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9.8ftのライトクラスベイトロッド「Beams inte9.8L」の使いドコロ

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ベイトマニアが喜ぶロッド。

キャストフィールが気持ちいい。

よく曲がるのにビタ止まり。

発売するやいなや、早くもそんな声が続出しているというFishmanのNEWロッド「Beams inte9.8L」。

Beams inte9.8L

発売中

いやぁ、個人的にFishmanのNEWロッド3本の中で、一番わからなかったんですよ。コイツが。(過去記事参照)ライトクラスの長尺ベイトロッド?んんん?みたいな。

ただ、こんな動画を見るとなるほどな…と。そして、さらに下へと続くロッドの解説だって、より解像度が高くなるのです。

出典:YouTubeチャンネル「Fishman」

感度を損ねない範囲内でガイド径を大口径化。メインライン2号に16lbリーダーまで可。

ール装着時の握り込みを極力小さくするため疲れにくいブランクタッチが採用されている

150g~200g前後のリールを想定し、先重り感の軽減のためカウンターウェイトを内蔵。

Fishman公式「Beams inte9.8L」詳細ページはこちら

inteの枠を超えた遠投&ライトバーサタイル

柔らかくも、収束性を徹底的に詰めたブランクスが最大の持ち味。

なぜ、柔らかさと収束性が重要だったのか。それは、軽いものを遠くへ飛ばすということはとにかくロッドがよく曲がるということ。とはいえ長く、細く、曲がるものは、戻ろうとする際に制御を失い暴れてしまう。暴れるブランクを制御しなくてはアキュラシーが損なわれ、肝心の飛距離も得ることは難しい。だから収束性が必要だったと。

この1本は弾性の高いカーボンを表層に配置、四方八方に分散する力を一点に纏めてブレを取り除くことで、しなやかなブランクスの暴れを収束し、それに伴いリリースの際に爆発力が生まれる。これにより軽い物が力強く飛び、カーボンの特性から+αで魚からの小さなコンタクトが手元に伝わる感度まで得ることができたという理屈。

ターゲットはアジングやメバリングはもちろんのこと、“フリーリグチニング”や“ライトエギング”、シーバス、そして“キジハタゲーム”といったロックフィッシュゲームなど、その守備範囲はライトゲームにとどまらずミドルゲームも視野に入るという。

スペック
製品名 全長 マテリアル ガイド 自重 継数 仕舞寸法 グリップ長 ルアーウエイト ライン 販売価格(税別)
Beams inte9.8L 298cm(9.8ft) 4軸カーボン Kガイドチタン+ステン 176g 3ピース 102.5cm 48cm 2~20g PE0.4~2号 61,900円

出典:YouTubeチャンネル「Fishman」

出典:YouTubeチャンネル「Fishman」

折しも、その1匹の価値がいつにも増して高まるシーズンとなりました。

だからこそ、釣ることを最大限楽しめるこんなロッドがあると、もっと楽しめるんじゃないか…そんな気さえ。

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Fishman

「ゼロバックラッシュ」「飛距離」「高精度ピンスポット撃ち」を追求したベイトロッド専門メーカー。 怪魚ハンターとしても知られる赤塚ケンイチ氏が代表を務め、同氏の豊富な経験がフィードバックされたロッドは、繊細な渓流から秘境のモンスターまでさまざまなスタイルに対応するラインナップ。

 

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