
2026年、「ラフィン250」が出る。
gamakatsuのビッグベイト「ラフィン」には、これまで170と250が存在した。シリーズ第三の矢が「ラフィン250」だ。これまでのラフィン同様、250を手掛けたのは赤松拓磨さんだ。250mmの新たなサイズは、「最も出番が多くなるサイズであり、その日の状況を見極めるサーチベイトでもあります」と赤松さんが話す〝いつでもどこでも頼れるヤツ〟となりそうだ。
ラフィン170およびラフィン300との関係性、使い分けといったところは前回記事でもご紹介したので参考にしていただければ!
さて、今回はそんなラフィン250を、もう少し詳しく解説していきましょう! 2026年を迎えるのが楽しみになるように…(笑)。
2026年登場予定 ラフィン250【gamakatsu】
まずは駆け足でスペックから。現時点で分かっているスペックは以下の通り。

△ラフィン250。製品にはトレブルRB-MH ハイパーシールド2/0が標準搭載

ラフィン250のサイズ感
全長の項目で230mm(スライドテール)、250mm(クイックテール)とあるのは、ラフィン250には2種類のテールが付属し、クイックテールが若干長いため。このあたりについては後述する。
| 全長 | 重量 | フック | タイプ |
| 230mm(スライドテール) 250mm(クイックテール) |
120g(フック込み) | Gamakatsu トレブルRB-MHハイパーシールドSP 2/0 | フローティング |
パーツ構成は「ラフィン」らしさ
ジョイントボディのラフィン250。一体成型の極小リップやシリコンテールなど、構成は「ラフィン」シリーズに共通する、らしい作りに。


ラフィン250はラフィン170と同様にシングルパーツのジョイントとなっている。左右だけでなく捻る動きも出せる。可動域が広いのだ。

△シングルパーツによるジョイントは、左右だけでなく、ねじれるような可動域の広さを生む
では、そもそもなぜそのような構造にしたのか。これはラフィン170、同300にも共通するが「ビッグベイト、ジャイアントベイトといった扱い難いイメージのあるルアーを、もう少しアングラーのレベルを問わずにちゃんと動かせるものにしたいなというシンプルな想いですね」と赤松さん。

ビッグベイト・ジャイアントベイトという豪快そうな総称とは裏腹に、大型のジョイントルアーをキレイに動かすためには、正しいロッドアクションとラインテンション(ラインスラック)が必要。実は繊細なのだ。
それに対し、ラフィン250のシングルジョイントは可動域が広いために、動かし方のストライクゾーンが広い。ある程度アバウトでも基本の動かし方ができれば、その可動域の広さからしっかりと動いてくれるのだ。

ただし、左右に加えてヒネリもあるだけに通常なら動き過ぎる。その動き過ぎ、アクションの破綻のブレーキ役となってくれるのが一体成型のショートリップ。
シングルジョイントで180度ターンなどのアクションがさせやすくなる反面、時には180度以上にねじれこんでしまったり…という現象がラフィン170の開発段階では起こっていたそうで、それを解決したショートリップは250にも、そして300にも踏襲されている。

一体成型のショートリップはシリーズ共通。もちろんサイズごとに、そのショートリップにも微調整がなされている
では、普通のリップ付きにすれば良いのでは?と思い、率直に尋ねてみたところ赤松さんからの答えはこう。
「170テスト時には、もちろん大きめなリップ付きも試してきました。水押しやブレーキ力という部分では良い反面、その部分に水を受けるとどうしてもアクションの艶めかしさが出にくかったんですよね。角のあるスイムと言いますか。リップレスでは動き過ぎる。けれどリップを大きくすれば滑らかさが出ない。そこで一体成型のショートリップにしたら、すごくそのバランスが取れたんです」
ちなみに…「実は、コレを見た時にパッと思いつきました」と赤松さんがニヤリと指さした「コレ」が、ご自身の爪。爪半月(そうはんげつ)。爪の白い部分。コレを見てショートリップに結び付けたというのだから…どんだけルアー好きなのっ!

左は軟らかい「クイックテール」、右は硬い「スライドテール」。ラフィン250には2種のシリコンテールが標準搭載
シリコンテールに関してはラフィン300同様に2タイプ。硬いスライドテールと軟らかいクイックテールが付属する。基本的にはスライドテールは、より水を切り幅の出るスライドアクションを出したい時に。クイックテールは軟らかさを活かして、ピンポイントでの連続したアクションを細かく出したい時に。


ラフィン250はトレブルフックにはトレブルRB-MHハイパーシールドが採用される予定だという。抜群の防錆性能を発揮するハイパーシールドの採用、T.G.W(トーナメントグレードワイヤー)素材はかなりソルトシーンでの使用を意識したもので、フックに関してはラフィン300のトレブルRB-ビッグベイトSPとは異なる。
現代ビッグベイトシーンの“ちょうどいいサイズ”
ここまでがラフィン250の大まかな基本情報。

2026年には250mmが仲間入りし、三兄弟となるラフィン。その中でもラフィン250は一番出番の多いサイズになるという。ラフィンでいえばラフィン170ではチェイスすらない状況は確かにあって、扱いやすいジャイアントベイト「ラフィン300」とはいってもタックルはある程度選ぶ。そこにきて250mmの4オンスクラスは、サイズ感としては300よりだいぶ親しみやすい(笑)。なおかつ170よりインパクトが出せる。
スライドを意識ってどういうこと?
ラフィン250に関してはスライドを意識した…。赤松さんが話していたのだけれど、スライドを意識ってどういうこと?そのあたりも聞いてみた。
以下は赤松さんのコメントだ。

ラフィンシリーズの特徴でもある「ピンスポットを攻め切るクイックな操作感」は、250でもしっかり受け継がれています。サイズを感じさせない軽快なレスポンスで、狙ったスポットをきっちり誘うことができます。
けれど、250はスライドに強く意識を持って作りました。テールの名前(クイックテール、スライドテール)にもある通り、「クイック」と「スライド」の2つの動きをラフィン250は演出できます。
クイックに関しては、ピンポイントで細かな動きを出すイメージ。スライドに関しては、そのまま横方向へスライドしていくイメージです。
これまでのラフィン同様に、どちらも可能だけれど250に関してはどちらかといえば少し強めのスライドアクションを意識しました。

ラフィン250はジャーキングでレンジを入れられサーチの幅を広げてくれる
170と300もスライドはできる。けれどもその2つは、どちらかといえば柔らかめのスライド…という感じですかね。
250は水をまといながら滑るようなスライドで広く探ることができる。サーチベイトとしての要素も強く、実際、自分の中では最も出番の多いサイズになると思っています。
まず250で状況を探り、そこから繊細さを求めて170に落とすのか、反対にリアクションを強く引き出すために300を投げるのか。250が仲間入りすることにより、そんな組み立てがやりやすくなります。
サイズ的な部分とリアクションと食わせが両立できることからもラフィン250単体としても仕事量を多くこなしてくれる。2種類のテールによっても質の違うアクションが出せるので、そのあたりも組み合わせて使ってもらいたいですね。























































