ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

アジングにおけるSF(スーパーフィネス)シリーズ2500番の使い道!【田中良樹YOSHIKI流】

寄稿:田中良樹
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

アジングリールに新たな選択肢を

田中 良樹(Yoshiki Tanaka)

2025年から、ダイワSWライトゲームブランド『月下美人』のテスターを務めさせていただくことになりました、“YOSHIKI”こと田中良樹です。 関西エリア拠点に様々なルアーターゲットを追い求めている現場型アングラー! 中でも最も得意とするのがアジング! 2025年1月よりダイワSWライトゲームブランド月下美人のフィールドテスターを務める。

こんにちは。ダイワ月下美人テスターの“YOSHIKI”こと、田中良樹です。

今回は、アジングに使⽤するリールにおいて新しい可能性を感じさせてくれた、 ダイワの「SF(スーパーフィネス)」シリーズ2500番についてお話ししたいと思います。

これまでのアジングリールの常識を⼀歩広げる存在として、私の中で⼤きな変化をもたらしてくれたモデルです。

SF(スーパーフィネス)コンセプトとは?

写真はルビアス ST SF2500SS-H

22EXIST」から登場した SF(スーパーフィネス)コンセプトは、これまでのフィネスをはるかに超えた、スーパーフィネス領域で、ミリ単位の精密なコントロールを可能にする設計思想です。

私は主にその2500番に、 エステルラインの0.35~0.4号を組み合わせて使⽤しています。

ショアからのアジングでは、⼀般的に 0.2~0.3号を使用することが多いですが、⼤型のアジや深場を攻略する際には0.4号前後の太めのラインを使うことがあります。しかし、エステルラインを太くすると、どうしても「⾶距離が落ちる」という問題に悩まされてきました。ジグ単にしてもフロートにしても、アジングにおいて⾶距離の確保は釣果を左右する重要な要素です。

私のアジングにおける基本タックル

私のスタンダードなセッティングは、6フィート前後のロッドに2000番クラスのリール。これを基準として、ポイントや⿂の平均サイズ、潮流などに合わせて微調整していきます。

ジグ単の釣りではロッドの硬さや⻑さを変えることはありますが、リールは基本的に2000番を使⽤してきました。理由は単純で、従来の2500番はサイズや最⼤ドラグ値がややオーバースペックで、軽量タックルとのバランスが取りづらかったからです。

⼀⽅で、フロートリグやキャロライナリグなどの遠投系釣りでは2500番を使うこともあります。近年のリールは驚くほど軽く剛性も⾼まっていますが、最⼤ドラグ値などの基準は昔と⼤きく変わっておらず、アジングでは扱いづらい部分がありました。

SF2500がもたらしたアジングの新しい可能性

そんな中で登場した DAIWA SF2500 シリーズ は、私のアジングにおけるリール選択の幅を⼤きく広げてくれました。その理由は主に2つあります。

太めのエステルラインでも⾶距離が出る

まず特筆すべきは、太めのラインを使っても⾶距離がしっかり出るという点です。

これまで、0.4号以上のエステルラインを使うと⾶距離の低下が顕著で、特にショアからの釣りでは⼤きなストレスとなっていました。しかし、SF2500の登場で状況は⼀変。

このリールは、LT2000とLT2500の中間的なサイズ感で、ジグ単⽤ロッドとのタックルバランスが⾮常に良好。スプール径が⼤きくなったことで、0.35〜0.5号といった太めのラインでもスムーズに放出され、結果として⾶距離が伸びるようになりました。

これにより、2~3g前後のジグヘッドを使う⽔深20m以内の深場のアジングにおいても、エステルラインで安定した釣りが可能になりました。今までは「⾶ばないから使いづらい」と感じていた太めのラインを、積極的に選択できるようになったのです。

また、SF2500の最⼤ドラグ値が3kgと低めに設定されている点も⾒逃せません。細かなドラグ調整が求められるエステルラインの釣りにおいて、この数値は⾮常に扱いやすく、繊細なドラグワークを可能にしてくれます。

驚くほどの軽さと巻き取り性能

次に注⽬したいのが、圧倒的な軽さです。たとえばルビアスシリーズで⽐較すると…。

• LT2000:145g
• SF2500:140g

巻き取り量は多いのに、むしろ⾃重は軽いという驚きのスペックです。リールが軽くなることで、タックル全体の操作性が向上し、⻑時間の釣⾏でも疲労が⼤幅に軽減されます。

さらに、SF2500のハイギアモデルは最⼤巻き取り量が 1回転80cm。深場のアジングでは、フォール中にラインスラッグを多く出す釣り⽅をするため、アタリがあっても合わせきれない場⾯が多々あります。その際、巻き取り量の多いリールはフッキング率を⾼める武器になります。

私はアジングを「3D化して捉える釣り」として意識しており、⿂の位置や動きに対して⽴体的にアプローチすることを⼼掛けています。その中で、瞬時にスラッグを回収できるリールは⼤きなアドバンテージとなります。

SF2500 が活きるフィールドシーン

⽔深のある防波堤

私が最も恩恵を感じているのは、深場を攻めるショアアジングです。よく通う防波堤の中には⽔深のあるポイントがあり、以前はLT2000で「もう少し⾶距離がほしい」と感じることが多々ありました。SF2500に替えてからは、その「あと少し」が届くようになり、釣りの幅が確実に広がりました。

深場では⾶距離を気にしない場⾯もありますが、遠くを撃てる能⼒は常に武器になると感じています。

ボートジグ単アジング

ボートからのジグ単アジングでも、SF2500は⾼いパフォーマンスを発揮します。ショアとは違い、ボートでは⼤型個体や真鯛、シーバスなどのゲストフィッシュに出会う機会も多く、ややパワーのあるリール。

SF2500は軽量でありながら、⼗分な強度と巻き上げ⼒を備えており、まさにアジングにおいて万能クラスのリールだと感じています。

まとめ

今回は、私・YOSHIKI が考える「SF2500番リールのアジングでの使い⽅」について紹介しました。

このリールは、単なる中間サイズというだけでなく、アジングリールの概念そのものを広げる存在だと思っています。

PE ラインを巻いてメバリングに使うのも良し、ジグ単で深場を攻めるのも良し。ただし、フロロ、ナイロン、エステルは 4lb以下、PE は 0.6号以下を推奨しています。

若⼲の縛りはあっても、その範囲内の釣りでは素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれます! 私は特に、ジグ単アジングにおける最適解の⼀つとして、今後も使い込みながら可能性を探っていきたいと考えています。

今後も新しい発⾒があれば、皆さんと共有していきたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」