【ついに全貌公開！】ベイトエギング専用ロッド「Beams calmer（ビームスカルマー）」シリーズ／2026年3月より予約開始

2025年12月11日

■ベイトリールはキャスト時にラインスラッグが出にくい

■フォール中、ドリフトフォール中、ベイトリールならラインを常に触っていられるから、小さな違和感をとらえやすい。ラインを張らず緩めずのゼロテンション操作も容易

■フォールスピードのコントロールが容易

■ベイトリールのドラグをやや弱めに設定すれば、強いジャーク時はドラグが滑らないようにサミングで対応できる

■シャクった後、パーミングしている手の中指でスタードラグをクイっと回すだけで2～3m糸ふけが一瞬で取れる

こんな書き出しから始まる公式HPの詳細ページから見て取れるのは、その“本気度”。

さぁ、エポックメイキングの幕開けか。Fishmanのベイトエギング専用ロッド「Beams calmer/ビームスカルマー」シリーズの2本、いよいよ全貌が公開です。

Beams calmerシリーズの特長

上記したのは“ベイトエギング”のメリット。では、そのメリットを踏まえてロッドに何を求めるのか。Fishmanがベイトエギング専用ロッド「Beams calmer」シリーズに求めたのは、キャスティング性能、軽さ、高感度、シャクりやすさの4つ。

キャスティング性能・高感度

Fishmanロッドの中でライトカテゴリに当たる“ビームスインテ”シリーズと同じような作り方で、曲がるのに高感度であることが特長。表層に高弾性カーボンが採用されていて、継ぎがあっても同じ波長の振動を伝達できるために感度は良好。

一方で、曲がる理由としては下層部に低弾カーボンが入っていて、テイクバック時の曲がりは低弾性が作用、また早い復元力には高弾が作用し、振り抜けの良いシャープな使用感を実現。実際、スマホでキャスト動画を撮ってスロー再生すると収束のスピードはカメラで捉えきれないほど早く、スピニングタックルと飛距離の遜色はない…とも。

軽さ

ロッドの軽さに関しては、小さいガイドを選択すること。そしてカーボンブランクス3ピースを採用し、ジョイント部に逆並継を採用することでブランクスを極限まで細くしたことで軽量化。8.0MLでは自重102ｇ、8.6Mでも133ｇという軽量化に成功。

シャクりやすさ

既存のリールシートでシャクるという行為を繰り返すと、時として手のひらに痛みが伴うことがあったという。これを解消するためにリールシート部はトリガー部のみを樹脂にして、その前後は非常に細いEVAを巻くというセッティングに。これにより硬い樹脂が手のひらに接触することを最大限抑制。最近のベイトフィネス機を合わせると驚くほどに握りしめられるとのこと。

それでは、気になるそれぞれのロッドの特長を。

Beams calmer8.6M

2026年3月25日(水)11時より予約開始
2026年4月中旬～6月頃デリバリー予定

3.5号より上のエギを使用し、強いシャクリでハイアピールを演出できる1本。よりライトな8.0ML同様に、胴部はかなり曲がるものの戻りが早くなるようブランクス胴部は高弾性と中低弾性をミックスさせてコントロール。それにより軽いシャクりの動作でもロッドの胴部が簡単に曲がり、竿自体が勝手に素早く収束。この張りは高感度さをもたらし、ベイトタックル最大の利点である底取りもしやすい…とのこと。

品名	全長	マテリアル	ガイド	自重	継数	仕舞寸法	グリップ長	ルアーウェイト	ライン	販売価格（税抜き）
Beams calmer8.6M	262cm(8.6ft)	4軸カーボン99％	Kガイドチタン+ステン	133g	3ピース	105.5cm	39.5cm	2.5～4.5号	PE0.4～1号	60,800円(税抜)

フィッシュマン公式「Beams calmer8.6M」詳細ページはこちら

推奨リール

カルカッタコンクエスト100(101)番、カルカッタコンクエストSE、メタニウムSE、バンタム、アルデバランMGL、IMZ100、スティーズAⅡ、スティーズSV、シルバーウルフSV、HRF、ジリオンSV・HD、ソルティスト100・150、REVO5 SX-Roket、REVO5-Roket

Beams calmer8.0ML

2026年3月25日(水)11時より予約開始
2026年4月中旬～6月頃デリバリー予定

自重は102gと軽く、180g前後のベイトリールを合わせると、支点がフォアナットにくるので先重りせず一日中シャクリ続けても疲労を感じさせない1本。振ると軽量でシャープな印象ながら、胴部はかなり曲がるので振り抜きがよく、キレのあるダートアクションや、ロングロッドにも負けない飛距離を出すことも可能。また8.6M同様、この張りによって感度は極めて高くベイトタックル最大の利点である底取りがしやすいと。