ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

その進化をダイレクトに感じる最高峰スピニング「ソルティガ」

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

今年、ダイワからリリースされたスピニングリールの中で最も注目を集めたのが「SALTIGA(ソルティガ)」といってよいだろう。

8000番から驚きの発表であった25000番まで全10モデル。ダイワテクノロジーを詰め込んだ、対モンスターでも圧倒的な制圧力で自身のレコードフィッシュを手にしたアングラーも多いことだろう。その実釣性能には疑いの余地はない。

最終プロト時代のソルティガと瀬川良太

ソルティガを片手に世界中を釣り歩くFishing Explorer瀬川良太さんは、まだ25ソルティガの存在が公表されていない時から、各地で大物相手にフィールドテストを行ってきた一人。

すでに全貌が明かされている25ソルティガではあるが、実はそんなソルティガの最終プロトフィールドテスト釣行の映像が残っている。

まだ、瀬川さん自身も25ソルティガの正確なテクノロジーなどのすべてを把握していない時のこと。だからこそ、その声はリアルなところだ。

改めて25ソルティガをご紹介するとともに、瀬川さんのリアルな声にも耳を傾けてもらいたい。

当時最終プロトであったソルティガを手にした瀬川さん(この時は14000番の最終プロト)。南方での、GTやイソマグロなど大型ターゲットを狙うにあたり、必然的にタックルはゴツくなる。負荷も掛かる。そうした中で適材適所でキャストし続ける。

瀬川さんが、開口一番「これは体感で違いがすぐに分かる」と語ったのは、キャストの快適さ。

太糸でのラインシステムが当たり前となるこの手のビッグゲームだが、キャスト時の抜け感が前ソルティガとの違いをすぐに感じたという。それだけではない。「太糸がすごく気持ちよく出る。シンプルに飛距離も確実に伸びていますね」と飛距離についても。

違いを感じるキャストフィール

スプール巻糸部上側面に、スプールリングに向かう二段テーパー形状を採用した「LC-ABS SW」。従来のLC-ABSと比較し、ごく簡単にいえばライン放出時の引っ掛かりが今まで以上に少なくなった。社内テストでは約2%の飛距離アップが確認されているそうだが、実際に投げてみると、特に太糸においては快適な放出を感じられるという。

強い。が、負担が少ない

そして、ここからが25ソルティガの真骨頂。

ご存じの通り、25ソルティガは「POWERDRIVE DESIGN(パワードライブデザイン)」というリールの設計思想の搭載機。

今さらパワードライブデザインを語るまでもないが、その中でも大口径化した「オーバーサイズドパワーデジギア」の存在はキャストを繰り返しパワーファイトで主導権を握られないためにも欠かせないパーツだ。ギアは20ソルティガ比で直径10%アップ、厚み6%アップし、力の伝達ロスが大幅に減少した。

瀬川氏が大きな進化を感じたポイントが、巻き上げの強さと疲労感の少なさ。明らかに巻き上げトルクの向上を感じながらも、その軽やかさはアップしているという。

これは大型魚を相手にする際に「トップだけでなく、沈めて使う抵抗の大きなルアーを投げる時も出てくるけれど、同じルアーを投げた時に感じる疲労感が全然違う。抵抗が軽く感じる」という言葉からもうなづける。

オシレート機構はボールベアリング式に刷新された「ローラーパワーオシレーション」、従来比で効率が約30%向上し、初動の軽さは、ここ一番でファイトに力を残しておける仕上がりへと変わったという。

ボディ剛性、さらに高みへ

こうしたキャストフィールや巻き上げトルク、巻き上げの軽さ(パワー伝達の効率化)は、ある意味ではひとつひとつの要素。

もうひとつ瀬川さんが語っていたのは、実は「とにかくカチッとしている」という言葉。これをボディ剛性とでもいうのだろうか、魚がバイトし瞬間的な負荷の変化が訪れた際の強さを感じるのだという。

オーバーサイズドパワーデジギア、ローラーパワーオシレーションで構成された「パワードライブエンジン」と併せ、ボディフロントにあたるローター部分は「パワードライブローター」という機構を採用。

このパワードライブローターというのは、 「クランクパワーベール」と「タフラインローラーシステム」の2つで構成される。

前者は、その名の通りベールにクランク形状を採用し、テンションの掛かったラインを確実にラインローラーへと導くよう設計されたデザイン。

「タフラインローラーシステム」も繰り返しの高負荷に耐えるべく、ローラー軸支持面をより大きく設計されたラインローラーだ。

これをビスを打つ方向を変え、ローラー軸とベールアームを一体化することで最も負荷のかかる部分に繋ぎ目がなくなり剛性がUPしている。このパワードライブローターは球体ベースの構造で低イナーシャを保ちながら剛性を約7%アップ。

これら、フルメタル(アルミ)のモノコックボディと併せ、元々持っているポテンシャルがその通りにいつでも発揮できる仕様に。

例えば天才的なホームランバッターでも、いつもケガしていては力を発揮できない。25ソルティガは最高峰の実釣性能を持ちつつ、なおかつそれを出し続けられる体の頑丈さがあるのだ。

18000番以上はDRD搭載

ちなみに、動画内にて使用していたのが14000番のプロトだったため触れていないが、25ソルティガの大きな進化点として見逃せないのが金属ドラグ機構「DRD」(18000番〜搭載)。14000番まではカーボンと金属の計14枚のワッシャーで構成されるATDタフを採用する。

DRDは金属プレート+8金属ローラーという全く新しい構造で、摩擦熱を分散しながら安定した滑り出しを実現。強烈なランでも“設定値通り”にドラグが出ていくのが特徴だ。耐久性は従来のカーボンドラグの5倍以上。

濡れ手でも握り負けしないハイグリップノブ

もう一点、瀬川さんが高く評価したのがハイグリップノブ(※8000-P、10000-Pのジギング推奨モデルではアルミラウンドノブを採用)。

「ラバーのグリップがめちゃくちゃ良い。濡れてても手袋しててもガッチリ握れるのが嬉しい」と、グローブ着用がデフォルトといえるフィールドでの実釣も多い瀬川さんらしいコメントも。握り込みの安定性はそのままファイトの主導権に直結する。

その進化をダイレクトに感じる最高峰

25ソルティガは、スペックの進化をアングラーの体感へダイレクトに変換するリールだ。

飛ぶ。巻ける。疲れない。握りやすい。壊れない。

瀬川良太さんが、最終プロトで語った言葉を、実際のダイワが詰め込んだテクノロジーとリンクする。なおかつ、その進化は数字だけでは語れない。ハードな現場でこそ違いが際立つ、まさに次世代の大型スピニングリールといえるのではないだろうか。

出典:YouTubeチャンネル「DAIWA Salt Water Fishing」詳細ページ

ソルティガ【DAIWA 】

アイテム 標準自重(g) 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) ギア比 標準巻糸量PE(号ーm) ハンドルアーム長(mm) ベアリング(ボール/ローラー) 最大ドラグ力(kg) スプール寸法(径mm) ハンドルノブ交換サイズ ハンドルノブ仕様 ボディ素材 BB数 メーカー希望本体価格(円)
25SALTIGA 8000-P 670 94 4.8 3-460_4-300 80 14(14/1) 25 63 (L) アルミラウンド AL 14 150,000
25SALTIGA 8000-H 680 110 5.6 3-460_4-300 80 14(14/1) 25 63 (L) HGエッグ AL 14 150,000
25SALTIGA 10000-P 675 99 4.8 4-380_5-300 85 14(14/1) 25 67 (L) アルミラウンド AL 14 150,000
25SALTIGA 10000-H 685 117 5.6 4-380_5-300 85 14(14/1) 25 67 (L) HGエッグ AL 14 150,000
25SALTIGA 14000-P 690 102 4.8 5-340_6-300 85 14(14/1) 25 69 (L) HGエッグ AL 14 150,000
25SALTIGA 14000-XH 690 133 6.2 5-340_6-300 85 14(14/1) 25 69 (L) HGエッグ AL 14 150,000
25SALTIGA 18000-H 920 129 5.5 6-420_8-300 90 14(14/1) 30 75 (L) HGエッグ AL 14 170,000
25SALTIGA 20000-P 930 111 4.4 8-370_10-300 90 14(14/1) 30 80 (L) HGエッグ AL 14 170,000
25SALTIGA 20000-H 930 138 5.5 8-370_10-300 90 14(14/1) 30 80 (L) HGエッグ AL 14 170,000
25SALTIGA 25000-P 945 118 4.4 10-360_12-300 90 14(14/1) 30 87 (L) HGエッグ AL 14 170,000

ダイワ公式「25ソルティガ」詳細ページはコチラ

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」