「コイケサンダーエラストマー」が冬に効いている理由／ハイドアップ豊福凌平
こんにちは！ハイドアップスタッフの豊福凌平です！
いよいよ、ここ九州でも木枯らしが吹き荒れて景色は冬景色…（泣） 朝方は水温が1桁に行く日もあり、みなさまにおかれましても、冬の訪れをしみじみと感じている頃かと。そんな厳しい中ではありますが、気難しいバスを的確に狙い撃ちする事ができるルアーと釣り方があるんです。
豊福 凌平（RYOHEI TOYOHUKU） プロフィール
コイケサンダーエラストマー
ご紹介するのは、今年新発売となった「コイケサンダーエラストマー」です！コイケサンダーシリーズの最小サイズとなりますが、ルアーの存在感やパワーは他のサイズに引けを取らない優秀なルアーに仕上がっており、相変わらずの釣れっぷり。
僕が使用しているリグはこの２つ！
•モリケンリグ
•ダウンショットリグ
それぞれのオススメの使用場所や使い方について詳しく説明したいと思います。
まず、最初に紹介するのは「ダウンショットリグ」。
誘い方は、着底したらひたすらシェイクし、余分なラインを回収していくだけ。…なのですが、実は誘い方よりも重要なのが、シンカーのウエイトとリーダーの長さのバランスです。様々なリーダーの長さ、シンカーのウエイトを試して私が1番このルアーの良さを引き出すセッティングと思ったのが以下の通りとなります！
リーダーの長さ：コイケサンダーの毛がシンカーに触れるか触れないかの距離（6〜7センチ）
シンカーのウエイト：1.8〜2.7g
リーダーの長さが1番重要で、長すぎると、シェイクをした際にルアーの動きが自由になりすぎるが為にルアー全体で大きく動き、毛のピリピリ感が演出しづらいんです。逆に短すぎると、シンカーに抑制されて“カクカク”とした動きになることも。
上記の長さでセッティングすると、毛先のピリピリ感が簡単に演出できるのと、ルアーの浮遊感がちょうど良く抑制されて最小限の動きで留まれるので、キャストした先でゆっくりねっとり誘えるというわけです。
ゆっくり誘う為にも、シンカーのウエイトを重くした方がいいか…とも考えたのですが、バイトしてもすぐに吐かれたり、浮遊感を殺してしまうんですね。また、根掛かりが多発したりと少々使いにくい点が多かったため、2.7gまでで使用しています。※Lクラスのスピニングでの使用の場合
このセッティングだとバランスがいいのでバイトが深く、釣れた魚はすべて喉奥に掛かる“マジ食い”が多発。また、エラストマー素材の浮力を殺さないので、ストラクチャーを軽々と乗り越えてきます。（イメージは月で人があるいているような感じ？笑）
柳川クリークでは、55に迫るビッグバスも確保し、連日多くのバスをキャッチすることに成功しています！
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続いては「モリケンリグ」。コイケシリーズといえばのモリケンリグですが、このコイケサンダーエラストマーももちろん相性抜群！
このリグで一番可能性を感じているのが、オリジナルのコイケシリーズよりもゆっくり誘えるところです。水を受ける面が多い分、手前に寄って来ずらく、キャスト先でより長く誘えるのがめちゃくちゃメリットになります。要は、狙いたいピンをより長く誘えるのでバイトチャンスが増えるということです！
僕のセッティングは以下の通り。
フック：ループモスキート0番
シンカー：TGグレネード or TGスリムシンカー※それぞれ3.5gを使用
それを、コイケサンダーエラストマーのど真ん中に刺すだけ！
そしてアクションはキャストして、ひたすらシェイク。吊しの釣りや、ジグヘッドワッキーのようにシェイクスイミングでの使用もオススメです！
寒くなってくるとストラクチャーやカバーにベッタリ居着くので、縦にも横にもゆっくり誘えるモリケンリグはここぞというポイントで必ず強い武器になりますので、積極的に投入してみてください！
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タックルセッティング
僕のタックルセッティングは以下の通りです。
Rod: MACCA HUMC-61LST【ハイドアップ】
Reel: 23ヴァンキッシュ C2500SXG【シマノ】
Line: アップグレードX8 ペンタグラム 0.4号【Xbraid】
Leader: グランドマックスFX 1.2号【シーガー】
Rod: ハイドアップ MACCA HUMC-67MST【ハイドアップ】
Reel: ダイワ アルファスSV TW 800S【ダイワ】
Line: アブソルートAAA 10lb【バリバス】
これから厳しい時期に突入していきますが、今回ご紹介した釣りを駆使して価値ある一匹をキャッチして頂けると光栄です！最後まで、ご覧いただきありがとうございます。
