今江克隆のルアーニュースクラブR「冬のケムクジャラ最強戦略」 第1261回
注目の毛モノ
イマカツの毛モノの歴史としては古くは「ヘアリーチャンク」、ロングセラーの「ヘアリーホッグ」、キワモノの極み「ドレッドホッグ」、そして昨年デビューの「クジャラ160」と続くが、今月いよいよ「クジャラ」のダウンサイズ版、ミドルサイズの「クジャラ110」がデビューする。

昨年発売された「クジャラ160」に続き、今月待望のダウンサイズモデル「クジャラ110」がリリースされた。「ダンベルクラブエラストマー」、「インチヘアリー」と順次本金型に移行しており早ければ年内入荷も実現するかも。
大きさ的には「160」よりひと回り以上小さいが、今江的にコイツはむしろ丸ごとワッキーセッティングで使うことをおすすめする。
特に低水温期は間違いなくコチラだ。
ジョイント構造で非常にフレキシブルで、イメージ的に「ビッグダディ」のエラストマー版と思って使えば違和感なく使えると思う。

丸ごとワッキーの髭ダンスアクション?でもっとも威力を発揮する「クジャラ110」。「クジャラ110」丸ごとワッキーはポークのビッグダディの感覚で使うことがもっともイメージしやすいと思う。
薮田和幸プロの琵琶湖でのおすすめも丸ごとづけのフリーリグである。
こちらに関してはちょっとした春のシークレットリグがあり、春にヤバいので今はヒ・ミ・ツである(たぶん、まだ薮田プロも知らないと思う。)

「クジャラ110」は丸ごとフリーリグにしてもとても効果的だ。ポークを上回る柔軟性と浮力、ジョイント効果で派手に動かさずデッドスローでズル引くだけでナチュラルで強力なアピール力を発揮してくれる。
確実に春には入手困難ルアーになると思うので、今の間に絶対に手に入れて、クセがつかないようにきれいにBOX改造してスタンバイしておいて損のないルアーである。

2025年冬~2026年春は「ダンベルクラブエラストマー」、そしてさらに凶悪フィネスな「インチヘアリーエラストマー」がタフなフィールドを席巻するだろう。
晩秋からは動かさなくても動いてしまう、移動距離最短にして最多のアクションを発生できる毛モノ最強シーズンの始まりだ。
ライブソナーにももっとも映し出しやすい筆頭ルアーであり、リグ次第でベタベタに攻めることも、底を切って浮かすことも、サスペンドさせることすら可能だ。
新時代のビッグダディとして、いまから春に備えて徹底的に「毛モノFFSライブ」は練習しておきたい。

今年の冬はギトギトのポークに代わって、イージーでわずかな入力でも動く、毛モノのモジャ男リグが間違いなく主役になるだろう。


























































