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バークレイの新構造ライトゲーム用PE「フォワード」ってどうなんだい?【マサヤートが最速インプレ】

寄稿:マサヤート(MASAYART)
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マサヤート(MASAYART)

幼少時代からキャンプ、スキー、マリンレジャー、釣りなどを楽しむ生粋の外遊び好き! 現在はアウトドア・イラストレーターとして活躍中で釣りメーカーとのコラボも多数手がける。近年は魔改造したキャンピングカー仕様のバンに乗り  「旅して、釣りして、描いて」というノマドワーカースタイルで全国各地を巡っている(現在、日本2週目)。また琵琶湖そばに、アウトドアショップ「TEP テップ( third eye peeps)」(滋賀県大津市南比良573)をオープン!外遊び/水遊びガイドなども行っている。

皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。本日もお疲れ様です!ピュア・フィッシング・プロチーム「ソルトベイトフィネス界の変態」、マサヤートです。

現在、私はキャンピングカー仕様のバンに乗り、「旅して、釣りして、描いて」というデジタルノマドスタイルで日本2周目に突入中です。釣りの方は「ベイトアジング」を偏愛!自己満足でニヤニヤできる釣りを続けている稀代の変態です(笑)。

さて、今回はあの!バークレイから発売される新しいPEラインをご紹介します。

バークレイのラインと言えば、「スーパーファイヤーライン」や「スーパーファイヤーラインクリスタル」、「ナノフィル カラード」などの戦隊モノの必殺技のような名前のラインが皆様の記憶にあると思います(※バークレイのすべてのライン情報はこちら

 

そんな中で今回、ご紹介するラインは11月発売の新作「フォワード」です!

Forward(フォワード)【アブガルシア】
0.3号、0.4号、0.5号

2025年11月登場

バークレイ公式  フォワード  詳細ページはこちら

バークレイ独自の技術を結集したラインと言えば、PEを超えたラインとして有名なSuper FireLine(スーパーファイヤーライン)ですね!お好きな方も多いと思います。

改めてスーパーファイヤーラインの凄さを最近感じている今日この頃ですが。さて、満を持して11月に登場する新作の「フォワード」はどうなんだい?

満を持して11月に登場する新作の「フォワード」はどうなんだい?

フォワードの特長を挙げてみると…

・繊維を編まず均一に束ねた独自テクノロジーPEライン。
・縦方向に束ね熱延伸加工を施すことで糸の伸びを極限まで軽減、驚異の感度を実現。
・従来より直径が小さくなることでキャスト時の抵抗が減り、飛距離アップ。
表面が滑らかなため糸鳴りも感じにくく、ノイズ軽減により前アタリや絶妙な潮流の変化なども感じやすい。
・ライトリグでも狙ったポイントへのアプローチと繊細なアクションが可能。
・フレイムグリーンはUVライトで照射すると高発光するため、夜間の釣りでもラインでアタリが取りやすい。

こんな感じでライトゲームを更なる高みへ!をコンセプトにしたライトゲーム特化型ラインなのです。

カラーラインナップは「白いクリスタル」「UVライトで照射すると高発光するフレイムグリーン」の2色展開。

サイズは0.3号・0.4号・0.5号で長さは150mと、ライトゲームに特化している感が伝わるラインナップ!

製品名 カラー 長さ lb 本体価格
フォワード クリスタル、フレイムグリーン 150m 0.3 4.4 ¥3,400
フォワード クリスタル、フレイムグリーン 150m 0.4 6.4 ¥3,400
フォワード クリスタル、フレイムグリーン 150m 0.5 8.6 ¥3,400

実際に今年の初めから使わせて頂いていましたが、マサヤートさんと言えば「ベイトアジング」や「ベイトフィネスでのライトゲーム」ですので、今回はベイトでの使い方をご紹介します。

新PE「フォワード!」SWベイトフィネスとの相性は?

バックラッシュが起こりづらい絶妙なハリ感が◎

ベイトアジングにおいて、ライン選定は本当に重要で永遠の課題です。もちろん千差万別で釣り人によって、意見が分かれる世界でもあります。どれが正解とはありませんが、長くベイトアジングをやってきた僕のタックルセッティングにおいて、忖度抜きでようやく本当に使いやすいラインに出会ったと感涙しております。

また、マサヤートさん的なベイトアジングにおいてのラインに求める条件がいくつかあるのですが、一番は「ハリ」です。こればかりは、なかなか文章でお伝えしにくい感覚の世界ですが、このハリ感が重要でバックラッシュにつながるポイントですので、「フォワード」のハリ感は素晴らしい!HPでは対応リールの表記にベイトは△とありますが、実際に使用してみて、ベイトリールとの相性が抜群に良いと感じています。

ゼノンLTXを使ったベイトアジング

さて、サイズが0.3号・0.4号・0.5号とありますが、どのような使い分けかと言うとマサヤートの代名詞と言えばアブガルシアの「ZENON LTX」を使ったベイトアジングです。

⚫ノーマルスプールには「フォワード0.4号」
MGスプールには「フォワード0.3号」

どちらも約30mほど巻いて、スーパーファイヤーライン リーダー3Lbを使用し、使用するジグヘッドは「バークレイ アジデント」1gから2g程度のオカッパリがメインです。
以前は0.4号の使用が多かったのですが、使用感と強度に問題ないことが分かり、更に使い込むことによって感じた「Mgスプールと0.3号」の相性の良さを感じて以来、0.3号がメインとなりました。

もし、この記事を読んで頂けた紳士淑女の皆様でZENON LTXを使ってのベイトアジングでニヤニヤされてる方がいたら、是非とも「Mgスプールとフォワード0.3号」を使って頂きたいです。

ライトゲームを更なる高みへ!と言うか、ベイトアジングを更なる高みへ!連れて行ってくれると感じて頂けると思っております。

もちろんアジングだけに止まらずに「フォワード0.5号」を使用してのライトロックゲームやナイスなコーティングによる水切りの良さで、エリアトラウトにも使用したり、はたまた時にはスピニングを使ってのアジングもしますが、今まではエステルラインがメインのところを「あれ?  フォワード0.3号でええやん!」となっているほどに、「フォワード」は、僕のメインラインとなりました。

 

注意が必要な点も1点あります

ライトゲーム専用モデルで伸度が低いため、重いモノを遠投する場合、高切れに注意

しかしながら・・・
注意が必要な点が1点! それは…。
ライトゲーム専用モデルであり、伸度が低いため、重いモノを遠投しようとすると高切れする可能性がございます。ご注意ください。

とにかくライトゲームに特化したラインですので、ここは注意なポイントです。

実際に色々な重さを使いましたが、今のところはノーストレスで高切れはしていませんが、あくまでもライトゲームに特化したラインですので、お気をつけ頂ければ幸いです。

好みが分かれるライトゲームのライン界隈ですが、味変なノリで一度使って頂ければ、マサヤートさんは嬉ションする程に喜びますので、店頭で見かけられたら是非とも手に取ってみてください。

マサヤートの過去記事はこちら

次回のマサヤートさんは
「アブガルシアのNEO-3Way(ネオ-スリーウェイ)ってヤバくない?」です。

ピュア・フィッシング・ジャパン(PURE FISHING JAPAN)

アブ・ガルシア、バークレイをはじめ、ペン、サベージギア、プラノ、ハーディなど世界的に有名な各ルアーブランドの企画・製造・販売を行っている総合ルアーメーカー。取扱っているアイテムはリール、ロッド、ルアー、アパレルほか多岐に渡る。
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