狙い方次第でロク越え。ガイド前田の冬のモンスターゲーム

2025年12月26日連載：ガイド前田「琵琶湖デカバス大追跡」

前田純（ガイド前田）（Maeda Jun）プロフィール

マザーレイクでドデスカンサイズを追い求める、ガイド前田の愛称で親しまれる超ベテランガイド。スポンサーはデプス、ダイワ、次元、ハヤブサ、レインズ、ホンデックスなど。愛知出身・滋賀在住。

冬のモンスターゲーム

みなさんどーも、ガイド前田です。ビシバシ釣っちゃってますか？

もう年末！早いですなぁ。秋でもなく冬でもない感じの琵琶湖が続いていましたが、先日の寒波でやっと水温が下がり一気に真冬モードへ突入。スライドスイマー250への反応が良くなってきました！

…って原稿を書いてるこの時点で大阪で20℃を記録するなど、年末としては異例の暖かさ（暑さ？）を記録していて、琵琶湖の上から見る比良山系の積雪も解けてなくなってしまいました。体感的にも比較的暖かい冬だなぁって感じております。

かなりの確率でロク越え

そんな最近の琵琶湖ガイドですが、何といってもメインは「newスライドスイマー250」。減水とウィードの多さでやりにくさはMAXクラスですが、ちゃんと使いこなせるとかなりの確率でロク超え、ロクゴー超えが出ちゃうという昔から恒例の冬のモンスターゲーム。

ただ、前回のこの連載にも書いた通り魚が少ないのか、例年と比べると反応が良くない感じは否めません。とは言え、昨今の琵琶湖は年中そんな感じだし、ましてや冬のオタマデラックス狩り。ゼロワンゲームなのは百も承知。やりきるべし！です。

このスラスイ250を使ったオタマ狩りなんですが、実は同じ人ばっかりに釣れるんです。その差はズバリ「使い方」。使い方＝泳がせ方が、その日その時の条件に合うとウソのように反応してきます。

先日のガイドでも、2名のゲストさんで1名は6バイト2フィッシュ、もう1名はアタリどころかチェイスすらありません。1名が上級者でもう1名は素人さんとかではありません。お2人ともにビッグベイト上級者。ただ、その日その時の状況に対して泳がせ方(使い方)が合っているか合っていないかってだけ。それを目の当たりにすることで引き出しも増やせます。減水とウィードの多さ、そして水も濁っているという例年にはない状況。場所によっても使い方を変えて対応していかないと特大オタマデラックスには出逢えません。

それらを全てやって仕留めた魚は記憶にも記録にも残ることでしょう。みなさんも是非とも真冬の250ゲームにチャレンジしてくださいね！