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【リアクション+食わせ】冬こそ試したい「ワインドの釣り」

寄稿:ほらほーでぇ久次米
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みなさんこんにちは。ほらほーでぇ久次米です。

さぁ、寒くなってきていよいよ冬!ということで、今回は流行しつつある冬の「ワインドの釣り」をご紹介します。

久次米 良信(Kujime Yoshinobu) プロフィール

ニックネーム:ほらほーでぇ 2013年から2022年までJBNBCのトーナメントに参戦。10年連続表彰台達成し翌年からトーナメントを休止中。経験を活かしバス&ソルトの幅広いジャンルに精通する。 「ソルトクランク」の第一人者でもある。1979年7月生まれ 徳島県在住

冬×ワインド

近年、バス釣りでも流行してきている「ワインドの釣り」。

僕がワインドの釣りを始めたのは4年くらい前。“メタルの代わりになる物ってないかなぁ?”と思っていた時に、海釣りでよくやっていたワインドの釣りをライトウェイトでコンパクトなソフトルアーでやってみた訳です。すると…

釣れるんです。使ったジグヘッドはDECOYの「デルタマジックヘビー」。5gでフックサイズは#3です。

キモはジグヘッドにあり

画像を拡大 sv-51h_01pkg.jpg

ワインドの釣りで重要なのはジグヘッドです。バス用として頭が三角になったワインドヘッドというのは、まだあまり発売されておりません。どうしてもアジ、メバル用のワインドヘッドが多いんですね。

そんな中で、この「デルタマジックヘビー」はフックサイズ3番からフック線径がやや太くなっており、他サイズに比べ曲がりがまだ少ないんです。…と言っても、ムチャできるほどは強くないのでドラグ調整は必要。

ワインドヘッドを選ぶ際に重要なのは、フックの強度以外にフォール姿勢がきちんとしているモノを選ぶこと。これがもっとも重要です。フォール中に水を受ける訳ですが、その際に裏面にきちんと水を受けられるように“フラットな部分”があるかとうか。これで姿勢が全く違ってきて、釣果に差が出てきます。

アクションを加えてテンションフォール…その繰り返しがメインなので、食わせの間できちんと水を受けてやることが大事なのです。

ヘッド形状とフックの強度で最近良さそうなのがDUOさんの「BRヘッド」。ウェイトもバスにちょうど良い3g・5g・7gがあり、そもそもシーバス用なのでフックの強度も良さそう。ただ巻きでも使える形状になっている点も特長です。

ワームは何を使う?

使うワームですが、リアクション要素の強弱で使い分けます。

リアクション【弱】

リアクションの要素がそこまで必要ない時に、今まで使ってきたのが「スタッガーオリジナル」2inch2.5inch

スタッガーオリジナル2インチ

こちらのワームはリーリングでのリフト&フォールでも使えるのが魅力。12月現在そこまでリアクションがいらない日もあり、そういった場合はこちらがオススメ。中途半端に魚が浮いてそうな時はリーリングでもリフト&フォールが有効となります。ボトムワインドから中層ゲームまで幅広くこなせる汎用性の高いワームです。

リアクション【強】

水温がさらに下がってきて釣りがリアクションメインになるときは、スタッガースティック3.3inchを使用。

スタッガースティック3.3インチ

これは僕の友人のサタン氏がワインドで良く釣っていたワームで、取り入れてみたところ…即座に釣果に繋がりました。

スタッガースティック3.3inchのセッティングですが、僕はこんな感じで頭を少しカットして刺してます。

別にカットしなくても大丈夫なのですが、こうする方が刺しやすいかと思います。

ワインドとスタッガースティックのパニックアクションが融合。左右の飛びも良く、ワインドヘッド形状によって良い姿勢でフォールして食わせになる。これからの厳しくなってくる冬、ワインドゲームを取り入れてみてはいかがでしょうか?

参考タックル

ロッド:UL〜MLクラスのスピニングロッド
ライン:PE0.4〜0.8号
リーダー:フロロ4lb〜8lb

ハイドアップ(HIDEUP )

現役トッププロ吉田秀雄が代表をつとめる琵琶湖そば滋賀県大津市を拠点とするルアーメーカー。 異例のロングランヒットを続けるスタッガー・オリジナルをはじめとする、スタッガーシリーズやHUクランクシリーズなどのワーム、プラグやロッド「マッカ・シリーズ」など、こだわりのアイテムを多数輩出。
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