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ラーテル77【Rater77】ブラックライオンから注目のNEWコンセプト・オカッパリエギングロッドが登場!

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ちょっと気になる新作エギングロッドがあるので、ご紹介!それは…

Rater77  ラーテル77【ブラックライオン】

2019年3月上旬登場予定

このラーテル77というロッド、オカッパリの新作エギングロッドなんだけど何で気になったのか? なんだけど…。

 

価格は45,000円税別

ブラックライオン公式ラーテル詳細ページはこちら

ブラックライオン(BLACK LION )

和歌山県田辺市を拠点とするSWルアーメーカー。 エギングやティップランでアオリイカををターゲットとし、フィールドでの実釣を積み重ねたアイテムづくりを心がけた開発を展開。 またイカメタルゲームでのケンサキ(マイカ)釣りやタイラバで狙う真鯛釣りに関するアイテムなども輩出中!

 

一番最初は、ボートエギングなどで有名なブラックライオンが、初めてオカッパリロッドを出す!っていうのに食いついたんです。

で、さらに…7ft7inchというショートロッドなのに、かなり曲がるロッド!っていう点も気になったんです!

 

そんな感じのとっかかりで気になってしまったというわけ。

 

で、先日、開発者のブラックライオンの山本康平さんに直接お会いする機会があったので、ここぞとばかりに色々と、このロッドについて、根ほり葉ほり伺ってきました!

話を聞き終えた感想はというと、かなり斬新なオカッパリエギングロッドだったんです!!

 

 

ラーテル77はラインテンションを掛けた時にエギの重みや潮流の強さ、そしてイカのアタリを超高感度で感じ取れるロッドを目指して開発されたロッド

まずどんなロッドか? 全体的な特長を簡潔に書いてみると。

ラーテル77はラインテンションを掛けた時にエギの重みや潮流の強さ、そしてイカのアタリを超高感度で感じ取れるロッドを目指して開発されたロッド!

それを実現するために、けっこう特殊なセッティングになっているんです!

具体的にいうと…

●かなり柔らかめでキレイによく曲がる胴調子のブランクス!
●バットは粘りがあって超パワフル
●ティップには高弾性カーボンソリッドを採用
●7ft7ftとオカッパリロッドとしてはショートレングス

これまでのエギングロッドでは、上記の4要素を同時に取り入れたロッドってなかなかないセッティング!

普通、柔らかい曲がるロッドって、感度がでにくい傾向があるけど、それを高弾性カーボンが補って、手感度UPにつなげてある印象!

あとそこにパワフルさも持たせてるっていうのがかなり斬新な感じでした!

 

ちなみにガイドは全てトルザイトリング。
穂先に向けて小径ガイドを配置することで、振り抜けの良さ・感度の良さを実現。曲がるブランクス対して自然なシングルガイドが選択されています

 

ラーテルのコンセプトの1つ「エギを安定させる」とは?

もう少しこのラーテルについて詳しくみていくと、山本さんいわく開発コンセプトとしては大きく2つあったとのこと。

それは「エギを安定させやすいロッド」、そして「アタリがとりやすいロッド」という2点。
まず1つめの「エギを安定させやすいロッド」という点なんだけど、どういうことかというと…。

「基本的にエギが安定していないと、イカがエギを抱く確率が下がる」という点を重視!

エギが潮流などによってフォール・ステイ中に不安定な動き、姿勢になるのを防ぐべく、柔らかくて粘りのあるブランク設定にして、ロッドがラインから伝わるテンションを吸収してエギが安定するようにしてあるというわけ。

そうすることで今まで以上にエギが安定してイカがエギを抱いてもらうチャンスが大幅に増えるとのこと。

エギの姿勢が安定してるってことは、イカにとって自分の存在が気づかれていないって感じて、警戒心を解いて、より抱く行動に出やすくなるのは間違いないようです!

 

もう1つのコンセプト「アタリをとる」

そしてもう1つのコンセプト「アタリをとる」については…

全体的には柔らかい胴調子なんだけどティップ部には高弾性カーボンソリッドを採用!

それによってよりアタリが明確に出るように設定してあるとのこと。

もちろんアタリだけじゃなくて潮流やボトムなどを察知する感度ももちろん同時にアップしているとのこと!

 

 

この2つのコンセプトを取り入れたラーテル77の開発には、山本さんが和歌山県田辺を拠点とする遊漁船「サウスカレント」(ボートエギング、イカメタル、ジギングほか)でキャプテンとしての長い間の経験がベースとして役立っているとのこと。

お客さんにイカを釣ってもらうには、やっぱりエギを安定させること、そしてアタリを感じとってもらうことが最重要のようで、それを毎日にように感じていたそうな!

そんな「エギの安定」「アタリを感じること」を実現するためには、やっぱりロッドの役目は大きいと感じていたとのこと。

それは、ボートだけでなくオカッパリのエギングでも全くおなじことがあてはまることとのことで、そんな経験、思いがラーテルにはスペックとしてガッツリと組み込まれているとのこと!

 

間もなく発売のラーテル77、オカッパリで使ってみたいですね!

 

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