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【保存版】“アジ”を美味しく持ち帰る方法

寄稿:山本樹
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皆さんこんにちは!

ルアーニュースR編集部の“いつき(インスタ)”です。

いつき(山本樹)(Itsuki Yamamoto) プロフィール

ロケ現場で「しつこい!」と言われるほど、撮れ高に固執する粘着系編集部員。バスフィッシング、アジ・メバ、チニング、ロックフィッシュ、タチウオ、ショアジギングなど、旬な釣りモノを節操なく釣り歩く編集部きってのミーハーアングラー。釣り歴は16年で、最近まで誰も所持していることを知らなかった「フィッシングインストラクター」の資格を振りかざし、今日も釣れる魚を求めてどこかのフィールドへ!

さて! 先日、編集部で淡路島へ実釣取材に行ってきました! 時期的にも晩秋だったということもあり、タチウオから、青物、根魚に、アジまで…

まさに秋の味覚とも言える魚種が沢山釣れてくれました!

“アジ”を美味しく食べたい

中でも、圧倒的に数が釣れた魚は“アジ”。

ジグ単では10cm未満の豆アジサイズからアベレージと呼べる20cmくらい、フロートリグでは尺近いサイズまで! 色んなサイズが沢山釣れてくれて「これは、お造り、南蛮漬け、アジフライ、ナメロウ…何でもいけるぜ」とテンションも上がり、鮮度をシッカリとキープして、完璧な状態で美味しく持ち帰りたいと思った訳です。

【鯵の偉大性】一周回って“アジ”が好きやねん

アジって、釣り人なら誰もが一度は食べたことがある…いや、日本人なら全員食べたことがある、日本を代表する大衆魚のひとつですよね。さらに、サビキ釣りといった初心者向けの釣り方から、ルアーマンからはアジングやバチコンアジング。

それからLTアジ、ビシアジ、サビキ、胴付きなどといった、船のエサ釣りもあったり…ひとつの魚種でここまで種類があり、初心者から玄人まで幅広い層に狙われる魚種も、そう多くはないのではないでしょうか? アジって凄いなぁ。

という訳で! 今回お伝えする内容は、僕が普段の釣行でアジを釣った時にどのうように処理をして持ち帰っているのか? この場で詳しくお伝えできればと思います!

【保存版】“アジ”を美味しく持ち帰る方法

では、手順を解説していきますね!

①脳絞め

まずは、“脳絞め”を行います。

釣られる前のアジの体力が100%だとして、釣り上げた時が70%だとすれば、その後のパーセンテージは下がる一方。魚を放置したり、シッカリ締まっていないと体内のエネルギーが消費されてしまい、鮮度や味を落とす原因にも…。

エネルギーのある釣り上げた時に早く締めることが、鮮度を長く保ち、美味しく食べるための大事なキーポイントになります。

②フリフリ血抜き

生臭さや魚の劣化を防ぐために大切なのが“フリフリ血抜き”。

特にアジは足の速い魚なので、持ち帰る際は怠ることなくシッカリ行いましょう。やるかやらないかで、身の色や質がカナリ変わると思いますよ。具体的な方法は、ナイフでアジのエラ膜に穴をあけて、海水を汲んだ水汲みバケツの中でフリフリ血抜き。頭を下向きにして、30秒〜1分振り続けます。判断基準は、エラの色が薄いピンク色になればOK。エラを切ってバケツに入れっぱなしにすると、一部の血しか抜けないことが多いので、水汲みバケツの中でシッカリ振ってあげることが大切です。

③冷やし込み

クーラーボックスに海水7割、真水3割+氷をあらかじめたくさん入れておき、そこへ血抜きを済ませたアジを入れる。海水だけの場合冷えすぎてしまうことがあるため、先にお伝えした割合がオススメだそう。

クーラーに氷だけを入れるより、氷水に浸けておく方が冷えるそう。60度のお風呂には入れないけど、80〜100℃のサウナには入れる…的な原理(笑)。

フリフリ血抜きをすると血合いも少ない

作業工程をまとめると!

以上! ご説明させていただいた方法で、持ち帰ることでアジの鮮度を最大限保ち、美味しい状態で持ち帰ることができると思います! ぜひ、キープされる時にお試しを!

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