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今江克隆のルアーニュースクラブR「2026新製品!リールが!ワームが!ハードベイトが!ピュアフィッシングの本気度がやばい!」 第1266回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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MAXセント

他にもバークレイではMAXセントの新製品が目白押しで今回はとても紹介しきれないが、2026年は市場をMAXセントが席巻することは間違いないだろう。その中には日本のフィールドをターゲットにした独自開発の注目ワームも数点登場し始める。

その一つが「連結沈み虫」こと「ビートルブラザース」だ。

なんとも安直なネーミングだが、単体でも3連結でも使い方のバリエーションはとても興味深い。これがMAXセントジュース「つゆだく」仕様なのだから脅威である。

ビートルブラザースってシオタン(塩タン)に続くぐらいなめたネーミングだが、このデザインでMAXセントは戦闘能力バリ高だ。

実は自分も来季Top50戦用に2種類のMAXセントワームをリクエストしており、実戦投入がとても楽しみである。

Abuの新型リールが!

さて、ここまで要注目のピュアフィッシングのルアー&ワームを紹介してきたが、実はもっと衝撃的なのがAbuの新型リールである。

昨年リリースされ、まさかの入荷即完売というアンチバックラッシュシステム搭載で話題のAbu/MAX X-EZ CASTも実際に本日使ってみてけっこう使える性能に笑わせてもらったが、Abuの次世代新型モデルには思わず「マジっすか!?」と声が出てしまうほど、衝撃的なものだったと報告しておこう。

まさかの入荷したら即完売というバックラッシュしないベイトリールAbu X-EZ CAST。奇天烈機構だが、Abuの新機構へのチャレンジ精神には昔から感服する。今の最先端リールも元ネタAbuってメチャクチャ多いのだ。

通称パタパタと呼ばれるアンチバックラッシュシステム。実際に投げてみると確かにサミングしなくてもバックラッシュがほぼ起きない。起きても軽くラインを出すだけで即直る、初心者には嬉しいベイトリールだ。

ルアーがゆっくり落ちるくらいにメカニカルを締め、アンチバックラッシュスイッチをONにして投げるとパタパタ機構が立ち上がり機械的にサミングしてくれる。思いっきり投げても確かにほぼバックラッシュしなかった。

決して初心者向けのX-EZ CASTのような奇をてらったネタ機構ではない。

世界同時発表のメーカールールが厳格に敷かれているため、モザイクなしでの公式発表は3月まで完全にマル秘なのだが、まさかAbuがそう来るか!と良い意味で二度驚かされてしまった。 「二度」というのがミソで、今江的には最先端フォルムに最先端テクノロジーも驚きだが、それ以上にノスタルジーとテクノロジーの融合がまさか早期に具現化するとは思ってもいなかったとだけいっておこう。

50年以上バス釣りを続けているアングラーなら涙モンである。

3月世界同時初公開まで完全非公開令が敷かれた2026年新型Abu。まさかAbuがアレをやってくるとは今江的にも全く想像もしていなかった。そしてアレの復活も…間違いなく驚きます。

さらにはスピニングモデルもZENON以来、劇的な進化を果たして目の前に現れた。まさかの今江的超必須機構まで織り込んだ次世代スピニングは、これからの最終開発次第だが価格的メリットがでるなら十分に国産ハイエンドの対抗製品になれる可能性をはらんでいると思えるものだった。

2026年は何かとアツい年になりそう

今回のピュアフィッシング新製品プレゼンを受け、ピュアフィッシングが自分を契約選手として再び戻した理由が分かった気がした。それだけ本気で日本市場に取り組もうという気概が感じられた。

2026年は何かとアツい年になりそうである。

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