冗談抜きで世界が変わります。ビクビクしながら上げてくるドラグズルズルファイトとはもうおさらばしましょう。
ならば、どうしたら鈎は刺さるのか…?
答えは簡単。「アワセ」を入れるのです。タイラバにアワセはご法度。そんな時代は間もなく終わります。あえて究極のフッキングと呼ばせてください。現状これ以上の回答は用意できる気がしないほど自信のある技ですので。
では早速解説していきましょう!…の前に実際のフッキング映像を先に見てもらうとこの後の話が理解しやすいかも知れません。
手元はこんな感じ
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横から見るとこんな感じ
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ひたすら連チャンで掛けているのはこちら
出典:YouTubeチャンネル「Galápagos -ガラパゴス- 」
やっていることは意外と単純なのですが、おそらくこの映像だけ見て形を真似ると逆にバラし地獄になると思います。でも安心してください。それぞれの動きをパートごとに理解できれば単純な動きの分習得は簡単なはずです。
一連の動きはこうです。
① バイトが出たら鯛の口元まで鈎を送り込む(この時ドラグはズルズル)
② 口元に入ったタイミングでロッドを下に向け、一気にリールを巻いて糸ふけを回収&鯛にテンションをかける。テンションを嫌がった鯛が反転して走りだす(ドラグはまだズルズル)
③ 反転を確認したタイミングでグッとロッドを煽り、フッキング(スプールを指で押さえてドラグは完全ロック)
④ フッキング動作の中でファイト用のドラグを入れ、ファイト開始
ざっと追うと、こんな感じ。今回の話は特に動画を見ながらでないとわかりづらいと思うので↑の動画、絶対見てくださいね。それでは一つ一つの動きを解説していきましょう。
さぁこの記事のキモです。これら動作の詳細をお話します。
ちなみにすべての項目はタイラバスティックシリーズを元にしているので、皆さんがお持ちのロッドと必ずしも合致する条件ではないことをご理解ください。ただ、逆に言えばタイラバスティックなら100%の理論値を叩き出せるということです。
・バイトが出たらマダイの口元まで鈎を送り込む(この時ドラグはズルズル)
タイラバでフッキングをする人の多くは予めファイト用の強いドラグを設定しておき、そのドラグ値のままフッキングを入れる。という動きが多い、というか王道視されています。これ、活性の高い時期やファーストバイトでフックを噛みにくるようなエリアだといいんですが、例えば明石の海苔パターンや低活性時に良くあるネクタイの端からチビチビ齧る系のバイトが出る時は引っ張られるのを嫌がって離してしまうことが多々あるんですよね。
その対策として、僕はドラグを“かなり弱め”に設定。どれくらい弱いかと言うと、やや早めに巻いた時ギリギリ出るか出ないかくらいの弱さ。何グラム、とは決めていません。潮の強弱でも微妙に変わるためです。「ギリギリ普通に巻ける位」だと思ってください。
このドラグ設定だとロッドの繊細なティップも相まって相当弱いバイトでも本アタリに昇格する率が高いのです。それを特に実感するのは真冬の低水温期。そう、これからです。

海苔の時期は特にその恩恵が強い
弱いドラグで巻きスピードを落とし(これはその時々による)、確実にマダイの口元へフックをセットします。“この時、マダイのバイトに合わせてロッドをゆっくり下げられると次のステップが楽になるのでオススメ”です。
・口元に入ったタイミングでロッドを下に向け、一気にリールを巻いて糸ふけを回収&鯛にテンションをかける(ドラグはまだズルズル)
口元に入るとマダイが反転して下に走り出すので、合わせるようにリールをガーーーっと巻いて糸ふけを無くすと共にマダイにテンションをかけて、よりしっかりと下を向かせます。この時ロッドは“合わせ代”を作りたいので、必ず下に向けるようにしてください。理想はリールと鯛が一直線になるような角度です。
・反転を確認したタイミングでグッとロッドを煽り、フッキング(スプールを指で押さえてドラグは完全ロック)
しっかりと反転させました!ロッドも下を向けセット完了!さぁいよいよフッキングに入ります。ズルズルのドラグを一瞬で止める為、スプールを親指で押さえてロックしながらロッドをしっかりと曲げてフッキング!最高に気持ちのいい瞬間です。
…なのですが、実はここが一番難しいポイント。他の所は読まなくてもここだけは一言一句漏らさず読んで欲しいほど重要です。
まず大事なのがスプールの完全ロック。スタードラグを回していたら絶対に間に合わないので指でスプールを押さえたまま合わせます。この時ドラグは1㎜たりとも出しません。稀に良型がフッキング動作中に走ることがありますが、その時は瞬間的に指を離してテンションを開放してください。今「それどういうこと?」となった方はこの動画の15秒辺りにご注目。あまり無いのですがこの時たまたま撮れました。
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ここで注意点が2つあります。
1つ目…スプールを指で押さえる際、必要以上に力強く押えてしまうと最悪シャフトが曲がってリールが壊れます。最近のリールではほぼ無いと思いますが、ここで力むのは絶対にやめましょう。親指は添えるだけ。スプールをロックできる最低限の力で押さえるようにしてください。ちなみに僕のメイン機である2台、シャフトレスのダイワスティーズATW、シャフトのあるシマノカルカッタコンクエストDCを同じように使い同じだけ魚を掛けていますが、今のところ無事故です。
2つ目…フッキングの際はロッドの一番硬い箇所(バット)に重さが乗るところまで曲げてください。ここで柔らかいティップ~ベリーまでしか曲げられないと鈎が刺さりません。タイラバスティックのフルソリモデルならこれくらいはいきたいところ。

タイラバスティックR60&54は特に曲げていて楽しいロッドです。気持ちよすぎます。
曲げられないなら曲げない方が良い。というのが実は得策なほど中途半端なフッキングは逆にバラシの原因になります。ただし、タイラバスティックはそもそもが“誰が使っても本当にバラシの少ないロッド”なので、究極のフッキングが合わないな…という方はゆっくり巻きファイトでも十分にキャッチできるので安心してくださいね。
さて話を本線に戻しましょう。フッキングを決めるのは「バット」の仕事です。竿の曲がりが止まるから刺さる。ラインの放出が止まるから刺さります。自分の竿がどこまで曲がるのか?どこがウィークポイントなのか?事前に確認してしっかりと曲げてください。
ちなみにタイラバスティックはこんなに深く曲がります(あやみんに曲げてもらいました。6:50~にご注目)
もちろん過度な曲げは破損の原因になります。タイラバスティックのように深い曲がりを楽しめる竿もあれば、パキパキで曲がらない竿もあります。曲がらない竿を無理に曲げるといとも簡単に折れてしまうので、フッキングは自分の竿の特性を良く理解した上で行ってください。
また、フッキング=力強くロッドを振り上げる!というのは必ずしも正解ではありません。実釣動画を見ていただくとわかると思いますが、フッキングに力、スピードはさほど乗せておらず、むしろ意外なほどゆっくりに見えるかも知れません。大事なのは「曲げる」ことであり「力」ではないのです。え?難しい?そこを試行錯誤するのが楽しいんじゃないですか!
スプールをロックし、ロッドをぐーーっと持ち上げて曲げ込んだこの時!
このタイミングで初めてドラグをいじります。フッキングが決まっていればドラグはかなり強めに入れても大丈夫です。いや加減がわからないよ!という方も、初動は思い切って入れてみましょう。しっかりと鈎が刺さっていればそう簡単にバレることはないので、少し弱くしようと思ったらファイト中に調整したらいいのです。
僕はハンドルを持っている手の中指もしくは人差し指でチャッチャッチャと2~4回ほど入れるようにしています。ハンドルがあるので1回のチャッは最大半回転になりますから、スタードラグ1.5~2周分のドラグがこの時入ることになります…これ結構強いドラグ値です。
どれくらいかと言われると、激流シャローでかけた77cm相手にこれしか出ないくらい。
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逆にドラグを緩めるときは体や頭に掛かっている疑惑がある時。こればっかりはどう頑張っても刺さりきっていないので強いままだとポロっと取れてしまう危険あり。アタリ方や引きで何となくわかるので、怪しい時はちょっと緩めます。
一連の動作を解説するとこんな感じ。文字に起こすとなんだか小難しく見えますが、実際はそこまで複雑じゃない…はず…なので、タイラバフリークの皆さんなら1日の釣行で慣れると思いますヨ。
ところで究極のフッキング術、タックルやアシストフックも結構、いや…かなり?大事なんです。
魚を絶対!確実に獲れるタックル!というチートアイテムは存在しませんが、キャッチ率がハッキリと実感できるくらいあがるタックル、というものは事実あります。僕にとってはそれがタイラバスティック。
究極のフッキング術においてもその安心感は絶大で、タイラバにバラシやすいというイメージの一切が消え去った現スタイルの確立こそ、その証明かなと思います。
※たまにはバラしますよ。たまにね。

アイラブタイラバスティック
ではタイラバスティックの何がこのスタイルに向く要因となっているのか。それはズバリ“拾ってくる情報量の多さ”です。以前の記事でも「水中を感じる感度やマダイの口まで確実にフックを持っていけるフルソリッド特有の柔軟性」という話をしました。星の数ほどあるタイラバロッドの中でも、ここまで水中の情報を伝えてくれるロッドは稀有な存在だと思います。
情報を拾えるから口に入ったのがわかる=掛けどころがわかる。情報量の少ないロッドでは難しいだろうなと思うと共に、手前味噌ながら、これが2万円ちょいで売っているのはちょっと反則技みたいなものだなと。
繊細なティップ、魚をホールドするベリー、理想のフッキングを可能にするバット。各セクションの仕事がハッキリとしているのに、それでいて喧嘩はせず綺麗に曲がり込む。そういうロッドがあらゆる状況においてもやはり強いですね。
逆に向いていないのはパキパキの硬いロッド。もちろん硬い竿には硬い竿の良さ、強い場面があるのですが、このフッキング方法という面で見るとあまり向いているとは言えません。自動的に掛かる状態なら良いでしょうが、もはやバイトとも呼べないような極小のアタリを本アタリに昇格→更に掛け代を作って…という作業はかなり難しい。
さぁ鈎の話が出ると、来るところまで来たな…という雰囲気になりますね。本当は受け皿広く、鈎は好みです!と言えたらいいのですが、あいにく僕の受け皿は刺しちょこ程度のサイズである為納得いくまであらゆる鈎、またフックシステムを試してしまいました。
その結果落ち着いたのが今のスタイル「極小鈎3本ショート段差」です。

これが現在の最高到達点。それぞれの鈎は半個分ずらしています。
そして目指したのはこの状態。

これ、100点です
固い口の中や顔周りを避け、唯一柔らかく厚みもある唇への縫い刺し状態。これが100点満点で、こうなるとなにをどうしてもバレません。使用している鈎はがまかつ社の口太用「掛かりすぎ口太」。3本それぞれが別角度から刺さりにいけるよう、3本のアシストラインを束ねる作り方にしています。画像の魚は大きいので3本とも唇に掛かっていますが、レギュラーサイズなら2本が唇もしくはカンヌキ、1本が体を捉えることが多いです。

一本隠れていますが、上唇に掛かっています。見えている残り2本が下唇とカンヌキ上を横から捉える形
僕のアシストフックもとい「鈎」に求めるものはこう。
・固い歯の内側ではなく、柔らかい唇を狙えること。
・ネクタイの泳ぎを邪魔せず、且つネクタイに沿えるよう小さく細く軽い鈎であること。
・大型の鯛相手でも曲がらないこと。
これらの条件にピッタリだったのが掛かりすぎ口太でした。
鈎は立たないと深く刺さりません。これを魚任せにするか、人間が仕掛けるかの違いがフッキングという行為。ドラグズルズルファイトは完全魚任せなので「掛かってるか掛かってないのかわからない」まさにシュレディンガーの猫状態です。
逆にフッキングを理想のタイミングで仕掛けることができれば真鯛とのファイトを存分に楽しむことができるのです。掛かっている!という確信がありますからね。また完璧に掛かってさえいれば強引に止めたりポンピングしたり、大型の魚に対しても優位がとれ、結果的に記録更新への近道!なんてことも。

もちろんこの術は真鯛以外にも有効です
究極のフッキング術が合わない条件
中々ボリューミーな記事になってしまいましたが、これも忘れずお話ししなければいけません。
このフッキングが合わない、逆効果になる条件についてです。以下の条件に当てはまる方にはあまりオススメ出来ませんのでご注意ください。
① 太軸の大型フックを使っている
太軸大型フックは硬いキンキンのロッドで合わせるのにはいいと思います。先にお話しした硬いロッドの強い場面、ですね。
② アウトバーブフックを使っている
カエシが鈎の外側についているアウトバーブフック。この鈎はそもそもフッキング禁止!と言われるほど。もちろん試しに買ってフッキングしまくり、バラシ散らかしました。先人は偉大です。フッキングしなければ普通に獲れるので相性ですね。
③ ディープタイラバ
合わない、というよりこれは未知数。要研究です。
④ 胴まで曲げると折れるロッドを使っている。
曲げちゃダメです。あくまでも自分のロッドの特性を十分理解した上で行ってください。折れても責任取れません。
これくらいでしょうか。心配な方、いきなり100%の状態に近づけたい方はタイラバスティックの導入をオススメします。
まとめ
これが流行ればついにやってくるタイラバ新時代。道具はこの10年で急激な進化を遂げました。次は我々人間の番です。フッキングが決まればファイトに余裕が生まれ、タイラバは今より10倍楽しい釣りになるはずですよ。

























































