秋本番!シーバスアングラーお待ちかねのハイシーズンですね。でもハイシーズンにあるあるなのが、ボイルは起きるのに、なかなか食わせられない…。そんな、もどかしい状況を打開するのがエクリプスの「バロール90」。
2016年の登場以来、春のバチパターンなど表層攻略で活躍するこのシンペン。秋のハクやイナッコパターンにも良く効くんです。ルアーの動きが手元に伝わりやすいため、シンペンはちょっと苦手…という方にも、オススメです!
バロール90 【エクリプス】
レングス | ウエイト | フック | リング | 価格(税込) |
90mm | 13g | #6 | #3 | ¥1,980 |
エクリプス公式「バロール90」詳細ページはこちら
「バロール90」を語る上で外せないのが、その手元にしっかり感じる明確な引き抵抗。秘密は、ミノーのリップのようにも見える独特なヘッド形状。このヘッドがしっかり水を受けるので、ルアーの動きや流れの強弱が、ブルブルッと手元に伝わってきます。
そのため、「流れのどこが効いているか」「どのスピードでアクションするか」が分かりやすく、シンペンが苦手な人にありがちな「シンペンは何をしているか分からない…」問題をサクッと解決。これなら手元にアクションを感じながら、誰でもカンタンに表層を攻略可能です。
タダ巻きだけでOK!スピードで変わる2つのアクション
もちろん、ただ使いやすいだけじゃありません。リトリーブスピードを変えるだけで、アクションがガラッと変わるのも「バロール90」の面白いところ。
ミディアム~ファストリトリーブでは、お尻をパタパタと軽快に振る”スイングアクション”。コノシロやイワシなど、元気に泳ぐベイトの群れからはぐれた一匹をカンタンに演出。
逆にデッドスローに巻いてくると、今度はお尻を振らない”純ロールアクション”に変化。弱々しい波動で、流れに身を任せるハクやイナッコなどの弱ったベイトをリアルに再現。
このタダ巻きだけでアクションに変化をつけられる点が、大量のベイトに夢中でセレクティブになっている秋のシーバスにも効果的なのです。
得意レンジは水面直下!根掛かり知らずのシャロー攻略
「バロール90」の得意レンジは、水面から40センチまでの超表層。波乗り形状とも呼ばれる少し反り返ったボディとウエイトのバランスが絶妙で、ゆっくり巻いても沈みすぎず、表層をキープしやすくなっています。ロッドを立てて巻けば、水面に引き波を立ててアピールすることも可能。
根掛かりが怖いシャローエリアやカキ瀬の上でも、臆することなくガンガン攻められます。水面を意識したシーバスを、焦らすようにじっくり見せて食わせる。そんな攻め方ができるのも魅力です。
気持ちよくカッ飛ぶ!サーチ能力もピカイチ
操作性やアクションもさることながら、飛距離もかなりのもの。浮き上がり性能のために調整された後方固定ウエイトが、キャスト時の飛距離アップをサポート。このサイズ感のルアーとは思えないほど、安定して気持ちよくカッ飛んでいきます。
広い河口や干潟で、やる気のあるシーバスを効率よく探していくパイロットルアーとしても優秀です。
今回紹介した「バロール90」は、シリーズの中核を担うオールラウンダーですが、実は状況に応じて使い分けられるサイズ違いの兄弟モデル「バロール130」「バロール65」も存在します。
まずは万能な「90」を軸に、ベイトサイズやフィールドに合わせて兄弟を投入すれば、さらに釣果の幅が広がるはず。ランカーとの出会いがグッと近づくこの秋、あなたの右腕になってくれるかもしれませんね。