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【飛距離は正義、獲るのも平気】遠投性能とキャッチ率を両立したサーフロッド「パワーマスター サンドウォーカー」

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秋も深まり、いよいよサーフゲームがハイシーズンに突入。広大なサーフで思い切り遠投したい、でもバラしたくない。そんなサーフアングラーの想いに応えてくれるのが、天龍のサーフ用ロッドシリーズ「パワーマスター サンドウォーカー」。

パワーマスター サンドウォーカー【天龍】

発売中

「パワーマスター サンドウォーカー」は、ショアキャスティングロッドの「パワーマスター」シリーズのサーフ特化モデルで、「シーバスロッドより強く、ショアジギングロッドよりライト」という、サーフにマッチした絶妙なパワーバランスで設計されたロッド。

これにより、サーフで多用するプラグやジグヘッドリグ、メタルジグまで幅広く快適に扱え、ターゲットもヒラメやマゴチ、シーバスはもちろん、小・中型の回遊魚まで幅広く対応。まさにサーフ全般をカバーする高い汎用性を持ったシリーズ。

品名 全長( m [ft]) 継数
仕舞寸法(cm) ルアーウェイト(g) ライン(lb) ライン(PE/号) 最大ドラグ(kg) リアグリップ(mm) 自重(g) 本体価格
PMS9102S-ML 3.00[9’10”] 2 153 Best20/Max45 MAX25 0.8-2 4 420 175 ¥46,500
PMS1032S-MLM 3.12[10’3″] 2 160 Best30/Max50 MAX25 0.8-2 4 420 184 ¥47,000
PMS1102S-M 3.35[11’0″] 2 172 Best40/MAX60 MAX25 0.8-2 4 435 209 ¥47,500

天龍公式「パワーマスター サンドウォーカー」詳細ページはこちら

 

ジグもプラグも安定飛行。重みを乗せやすいティップ

さらに、ショアジギングロッドと一線を画すのが、そのティップセクションの設計。ショアジギングロッドがジグの操作性やシャープさを重視するのに対し、より粘りがあるサンドウォーカーはプラグの安定した飛行姿勢も実現。リリースする瞬間まで、ルアーの重みをロッドのティップで感じやすいように設計されています。

これにより、ミノーやバイブレーションといった空気抵抗の大きいプラグでもロッドにしっかり重みを乗せて投げることができ、飛行姿勢が安定しやすく、飛距離のロスを抑えます。メタルジグはもちろん、15グラム程度のプラグから快適に扱える懐の深さも魅力です。

軽量感と機能美を両立する仕様

ロッドの根幹となるブランクスは、塗装を排したアンサンド仕様を採用。これにより軽量化と軽快な振り抜き感を実現。また、ガイドには信頼性の高いFuji製Kガイド(ステンレスフレーム・SiCリング)を搭載し、PEライン使用時もストレスの少ないキャストフィールを追求。

軽量化につながるアンサンド仕様

フロントグリップ部には、「西陣織」仕様のカーボンパイプを採用。所有感を満たすデザイン性に加え、その独特な織り目が濡れた手でも滑りにくいという機能性も備えています。

バラしにくい「衝撃吸収性」

先述のアンサンド仕様のブランクスは、軽量感だけでなく、絶妙な「しなやかさ」と「粘り強さ」を両立。

ヒラメやシーバスの食い込みの浅いバイトでも弾きにくく、エラ洗いや急な突っ込みに対してもロッドが素直に追従。アングラーが想像する以上にネバるブランクが衝撃を吸収し、テンションが抜ける瞬間を抑え、フックアウトの軽減に直結します。

遠投性能を重視した11フィートモデル「PMS1102S-M」

ラインナップされている3機種の中でも、さらなる飛距離を求めて、特に遠投性能を重視して作られているのが「PMS1102S-M」。

このモデルが採用した11フィート(3.35メートル)という長さは、遠投するのに力強さを必要とせず、一般的な体格や筋力のアングラーでも振り抜くことができ、遠くまでキャストできるバランスを考慮して導き出されたレングス。

筋肉がなくても、誰でも遠投できる重さ・長さのバランスで設計されているのが特長。一つ先の沖までキャストできるような、飛距離が欲しいという方におすすめです。

ちなみに…サーフ以外に「磯ヒラ入門」にも

この「PMS1102S-M」は、開発段階からサーフだけでなく、ゴロタ浜や磯での使用も考慮されているのもポイント。

特に磯ヒラのエントリーモデルとしても十分なスペックを秘めており、磯際でのランディングで魚を抜き上げる強度設定やロッドの長さを活かした根ズレ対策も可能。サーフをメインに、時には磯にも挑戦したいというアングラーにも適した1本です。

遠投の先で、確実に獲るために

広大なサーフで遠くのポイントへルアーを届け、掛けた魚を波打ち際で獲りきる。「飛ばす」ことと「バラさない」こと。サーフアングラーが求める二つの性能を、天龍ならではのブランクス技術で高次元に両立させた1本。このロッドを手に、秋のサーフでさらなる遠投をしてみてはいかがでしょうか。

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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