コノシロや落ち鮎といったベイトを捕食する晩秋のこのタイミング。
そんなシチュエーションでやはり強いのがシャローランナー。各社がこぞって開発しているジャンルのルアーでもありますが、昨年2024年登場したこちらのルアーは皆さんもう試されたでしょうか?

モニカ 125F ジェットブースト【シマノ】
シャローレンジ30cmで機敏にアクション。安定した飛行姿勢で広範囲を誘えるシャローランナー「モニカ 125F ジェットブースト」。




シマノ公式「モニカ 125F ジェットブースト」詳細ページはこちら
| タイプ | 全長(mm) | 重量(g) | 飛距離(m) | 潜行深度(参考値)(m) | スイムフォーム(角度(°)) | 流速スペック(cm/秒) | フック | 本体価格(円) |
| フローティング | 125 | 22 | 61 | ~0.3 | 10 | 66~ | #4 x 3 | 2,250円 |
艶めかしく、シャローを攻略
「モニカ 125F ジェットブースト」は、潜航深度が水面直下から30cmとシャローレンジ攻略を得意とし、アクションはロール主体のウォブンロール。ロール角を大きく設計することで、ベイトライクな艶めかしさを目指しています。

重心移動には、シマノ独自のテクノロジーであるジェットブーストを搭載。キャスト時は中のメインウェイトが後方へ移動して、風の影響を受けやすいシチュエーションでも安定した飛距離を実現します。

さらに、着水後はメインウェイトが即座に本来の位置に戻って素早いアクションの立ち上がりをサポート。リトリーブを開始してすぐにシーバスを誘えるレスポンスの良さも特長となっています。

シャローレンジを保ちつつ、レスポンスを向上させたフェイスデザイン
通常、レンジを浅くキープしようとした場合、リップは小さくなり、泳ぎ出しを良くしようとするとリップ角度は大きくなります。
この場合、レスポンスとロール感は失われてしまいますが、モニカ独自のフェイスデザイン設計により、シャローレンジをキープしつつも、ロール主体のハイレスポンスアクションを実現しています。

流れ込みやダウンクロスでも。動きが破綻しない安定したアクション
上流へと逃げるベイトを捕食するシーバスは、ダウンでの回収時に不意にヒットすることもしばしば。そこでダウンにおけるアクションの追求も行っており、モニカはアップクロスからダウンに入っても動きが破綻せず、安定したウォブンロールアクションで足元まで魅せ続けることが可能に。

特に”ドリフト釣法”でその真価を発揮し、アップクロスでもダウンクロスでも、あらゆる角度でも泳ぎ切り、定位するターゲットのバイトゾーンを横切らせたり追い抜いてみたり、モニカひとつで探り切ることが可能となっています。
テスターインプレッション

鈴木 斉 HITOSHI SUZUKI
アクションが安定したシャローランナーということで、水深が浅く流れの速い河川でも使いやすいルアーです。特に気に入っているのが、アクションの立ち上がりの良さです。この性能のお陰で、ルアーは着水後にラインテンションをかけるだけで即座にアクションを開始してくれます。実釣中に繰り返しキャストをしていると忘れがちですが、ルアーの着水音はシーバスの興味を惹くきっかけになることも多いので、音で目線がルアーに向いた直後、ルアーが即座にアクションしてバイトチャンスを演出してくれるのは、大きな魅力だと感じます。中でもベイトが集まっているポイントや、流れのヨレを狙うようなピンスポットを丁寧に攻めたいときには効果的です。使い方もタダ巻きで簡単に操作できるルアーですので、水深の浅いポイントを狙う際は、ぜひこのルアーで攻略してみてほしいですね。
出典:シマノ公式HP
カラーラインナップ
カラーラインナップは全10種。2025年に“Tクリアイワシ”と“Tマットブラーベイト”が追加でラインナップされています。










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新たにクリアベースの2色が追加されたことで、これから水質がクリアになるようなシチュエーションにも対応可能に。まだ使ったことが無いという方はぜひ。





















































