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TheONEアジングをルアーニュースR編集部が実釣インプレ【エステルでもないPEでもない注目のPFラインをガチインプレ】

寄稿:ルアーニュースR編集長 松下英雄
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ルアーニュースR 編集長の松下です。

昨日、仕事終わりで、近所の釣り場にアジングしに行ってきました。

実はこの日は、試したいことがあったんです。
それは何かというと、前々から使ってみたかったデュエルの注目ライン「The ONE アジング」の0.08号」を試すこと。

ハードコア公式「The ONE アジング」詳細ページはこちら

このライン、ジグ単アジング界隈で、超コアなアングラーからの熱狂的な支持が受けているラインというのを耳にしていて、気になっていたんです!

記者自身はこのところずっと、ジグ単のラインはエステル一択だったんだけど、やっぱり、色々注目を集めているラインは、実際に試してみたかったんですよねぇ。

まず、インプレの前に、このライン、どんなラインなのか? を簡単に説明しておくと…。

The ONE アジングは、簡単にいうと編み込んでない1本のPEというイメージ

発売元のデュエルが、PF(ポリエチレンフュージョン)と呼んでいるラインで、素材はPEラインと同じポリエチレン! ただ通常のPEは、複数本の原糸を編み込んであるのに対し、この「The ONE アジング」は1本の糸となっているんです。要するに編み糸ではなくポリエチレン素材のモノフィラメントライン! 編み込んでない1本のPEといったら想像しやすいとかもしれません!

では具体的にどんな特長があるのか? もう少し説明すると…まずはパッケージを見てください!

メーカーがうたっている特長としては…

・エステルと比べ、感度が約ラベルと同じ太さで強度は3倍強

・同じ号数のエステルと比べると直線協力比が3倍強

・飛距離が出る! といった感じ!

あと補足するなら、比重はPE素材と同じく0.97と軽いこと

※参考
PEライン比重: 0.97~0.98(真水より軽い)
ナイロンライン比重: 1.14~1.16(真水よりわずかに重い)
エステルライン比重: 1.38〜 1.41(ナイロンより重い)
フロロカーボンライン比重: 1.78~1.80(最も重い)

 

さて、ここからは実際にガッツリ使ってみての記者のインプレをご紹介!

まず使用したのはThe ONE アジングの0.08号(1.65Lb・0.048 mm)。1号を切る表示にテンションはマックス! ちなみにいつも使っているエステルは0.25号(1.3Lb・0.085mm)。
数字上は、いつも使っているエステルより細くて強度が高いということ。

説明はこれぐらいにして、さっそく実釣インプレにいってみたいと思います! ちなみに、このインプレ、案件とかじゃなく、記者の欲望・直結ガチインプレ、プライベート釣行インプレですので、うがった目で見ないでください(笑)!

まず強度ですが…

0.08号は明らかに細いけど強い!

まず、普通に手に取ってピーンピーンと引っ張った感じで、すでに強いなぁーという印象でした。そして実際、魚を掛けた感じもかなり強度は感じ真下! 実際、3時間チョイの実釣で釣れた魚は、アジは15cm~20cm6尾に加えて、サバ25~30cm弱5尾、セイゴ30cm弱3尾、ガシラ20数cmと、まぁまぁ引きの強い魚が来たんですが、普通にドラグワークで、そこまで際どくなく一度のブレイクもなくキャッチできました!

アジはスパテラ1.5inchの0.6gジグヘッドやアジマスト各サイズの0.6gジグヘッドがよかったです! スパテラ1.5inchはサバやガシラ、シーバスにもよかったです

今年の晩秋の大阪湾・湾奥はサバが多いですね

サバはイージーシェイカーの0.8gジグヘッドの表層フワフワ攻めがよかったです!

風弱めで参考記録⁉ ながら
感度は、確かにエステルよりイイ印象!

この日は風は弱めで体感2mぐらいだったんだけど、水中でのジグヘッドのダイレクトな操作感、ツン!とかショートバイト時の感度とか、マジで高かったです!

飛距離も文句なし

飛距離に関しては、細いっていうのもあるし、表面はツルツルして引っ掛かりがなく、ガイド抜けもよく、想像以上に飛んでいた印象。この日は全体的にシブくてジグヘッドの重さは0.6gメインだったんだけど、十分すぎる飛距離でした。

常夜灯が多少効いている場所での釣りでしたが、ラインは見やすかったです。

視認性はけっこう高かったです

けっこう気になっていたラインの見やすさだけど、常夜灯の光に反応して白っぽくみえて、かなり見やすかったです!

カラーの名称は「ゴースト」。
実際スプールに巻いたら白に見えるんだけど、実際のところは、クリアに若干、白まじりといった感じ。弱めに常夜灯がきいている場所で釣りをしていたんだけど、その光に反応?していい感じに視認性が高めでした

↓下写真はややピンクがかっているのは下巻きの色がピンクだからです!

適度なコシあり!

ラインはコーティングPEとおんなじ感じで、そこそこコシがあるけど、0.08号という細さもあって適度なコシで逆に扱いやすかったですよ

 

ラインが細いので風も気にならなかった

比重が軽いので、風の影響が気になるところですが、今回は風速2m前後の横風で、弱風だったので、さほど風でラインがあおられたりするのが気になりませんでした。まぁかなり細いということで影響を感じなかったのかもしれません。ただ8mとかになってくると、さすがに気になるとは思います!

激流のディープとかでなければ、操作も問題なし!

あと水中のライン軌道も気になるところですが、今回は、潮流が遅く、水深もそれほど深くない場所だったので、全然、違和感がないというか、快適に釣りができました! あとリーダーはフロロ2Lbを70cmぐらいとってもいたので、そういった面でも違和感なく、快適にアジングができましたよ! ただ潮流が速いディープなどでは、ラインメンディングなどで少し苦労する面があるかもしれません。

以上が、The ONE アジング0.08号のインプレでした!

最終的な感想ですが、今度からはこの0.08号をジグ単のメインラインにしようと思うぐらいイケてました

実際使ってみた最終的な感想ですが、今度からはこの0.08号をジグ単のメインラインにしようと思いました。それぐらい快適でしたよ!

ただこの0.08号・一択というより、風時や潮が速いディープなどではエステも多用すると思います!

あとThe ONE アジングはほかにも号数があるので、それらはPEの替わりになるのか? フロートは? とかも試してみたくなりました!

巻量 サイズ カラー 標準強力(Lbs.) 標準強力(kg) 標準直径(mm) 価格
150m 0.08号 ゴースト 1.6 0.7 0.045 オープン価格
150m 0.1号 ゴースト 2 0.9 0.05 オープン価格
150m 0.13号 ゴースト 2.5 1.1 0.055 オープン価格
150m 0.2号 ハーフゴースト® 3.8 1.7 0.07 オープン価格
150m 0.3号 ハーフゴースト® 5.6 2.5 0.09 オープン価格
150m 0.4号 ハーフゴースト® 7.2 3.2 0.11 オープン価格

ハードコア公式「The ONE アジング」詳細ページはこちら

いやぁーそれにしても、大人の夜遊びは楽しいですね! またこういう試したいモノがあるのも楽しすぎ!
また気になるモノが出てきたらインプレしたいと思います!

今回はジグ単のラインを試す! と心に決めていたのですが、遠投キャロ用ロッドも忍ばせていたのは内緒です

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