ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【冬の繊細なシーバス攻略】飛距離&操作性を両立するシーバスロッド「スワット」

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

寒さが本格化し、シーバスゲームもテクニカルな季節に。 この時期は、活性が低下し、吸い込みが弱かったり、皮一枚でバレてしまったりと、アングラー泣かせな場面も多いもの。

そんな冬特有の悩みを抱える時にこそ、試して欲しいロッドが天龍の「SWAT(スワット)」。

スワット【天龍】

発売中

天龍のフラッグシップシーバスロッド「スワット」。「進化した個性」をコンセプトに、現場主義で磨き上げられたシリーズ。

最大の特長は、「C・N・T(カーボンナノチューブ)」素材を採用したブランクス。 カーボン繊維同士の結びつきを強固にすることで、ロッドの「ネバリ」を底上げしています。これにより、一般的なロッドに比べて「ヘタり」を抑制してくれるため、シャープな使用感が長期間続くのも嬉しいポイント。

それぞれ個性のある9モデルがラインナップされていますが、今回紹介する冬におすすめのモデルは「SW932S-LML」。

天龍フィールドテスター渕上 大輔さんも「SW932S-LML」を使って繊細なシーバスゲームを攻略!出典:Instagram「daifuchigami」

品名 タイプ 全長 ( m [ft]) 継数 仕舞寸法 (cm) ルアーウェイト (g) ライン (lb) ライン (PE/号) 自重 (g) 本体価格
SW842S-LML S 2.54[8’4″] 2 131 MAX 30 MAX 16 MAX 1.2 130 ¥52,500
SW922S-M S 2.79[9’2″] 2 143 MAX 45 MAX 20 MAX 1.5 170 ¥57,500
SW932S-LML S 2.82[9’3″] 2 144 MAX 35 MAX 16 MAX 1.2 140 ¥55,000
SW972S-ML S 2.92[9’7″] 2 150 MAX 40 MAX 16 MAX 1.5 171 ¥57,000
SW1072S-ML S 3.23[10’7″] 2 166 MAX 45 MAX 16 MAX 1.5 175 ¥62,500
SW1163S-M S 3.51[11’6″] 3 121 MAX 50 MAX 25 MAX 2.0 225 ¥72,000
SW1253S-MMH S 3.78[12’5″] 3 131 MAX 55 MAX 30 MAX 2.0 266 ¥74,500
SW842B-ML/M B 2.54[8’4″] 2 131 MAX 60 MAX 25 MAX 2.5 129 ¥53,500
SW932B-ML/MH B 2.82[9’3″] 2 145 MAX 70 MAX 30 MAX 3.0 152 ¥57,000

天龍公式「スワット」詳細ページはこちら

冬のシビアな展開に「SW932S-LML」という選択

そんなスワットの中で、冬の繊細なシーバスゲームにおすすめなのが「SW932S-LML (Tidal Walker)」。 港湾部での操作性に長けたモデル「SW842S-LML」を9ft3inにロング化し、遠投性能をプラスした一本。

魚に見切らせない「飛距離」の確保

冬場は水質がクリアになり、魚の警戒心も高くなります。不用意に近づけばすぐにスレてしまいますが、かといって8ft台では届かない橋脚や潮目などのポイントも狙いたい。

そこで武器になるのが、9ft3inという絶妙なレングス。 10g前後の軽量ルアーでもしっかりとブランクに重みを乗せて、ポイントまでアプローチが可能。冬のシビアな状況にこそ狙いたい、他のアングラーが手の届きにくいポイントまでキャストすることができます。

遠投と繊細さの絶妙バランス

ルアーがポイントに届いても、冬のシーバスは活性が低く、繊細なアプローチが求められます。SW932S-LMLが目指したのは、ピンポイントに撃ち込んだ後、8ftクラスと同じ感覚でルアーを操れること。この操作性こそが、シビアな冬の魚を引き出す鍵になります。

シャープに操れるバット設定

なぜ操作性に優れるのか、それはバット部の高弾性カーボンと調整された強めのテーパー設定によるもの。もちろん、ただ硬いだけの「キンキン」な高弾性ではありません。

適度に潮の抵抗を感じられる絶妙な感度設定により、遠くのポイントでもルアーの位置を見失わず、繊細なドリフトやアクション入力を可能にしています。

小型フックを守り抜くブランクスの「ネバリ」

さらに、無事にフッキングしても、油断できないのがこの時期。 冬に使われる軽めのミノーには、#6や#8といった小型・細軸フックが付いていることも多く、強引なファイトだとバレてしまうことも。

ここで真価を発揮するのが、天龍独自のC・N・T素材による「ネバリ」 。ロッド全体がバネのように衝撃を吸収し続けてくれるため、魚が急に暴れてもテンションが抜けにくく、常に一定の負荷を掛け続けられます。

薄皮一枚の際どい掛かりや、伸びやすい細軸フックであっても、安心してランディングまで持ち込める。この「バラシにくさ」こそが、SW932S-LMLが冬の切り札となる理由の一つです。

冬のシーバス攻略の一本に

遠投&操作性の良さでタフなシーバスを誘い、ネバリ強いブランクでバラシを防ぐ。 SW932S-LMLは、冬の貴重な一匹を獲るための要素が詰まったロッド。 ぜひこの冬はスワットと共に、フィールドへ繰り出してみてはいかがでしょうか。

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」