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事前にセレクトしたロッド1本のみ使用OKというルールでの大会「One ROD MEETING in大江川、ヨット池&牛池」を開催!気になる結果は?【水野浩聡のワンモアフィッシュ】

連載:水野浩聡のOne more fish
寄稿:水野浩聡
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水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

こんにちは‼︎ 水野 浩聡です!

こんにちは‼  12月中旬というのに、体感的にはかなり暖かく感じられる日がここへきて続いていますね。
年末までの天気予報を見ても、もう一段階気温が下がる予報ではありますが、強烈な寒波がくる予報もなく、むしろ2桁の最高気温が続くような予報となっているので、メリハリがあまりない状態で年末年始を迎えることになりそうです。

事前にセレクトしたロッド1本のみ使用OKというルールの大会!
「One ROD MEETING in大江川、ヨット池&牛池」を開催しました!

そんな中、先週12月14日(日)には、大江川に加えて隣接するヨット池&牛池も競技エリアとなった【One ROD MEETING】が開催されました(50名が参加)‼

この大会は、いつも僕が開催させていただいているハードルアーのみを使った大会とはルールがそもそも異なっていて、競技中は事前にセレクトしたロッド1本のみの使用。 そして使用するルアーに関しては、殿堂入りしたアラバマリグ以外なら、ハードソフト問わず何でもOKというルール(リミット2本の合計長寸)。

当日の天候は、朝方まで雨が降った後に、10時過ぎくらいから北西の爆風が吹き荒れる一日となったので、デカいのを強い釣りで狙う方にとってもチャンスとなりそうなタイミングかと予想されましたが、結果やいかに…。

50名が参加! 気になる大会結果は?
(リミット2本の合計長寸)

・優勝…30.5cm+24cm=54.5cm
ヴィローラマイクロ(ホバスト)を吊るしで7尾キャッチ

※東大江川足元縦スト、西大江川アングラーズパーク前の足元付近に、ヴィローラマイクロ(ホバスト)を吊るしで上から落としていって計7本キャッチ。

・2位…21.5cm+32cm=53.5cm
、D2ホッグDS(0.9〜5g)で計11尾キャッチ

※西大江川セブン裏、東大江川足元カバーに、D2ホッグのDS(0.9〜5g)を落としていき、計11本ものバスをキャッチ。

・3位…48cm+0cm=48cm
リズムウェーブ3.8″+ブレディー1.8gで今大会最大魚をキャッチ

※大江川石亀橋付近で、朝イチに「リズムウェーブ3.8″+ブレディー1.8g」を巻いてキャッチ。今大会最大魚。

上位3名は以上の通りとなりました。

全体的に弱めのアクションのルアーでの食わせ、リアクションで釣果がでていました

クリアアップ&減水が進む大江川とヨット池は、この風を利用してフィーディングに入る可能性が普段よりも高まるのでは? という予想と期待はしてましたが、やはり現状は光量が上がると横移動するバスの量が非常に少なく、フィーディング狙いで強めの巻きモノで狙っていたアングラーさんは苦戦。

この時期、定番の強波動系シャッドテールは、やはり現状だと遅すぎることや、パワーがありすぎてチェイスやミスバイトで終わるケースがほとんど。 荒れても、釣れる時は、夕方の暗くなる寸前にやっと…という感じが多いです。

それを象徴するかのように、丁寧に水深のある足元の縦ストを攻めていたアングラーや、条件の良いカバーでの”吊るし”、シャッドテールでも弱めの部類に入るアクションのものが活躍。 全体的に弱めのアクションのルアーでの食わせ、リアクションで釣果が出ていました。

いまいち釣果が伸びなかった大江川とヨット池に比べ、水に色が付いた牛池では、朝からたくさんのアングラーが訪れていたものの、釣果は1本。 全体的にバスが散り散りな牛池では、効果的なフィーディング場所が浮き出にくく、狙いが絞りにくい状況だったようです。

ロッド1本ルールで、ベイトロッド使用率が80%、スピニング20%という比率!
リミットメイク者2人。(2/50) ウェイイン者8人(8/50)

ロッド1本ルールで、ベイトロッド使用率が80%、スピニング20%という比率。 風を考慮して、強めの展開を組む方が多かったです。 リミットメイク者2人。(2/50) ウェイイン者8人(8/50)。

という具合に、荒れても、このクリアアップが結構難易度を高くさせていた印象です。 そして、まだまだアベレージサイズもしっかりと狙えば口を使ってくれる季節だけに、その釣りに徹した方がかなりの数を釣られていたのも印象的。

 

私も大会中に少しだけ釣りを実施!
日が出てきてから、パワーフィネスでのカバー攻めに徹して2尾キャッチ

ちなみに、水野も大会中少しだけ釣りをしましたが、ここ数日の大江川水系のイメージ的に、大会時間内にフィーディングを狙うのが結構リスクのある戦略だと感じていたので、日が出てきてからのパワーフィネスでのカバー攻めに徹して2本キャッチ。 良い個体がカバーに入るタイミングも、なんとなく雰囲気を感じ取れていたので、水深がある風裏のカバーの中で合わせていってグッドサイズもキャッチすることができました。

ビーク2.3g+ジミーヘンジ42高比重

この辺は12/17にInstagramで投稿させていただいた、この12月中旬までの大江川でのパワーフィネスのキモをご覧いただけたら嬉しいです。キーは、ほとんどがアプローチにあります‼

ということで、まだまだ水温が落ちきらない、寒波もそんなに強いものは見込めない、そしてフィールドは減水とクリアアップ…ということで、まだまだ冬の一発勝負の手立てでもある大きいもの、強いものだけに頼らない方が結果的にバスが釣れてくる状態が年始くらいまではダラダラと続きそうな気配がしています。

💡主催大会ご案内
1月3日(土)に、【新春🎍BIG FISH BATTLE 中部4フィールドキャノンボール方式】を開催

すでに、Instagramでも告知&予約を開始しましたが、年明けの1月3日(土)に、【新春🎍BIG FISH BATTLE 中部4フィールドキャノンボール方式】を開催させていただきます‼
開催概要や予約方法などぜひご確認いただき、新年から釣りを楽しみたい方はぜひご参加くださいね‼

 

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もちろん表彰後は、フィールド状況の考察にもしっかりと時間を使い、今のこの中部水系の傾向を丸裸にしようと思っておりますので、次の釣りにも大きく役立てていただけるかなと思っております。

 

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