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【大寒波の到来で本格的に冬へ】今年はボトムからの“巻き”展開が好調!永野総一朗が今釣れているルアーと使い方&エリアやタックルまでを全解説!

連載:永野総一朗「たまらんばいスポット大捜査」
寄稿:永野総一朗
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今年の冬は特に巻きの冬か!?

12月頭にして強烈な寒波到来。 比叡山、比良山も冠雪、奥琵琶湖付近は道路に積雪。今年は昨年よりも早い冬の到来ですね。昨年のこの時期は、島のディープ15~18mを中心に「スタッガークロー4in」の10gテキサスリグやフリーリグを痙攣アクションさせて、越冬寸前のボテッとした個体をボトムの釣りで狙っていましたが、今年は同じディープのボトムの釣りがイマイチ反応悪い…その代わりに活躍しているのが、「スメルトヘッド」にシャッドテールワームを装着して、ディープから巻き上げてくる釣り。

永野総一朗 Nagano Soichiro プロフィール

思い出に残る楽しいガイドサービスをモットーに連日出撃中の人気プロガイド「たまらんばい永野」とは彼のこと!! 巻きから繊細な食わせまで幅広く柔軟にこなす人物で、ご存知「高菜漬け」も好評発売中!!  1988年2月生まれ、滋賀で頑張る福岡県人!

今年の初冬はボトムをタイトに攻めるよりも、ボトムからの巻き上げがアツイ

ミドストでもなく何故か「スメルトヘッド」の巻き上げ。

でも釣り方はいたってシンプル。

ガイドとしても集中してやりきれるパターンです。沖島、白石、タケシマ、竹生島など…10mより深いディープの絡む所ならどこでも応用できます。

アプローチ方法

釣り方は至って簡単。

まずはボートポジションをまあまあ沖15~25mくらいの深さにとり、沖から岸に向かってキャスト。だいたい10mくらいのラインに「スメルトヘッド」を沈めます。

着底したら、底からユックリ巻き上げてくるだけ。底と平行に引こうとか、何かに当てようとか難しいことは考えず、タダ巻きで底からボートに向かって巻き上げる。 すると傾斜の岩からヒョコっとバスが出てきてチェイス、バイト!みたいな感じ。

ボートポジションが、20mにあってもボート際でバイトが出たりします。

巻きの釣りなので、あまり粘ることもせず、島だったらぐるぐる流しながら、より食い上げたりバイトの出る所を探していきます。おっと「スメルトヘッド」のウエイトやタックル明記を忘れていました。

タックルセッティング

タックルは2パターンあります。

スピニングタックルセッティング

使いやすさ重視ならPEスピニングタックルを。

スメルトヘッド」(3/7oz#2/0フック)に「スタッガーオリジナル3.5in」、「イージーシャイナー4in」、「ヴァラップスイマー3.3in」をセットして、PEラインは0.8~1号。フロロカーボンライン8~12Lbをリーダーに合わせ、後はボトムに落としてユックリ巻き上げる作戦です。

ハイドアップ公式「スタッガーオリジナル3.5in」詳細ページはこちら

ベイトタックルセッティング

ベイトタックルの方だと フロロカーボンライン12~14lbの「HUミノー111フローティングスイッシャー」やクランクベイトを巻くようなタックルでOK。ノーマルギヤ、ローギヤ推奨です!  これに3/7oz もしくは5/8ozを合わせます。トレーラーは3~4inクラスでも5~6inクラスでも! 沈めきってから巻く、という点は全く同じです。

ベイトは、氷魚やハスが入っています。 いつもよりエビが吐かれることが少ない印象。よって少しスピード速めの巻きの釣りが効いているのかなという印象です。

今年の冬は、いつもより巻いていきましょう!

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