ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

ハードルアーのみの大会「ハードベイトミーティングin大江川 開催!77名がハードルアーを投げ続けた結果は?【水野浩聡のワンモアフィッシュ】

連載:水野浩聡のOne more fish
寄稿:水野浩聡
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

こんにちは‼  水野 浩聡です!
つい2日前までは、パーカー一枚着ていても日中は暑く感じるくらいの陽気。しかし、今シーズン最強クラスの寒波がやってきたと思ったら、夜中の岐阜県は積雪してました…。

この変動差が凄まじいこの1週間でございます。 魚がどうのこうの…って大事やと思いますが、まずは皆さん風邪引かないように暖かくお過ごしくださいね‼

寒波きました!

さて、そんな寒波到来後のフィールド状況はまた来週に紹介させてもらうとして、今回は寒波前11月下旬から12月頭にかけての地元岐阜県メジャー場の大江川水系についてお伝えしていこうと思います。

11月下旬はホントに暖かい日々が続いていましたが、大江川・本流に関しては工事の影響による減水とクリアアップした水質にかなり悩まされた人も多かったのでは?と思います。 そんな中で、先週末に開催させていただいたハードルアーのみを使った釣り大会Hard Bait MEETING in大江川戦。

しかも、大会当日はピカピカの晴天で、さらに無風状態…。 大会を開催させていただく運営側にとってはこれ以上ないイベント日和でしたが、こと魚釣りとなるとなかなかタフな状況となりました。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Hard Bait MEETING(@hard_bait_meeting)がシェアした投稿

 

77名の参加者がハードルアーを投げ続けた結果は⁉

2025.11.30(日)
Hard Bait MEETING in大江川
結果(2本リミット制)
上位入賞者のヒットパターン

優勝…37.5cm+32cm=69.5cm
マイクロザリメタル3gのリフト&フォールで計4本ゲット

東大江川内記排水水門下流の足元からやや沖にかけて、西大江川高校裏の足元からやや沖にかけてを、マイクロザリメタル3gを使用しリフト&フォールで計4本キャッチ。

 

2位…20.5cm+34.5cm=55cm
レベルバイブブースト3.5gと9gのリフト&フォールで!

西大江川アングラーズパーク上流でレベルバイブブースト3.5g。本流深浜〜石亀エリアブレイクでレベルバイブブースト9gともにリフト&フォールでキャッチ。

3位…43.5cm+0cm=43cm
ハンクルフライ30プラスで!

西大江川セブンイレブン裏の杭沿いで、ハンクルフライ30プラス(3cm 1.5g)を落としていきキャッチ。

4位…16.5cm+22cm=38.5cm
レベルバイブブースト7gとTN50のタダ巻きで!

西大江川競技エリア最上流部でレベルバイブブースト7g。東大江川内記排水水門上流でTN50ただ巻き。

5位…20.5cm+16.5cm=36.5cm
ハンクルフライ25のサイトとDアルファメタル5gで!

新深浜橋付近でハンクルフライ25(2.5cm  0.6g)でサイト。高校裏でDアルファメタル5g

キッズ賞  キッズ賞22cm デラクー14ozにて

その他の参加者の成績

・18.5cm+16cm=34.5cm(コサジ)
・32.5cm+0cm=32.5cm(ソウルシャッド58SRSP)
・22cm(デラクー1/4oz)
・21.5cm(デラクーFine5g)
・17cm(ラッキークラフト限定小型ミノー)
・16.5cm(ロザンテシャッド)
・16.5cm(ナギサ)
・14.5cm(デラクーFine3.5g)

バイブレーションやメタル系のリフト&フォールのリアクションが強かった

優勝、入賞を狙うビッグサイズがかなり動きにくい状況で、ウェイインされたほとんどの魚が、日中暖かくなってきた後にポケーっとシェードやカバー、縦ストなどに浮き出してきたバスをハードルアーによるリアクションで口を使わせていったという傾向が読み取れます。

また、この時期定番のシャッドでの釣果もポロポロとありましたが、水中のバスの目線にずっと入れ続けているよりも、バイブレーションやメタル系のリフト&フォールで、一瞬バスの視界からルアーを消すことができるルアー、アクションでの釣果が圧倒的。

クリアアップ対策という点では理にかなった誘い方で、コンパクトなものをクイックに動かす…と居る魚になんとかスイッチを入れて反応させることができていたようです。

浮きバスには小型ミノーやI字系にも反応あり

また、水面に近いレンジまで浮いてきたバスには、小型ミノーやI字系プラグなどにも反応があったようですね。

ということで、ハードルアーには少し分が悪い状況ではありましたが、こういった傾向が非常に読み取りやすく、誘い方や使うルアーにある程度の共通点が見られるのも、ハードルアーのみを使ったルールならではかなと思います。 参加された皆さん、ご協力ご協賛いただきましたメーカー様、ショップ様本当にありがとうございました‼

12/14(日)に開催予定のロッド一本しか使えない縛りルールの「One ROD MEETING in大江川、ヨット池&牛池」を開催
参加予約受付中

次回主催大会は、12/14(日)に開催予定のロッド一本しか使えない縛りルールの「One ROD MEETING in大江川、ヨット池&牛池」。 ハード、ソフトに制限はなく、殿堂入りとなったアラバマリグ以外は全てのルアーが使用可能なルールですが、この時期にこのルールで釣りをすると本当にこの時期ならではの傾向が顕著に現れてくるので、今年も凄い楽しみにしているところです‼

Instagramにてご予約を受け付けておりますので、気になる方はぜひご参加くださいね‼ (定員に達し次第、受付を終了させていただきます)

ということで、暖かくなったり寒波がきたりと、めまぐるしく変化していってますが、こういう変化がある周期の方がより良いサイズは狙いやすくなってきますので、寒さに負けずにぜひ釣りに出掛けていただけたらと思います。

パワーフィネスか、シャッドか、バイブレーションか、デッドスローラーか、クルーバーか。 毎年のこの時期の定番の釣りはしっかり準備しておくと良いですね‼

 

WEB連載 水野浩聡のワンモアフィッシュは毎週  木曜日 配信!
過去の記事もぜひチェック!

過去の連載記事はこちらから、チェックしてみて下さい

釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」