寒さが本格化し、シーバスゲームもテクニカルな季節に。 この時期は、活性が低下し、吸い込みが弱かったり、皮一枚でバレてしまったりと、アングラー泣かせな場面も多いもの。
そんな冬特有の悩みを抱える時にこそ、試して欲しいロッドが天龍の「SWAT(スワット)」。
スワット【天龍】

天龍のフラッグシップシーバスロッド「スワット」。「進化した個性」をコンセプトに、現場主義で磨き上げられたシリーズ。
最大の特長は、「C・N・T(カーボンナノチューブ)」素材を採用したブランクス。 カーボン繊維同士の結びつきを強固にすることで、ロッドの「ネバリ」を底上げしています。これにより、一般的なロッドに比べて「ヘタり」を抑制してくれるため、シャープな使用感が長期間続くのも嬉しいポイント。
それぞれ個性のある9モデルがラインナップされていますが、今回紹介する冬におすすめのモデルは「SW932S-LML」。

天龍フィールドテスター渕上 大輔さんも「SW932S-LML」を使って繊細なシーバスゲームを攻略!出典:Instagram「daifuchigami」
| 品名 | タイプ | 全長 ( m [ft]) | 継数 | 仕舞寸法 (cm) | ルアーウェイト (g) | ライン (lb) | ライン (PE/号) | 自重 (g) | 本体価格 |
| SW842S-LML | S | 2.54[8’4″] | 2 | 131 | MAX 30 | MAX 16 | MAX 1.2 | 130 | ¥52,500 |
| SW922S-M | S | 2.79[9’2″] | 2 | 143 | MAX 45 | MAX 20 | MAX 1.5 | 170 | ¥57,500 |
| SW932S-LML | S | 2.82[9’3″] | 2 | 144 | MAX 35 | MAX 16 | MAX 1.2 | 140 | ¥55,000 |
| SW972S-ML | S | 2.92[9’7″] | 2 | 150 | MAX 40 | MAX 16 | MAX 1.5 | 171 | ¥57,000 |
| SW1072S-ML | S | 3.23[10’7″] | 2 | 166 | MAX 45 | MAX 16 | MAX 1.5 | 175 | ¥62,500 |
| SW1163S-M | S | 3.51[11’6″] | 3 | 121 | MAX 50 | MAX 25 | MAX 2.0 | 225 | ¥72,000 |
| SW1253S-MMH | S | 3.78[12’5″] | 3 | 131 | MAX 55 | MAX 30 | MAX 2.0 | 266 | ¥74,500 |
| SW842B-ML/M | B | 2.54[8’4″] | 2 | 131 | MAX 60 | MAX 25 | MAX 2.5 | 129 | ¥53,500 |
| SW932B-ML/MH | B | 2.82[9’3″] | 2 | 145 | MAX 70 | MAX 30 | MAX 3.0 | 152 | ¥57,000 |
天龍公式「スワット」詳細ページはこちら
冬のシビアな展開に「SW932S-LML」という選択
そんなスワットの中で、冬の繊細なシーバスゲームにおすすめなのが「SW932S-LML (Tidal Walker)」。 港湾部での操作性に長けたモデル「SW842S-LML」を9ft3inにロング化し、遠投性能をプラスした一本。

冬場は水質がクリアになり、魚の警戒心も高くなります。不用意に近づけばすぐにスレてしまいますが、かといって8ft台では届かない橋脚や潮目などのポイントも狙いたい。
そこで武器になるのが、9ft3inという絶妙なレングス。 10g前後の軽量ルアーでもしっかりとブランクに重みを乗せて、ポイントまでアプローチが可能。冬のシビアな状況にこそ狙いたい、他のアングラーが手の届きにくいポイントまでキャストすることができます。

遠投と繊細さの絶妙バランス
ルアーがポイントに届いても、冬のシーバスは活性が低く、繊細なアプローチが求められます。SW932S-LMLが目指したのは、ピンポイントに撃ち込んだ後、8ftクラスと同じ感覚でルアーを操れること。この操作性こそが、シビアな冬の魚を引き出す鍵になります。

なぜ操作性に優れるのか、それはバット部の高弾性カーボンと調整された強めのテーパー設定によるもの。もちろん、ただ硬いだけの「キンキン」な高弾性ではありません。
適度に潮の抵抗を感じられる絶妙な感度設定により、遠くのポイントでもルアーの位置を見失わず、繊細なドリフトやアクション入力を可能にしています。
小型フックを守り抜くブランクスの「ネバリ」
さらに、無事にフッキングしても、油断できないのがこの時期。 冬に使われる軽めのミノーには、#6や#8といった小型・細軸フックが付いていることも多く、強引なファイトだとバレてしまうことも。

ここで真価を発揮するのが、天龍独自のC・N・T素材による「ネバリ」 。ロッド全体がバネのように衝撃を吸収し続けてくれるため、魚が急に暴れてもテンションが抜けにくく、常に一定の負荷を掛け続けられます。
薄皮一枚の際どい掛かりや、伸びやすい細軸フックであっても、安心してランディングまで持ち込める。この「バラシにくさ」こそが、SW932S-LMLが冬の切り札となる理由の一つです。
冬のシーバス攻略の一本に
遠投&操作性の良さでタフなシーバスを誘い、ネバリ強いブランクでバラシを防ぐ。 SW932S-LMLは、冬の貴重な一匹を獲るための要素が詰まったロッド。 ぜひこの冬はスワットと共に、フィールドへ繰り出してみてはいかがでしょうか。






















































