【冬のマル秘メソッド】まだあまり語られていない「オクラ」のワインドアクションについて
Galápagos連載「鹿内 慧斗のデカバス釣るならコレ“鹿”ない！」
みなさんこんにちは。Galápagosの鹿内です。
本格シーズンインとなったワインドの釣りですが、その釣り方についてはあまり語られることがありません。
イマイチ浸透しないのは、バスフィッシングにおけるワインドの使い方に関する情報が少ないのもその理由のひとつでは…？と感じます。
今回は「オクラスティック3.2”」を用いたワインドアクションにフォーカスして解説したいと思います。
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まず前提として…
・どんなジャークやトゥイッチでも、ボトムに付いたらすぐに次のアクションをするのがキモ！
ルアーを見せすぎるとせっかくスイッチの入った魚がシラケてしまいます。
・ジャーク後はティップを戻す！
糸を張りっぱなしにするとダート幅が制限されてしまいます。少しテンションを掛けて意図的にダート幅を制限することも。
・トゥイッチなの？ジャークなの？
→これは状況によりますが、どちらも効果的です。ジャークであれば大きなダート、トゥイッチではハイテンポなダートで魚を揺さぶることができます。トゥイッチの場合はダート幅とリフト幅が小さくなるため、アングラー側にルアーが進みやすくなる傾向です。
・フォール中のラインテンションは？
→テンションフリーではスパイラルフォール、テンションを掛けるとカーブフォール。不思議なことに今のところ琵琶湖ではフリーフォールに、リザーバーではカーブフォールに分があるような気がします。フリーフォールでロッドを戻す際、ストロークが足りない場合はベールを起こしてフォールさせてください。
・ジグヘッドの重さは？
→他のリグのように可能な限り軽い方が良さそう…ですが、ワインドはその限りではなく、ダートのスピードを出すために14gを基準としています。（オクラスティック3.2inch、水深3~10mの場合）
・おかっぱりでも使えるの？
→バッチリ釣れます。水深が浅いことが多く、根掛かりを軽減するためにオクラスティックなら2inch、ジグヘッドは3~7gを使用しています。
こちらは、フィールドスタッフのちゃんけんさん。
オクラスティックをはじめ、さまざまなGalápagosルアーを使って、四国フィールドでオカッパリ攻略をしています。リザーバーの岬など水深のある場所では3.2inch+12g、川など水深のない場所や根掛かりの多い場所では3gと5gがフェイバリットとのとのこと。
・どのタイミングで食うの？
→大抵はジャーク後のフォール中、もしくは着底直前。正直アタリが取り難く、次のシャクリでフッキングすることもしばしば。活性が高ければダート中にもガツンと食ってきます。ファーストフォールも貴重なバイトチャンスなのでご用心！着底したと思ったら食っていたというのが多い釣りです。
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メインとなる3つのシャクリ方
ここからは、普段メインとしている3つのシャクリ方を紹介します。
1回のジャークでは横っ飛びしつつ、ダートの後半でヘッドを下げるようなアクションを発生させます。食うタイミングは着底直後。チャッ、チャッと一定のリズムでダートさせます。魚がボトムを意識している時は特に効く！
他の多段ジャークと比べると、前に進みやすいのがこのアクション。スピーディーなサーチにおすすめです。
まるでエギング。間髪入れずに、パンパンっと強めに動作します。1回目は鋭くジャーク。ヘッドを上に向けて助走を付けるイメージで、2回目はラインスラックを大きく出してダートの余韻を持たせます。このアクションでは1ｍちょっとのリフト幅。
アクション後はテンションフリーでスパイラルフォールもしくはテンションを掛けてカーブフォール。2回以上のジャークでは、ラインスラックをうまく処理すると着底ポジションよりも奥側にワームが進むこともあります。
2回ジャーク同様に1回目2回目は素早く鋭く、３回目でダートさせるイメージ。これでワームは2ｍを越える高さまで浮き上がります。フォールで見せたい時は3回ジャーク、さらに高さを出したい時は4回ジャークすることも…。
これらの3つのシャクリ方がメインとなります。
セッティングについては過去記事をご参考にしてください。
これからワインドを始めてみたいという方も、1度やってみたけどしっくりこなかったという方も、爆発力を秘めたワインドの釣りにぜひトライしてみてください！
