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【これからが本番】大型ベイトを捕食する“産卵前”の荒食いシーズン最盛期!“大きいルアーで大型シーバスを釣りたい”方への提案「必携プラグ3選」

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シーバス入門

こんにちは! O.S.Pフィールドスタッフの“横山空知”です。

遂に12月。今年も残り僅かですね。寒くなるにつれてオフシーズンを迎える釣りも増えてくる中、シーバスゲームに関しては、僕のホームである東京湾を例に挙げますと、1月2月など本格的に冷え込むまでは、まだまだ楽しむことができます。急激に水温が低下する訳ではないので、まだ外気温に比べて水中の方が暖かいです。

という訳で、今回はリアルタイムな情報をお届けすべく、“秋から初冬のシーバスゲーム”をこちらでお伝えしたいと思います。

横山 空知(Sorachi Yokoyama) プロフィール

関東エリアをメインにマグロ釣りからタナゴ釣り、ルアーフィッシングからエサ釣りまで幅広い釣りを得意とする超マルチアングラー。チャーター船Ripple代表。時間が少しでもあればフィールドに立つことをモットーに“鮮度の高い”旬の情報を日々お届中!

10〜12月中旬までは産卵前の荒食いシーバスが狙いやすい時期

秋から初冬(10〜12月中旬ぐらいまで)はシーバスゲームのハイシーズンとも言われ、産卵も絡んで最も釣りやすい季節。 そう、“産卵前”というワードが秋のキーポイント。

基本的に魚類は産卵前に体力を付けるため、効率良く栄養を吸収できるエサを沢山捕食します。 丁度このタイミングで東京湾沿岸には、コノシロやサッパなどの大きめなベイトが入ってくるので、シーバスたちは一気に捕食を始めます。

“ビックベイト”をはじめとした大き目なシェイプのルアーが熱くなる

つまり、上記写真のように“ビックベイト”が火を噴く季節。

先ほど述べた、大きなエサを捕食すると言うことは、大きなルアーでも魚を釣ることが出来る時期になります。ここ近年は30cmクラスの大きなルアーでビックシーバスを釣る釣り方が一般的になってきて、使う人が多くなってきた印象を受けます!

ただ、ビックベイト専用のタックルが必要であったり、チェイスしてきた魚を食わせるのに、小技が必要であったり…少し難易度が高いのがこの釣り。

大きなルアーで釣ってみたい!という方への提案…

お伝えした理由で、ビッグベイトの釣りが苦手…。

という方も少なからず居られると思いますが、ビッグベイト以外にも簡単にシーバスに口を使わせられる存在感のある大きなルアーは数多く存在します。そんな中で、今回は僕個人的に超オススメしている有力プラグを順番にお届け!「大きなルアーで釣ってみたい!」…そんな方に、参考にしていただけると思います!

コノシロパターンで実績抜群!
バイトも見える必ず忍ばせたい「モーゼ145F」

まず、1つ目がO.S.Pから発売されている「モーゼ145F」。

O.S.P公式「モーゼ145F」詳細ページはこちら

このルアーは、俗に言うウェイク系のビックベイトになるのですが、重さも、大きさも、専用のタックルなどが必要ありません! M〜MHクラスのロッドに、PEラインも1.5号前後で扱えます。このルアーは表層系なので、動きも見えるし、バイトの瞬間もバッコーン! っと見えるので、凄くエキサイティング! コノシロがいるポイントではカナリ出番があるので、ルアーボックスに必ず忍ばせておくべきルアーです!

ルドラ130(S/SP)

2つ目…“とにかく魚を釣りたい”という方にはコレ。

「ルドラ130(S/SP)」。

O.S.P公式「ルドラ130(S/SP)」詳細ページ

「ルドラ130(S/SP)」はご覧の通りシンキングとサスペンドの2タイプがあります。

どちらも沢山釣れますが、個人的にはSモデルを使うことが多いです。理由としては、レンジを任意の深さで調整出来る。そして少しでも遠くに飛ぶ。

とにかく魚を釣りたい!って方に是非、使ってほしいです。使ったことのある方は破壊力を十分に知ってくださっているとは思いますが、このルアーは本当に何年も釣れ続けている、凄まじいポテンシャルを秘めたアー。

自分の初ランカーも「ルドラ130 S」でした。

エメラルドシャッド H58”カラーで出てくれたランカー94cm…この記録的な釣果は今もなお鮮明に記憶に残っています。ボートはモチロン、陸っぱりでも使えるルアーですので、お持ちの方は試しにでも投げてもらいたいです。

メインベイトはコノシロなどの大型ベイトだけに限らない

意外と皆さんが見落としてしまいガチなこの話題。

秋のベイト=コノシロ。

のような感じに囚われすぎていませんか?  まだ水温は大型ベイト以外に小魚にとってとっても過ごしやすく、サッパや、イナっ子、イワシなど…様々なベイトが接岸し、色んなパターンでシーバスゲームを楽しめる時期でもあります。

では、そんな他のパターンでこれから有力になるルアーも紹介しますね。

月夜巳122F(TSUKIYOMI)

2025年11月に登場しました!「月夜巳122F」。

遂に、O.S.Pから細身のフローティングルアーが発売となりました! このルアーは開発段階から色々テストをしたりしました。メインに重視しているのは“バチ抜け”ではありますが、サヨリパターンやイワシなどの細身ベイトを捕食しているシーバスにも効果抜群なルアーになっています。

O.S.P公式「月夜巳122F」詳細ページはこちら

去年の“バチ抜け”では都市型河川の長バチで火を吹き、数多くいるアングラーの中でぶっちぎりでバイト数がありました。

メチャ飛ぶ

まず、フローティングなのに飛びます。 本当に良く飛びます。

この手のルアーは中々飛距離が出難いのですが「月夜巳122F」は平均的に安定した飛距離があるので、キャストするコースなどを色々と探れて、一気に攻略がしやすくなりました。 特に、荒川や、江戸川などの川幅のあるポイントにはもってこいなので、“バチ抜け”シーズンはこれで楽しんでみてください。

絶賛開発テスト中!プロトメタルバイブレーションにも乞うご期待

そして! 個人的に激アツなプロト製品があります。 それは…

プロトメタルバイブレーション”。

そう!  遂に、シーバスやクロダイに使えるメタルバイブレーションが製品になると言う情報が入りました。プロトの段階で、黒鯛は“年なし”含め、数えきれない程の量を既にキャッチ済み。シーバスに関しても、90cmアップも含めて沢山釣れています。このルアーが発売されたら、今釣れている魚が減って、自分自身困るんではないかなと思うレベルの釣果が出ています(笑)。まだ、詳細はお伝えできないですが、15g前後で小粒の使いやすいバイブレーションになっていますので、最新情報をお見逃しなく!

まだまだ、夜は寝るにはもったいない季節。

引き続き、積極的にシーバスを追いかけて頑張っていきたいなと! 皆さんも、釣り場のマナーや、ライフジャケット等の安全に気をつけて、楽しみましょう!

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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