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冬の切り札「旧コイケ」を素材別に使い分ける!

寄稿:兜森 陸
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こんにちは!HIDEUPスタッフの兜森です!

気温が下がり水温も一桁台に突入。秋から冬へと季節が進み、だんだんとバイト数の減る難しい時期なってきました。寒くて布団が恋しく朝起きるのも辛いなか、それでも釣り場へ行かれる皆さまの力になるルアーとリグを紹介したいと思います。

兜森 陸(Kabutomori Riku) プロフィール

霞ヶ浦水系を中心に活動する若手のホープで、ハードからソフトまで巧みに使いこなし日々釣り歩く。 2023年陸王オープンではCブロック3位、霞水系1位という実績も。

冬に効く「旧コイケ」シリーズ

力になるルアーとリグ、僕の中では「旧コイケ」シリーズです。

旧コイケ

旧コイケ ソフトマテリアル

ラインナップとしては、以前から発売されているオリジナルの「旧コイケと、今年発売となった「旧コイケ ソフトマテリアル」の2種あります。

ここでお話しするのは、それらをスモラバやガード付きジグヘッドにつけたものになります。

マテリアルによる使い分け

この時期のバスの傾向としては水温が低いため、あまり動かずにカロリーのあるボリューミーなものを食べたいはずです。食わせ力の高いスモラバ×旧コイケのピリピリ感、多毛によるボリューム感がまさに今の状況にマッチ。これが旧コイケが冬に効く理由です。

では、オリジナルとソフトマテリアルをどうやって使い分けるのか?について。いずれも同じサイズ感の同じルアーではありますが、マテリアルによる違いは確実あります。そして、その特長をいかに引き出すかがキモとなります。

個人的使い分けとしては、水温が低下していくにつれて“ソフトマテリアル”の出番が多くなっていく印象。晩秋などの回遊性が高い時は、バスに見つけてもらうため水押しの強いオリジナルを使いますが、寒くなると回遊性が低くなり、カバーにタイトに着くようになります。そこでカバーに入りやすいソフトマテリアルを使うことが多くなります。

ソフトマテリアルを使う理由はもう一つ。寒くなると水がクリアアップしてきてバスの警戒心が強まる=吸い込みが弱くなるんですね。ソフトマテリアルの方が柔らかいので吸い込みやすく重宝します。

リグと使い方について

続いては具体的なリグについて。スモラバ、ジグヘッド共通して3〜4.5g程度のものを使用しています。カバー周辺で使うことが多いので重い方がカバーに入れやすいからです。

そして、動かし方はまんま“吊るし”。上から細かくシェイクしながらゆっくり落としていきます。なので誰でも真似しやすいと思います。

タックルセッティング

タックルセッティングでのキモは、ラインは必ずPEラインを使用してください。カバー周りで使用するので強度が高く伸びの少ないPEラインの方がキャッチ率が高くなります。

ロッドはスピニングで使っているのは「MACCA Red Signature Series HUMRS-63MLST/RS」。

HUMRS-63MLSTRS

また、ベイトの場合は「MACCA HUMC-66MLST」を使用しています。

HUMC-66ML

厳しい日が続きますが、行かなきゃ魚は釣れませんからね!ぜひ「旧コイケ」シリーズを使って、貴重な冬バスをゲットしてみてください!

ハイドアップ(HIDEUP )

現役トッププロ吉田秀雄が代表をつとめる琵琶湖そば滋賀県大津市を拠点とするルアーメーカー。 異例のロングランヒットを続けるスタッガー・オリジナルをはじめとする、スタッガーシリーズやHUクランクシリーズなどのワーム、プラグやロッド「マッカ・シリーズ」など、こだわりのアイテムを多数輩出。
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