ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【Core=核】ZENONシリーズの核となる技術を搭載!「ZENON Core(ゼノン コア)」のポジショニングや特長を詳しく解説/三浦一真

寄稿:三浦 一真
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

皆さんこんにちは。“三浦一真”です。

アブ・ガルシアのベイトリールを代表する存在である、フラッグシップモデル“ZENON”ですが、今年2025年春…新たに追加されたのが“ZENON Core”。

既にご愛用いただいている方も多いとは思いますが、今回は製品のポジショニングや特長など…詳しくご存知でない方に向けて、どのようなリールなのかを“ZENON”他モデルとも見比べながら、解説させていただければと思います。

三浦一真(Miura Kazuma) プロフィール

地元和歌山を知り尽くし、野池をはじめ紀の川などでも日々バスとの出会いを楽しむロコアングラー。 陸っぱりからボートまで様々な角度からフィールドの状況に合わせた攻め方を巧みに使い分ける。 実は普段は美容師さん。ご自分のお店「azito.hairmake」で日々おしゃれさんを生みだしている。 ピュア・フィッシング・ジャパン フィールドスタッフ。1981 年1月生まれ。

ZENON Core(ゼノン コア) BF7/HS8【アブ・ガルシア】

アイテム 重量 ギヤ比 スプール径 最大ライン巻取 最大ドラグ ベアリング ラインキャパ1 ラインキャパ2 価格 税別
ゼノン Core
HS8 /同L
164g 8.3:1 32mm 83cm 7kg 7-1 14lb-100m PE3号-90m 39,800円
ゼノン Core
BF7 /同L
164g 7.5:1 32mm 75cm 7kg 7-1 8lb-100m PE1号-90m 39,800円

アブ・ガルシア公式「ZENON Core」詳細ページはこちら

CORE=核/ZENONシリーズの核となる技術を搭載したモデル

Coreとは日本語で“”を表します。

既に発売となっているZENONシリーズの核となる技術を搭載し、更に使いやすくて、スタンダードなベイトリールが「ZENON Core」です。

自重164g、32mmスプール径、アルミフレーム採用でソルトフィッシングでも使用可能な万能モデルで“8lb-100m”の糸巻量でベイトフィネスタックルなどでも使用しやすいギア比7モデルと“14lb-100m“の糸巻量でカバー撃ちや中重量ルアーなどでも使用しやすいギア比8の深溝ハイギアモデルがラインナップされています。

ZENONシリーズ全モデル共通の特長

ここからは、ZENONシリーズとの共通点や、他モデルとも照らし合わせながら、より踏み込んだ内容を解説させていただきます。

では、先にZENONシリーズ全体に共通する特長をお伝えいたします。

共通する特長① エルゴノミックデザイン

パーミングのしやすさやクラッチワークの操作性を格段にUPさせた、左右非対称ボディである“エルゴノミックデザイン”が採用されています。

共通する特長② マグネットブレーキシステム「MAGTRAX IIIブレーキ」

シンプルかつ信頼性の高いマグネットブレーキシステム。

MAGTRAX IIIブレーキ”を搭載。

共通する特長③ リセスドリールフット

スプールをリール本体ギリギリまで押し下げて究極にロープロファイル化させる事によって、ラインの射出がよりスムーズになる“リセスドリールフット”。

ZENONシリーズ各モデルと共通する特長

続いては、“ZENON”各モデルとの共通点を解説します。

ZENON BEASTシリーズと共通の特長

耐久性、強度を高めて更に軽量化された“超々ジュラルミン採用の大口径ギア”。

アブ・ガルシア公式「ZENON BEAST」詳細ページはこちら

ZENON LTXと共通の特長

ソルトフィッシングでの使用も視野に入れて、タフで最適な強度を実現したアルミニウムアロイ製の“デュラメタルフレーム”。

アブ・ガルシア公式「ZENON LTX」詳細ページはこちら

歴代の“ZENON”シリーズの長所を1つのベイトリールに盛り込んだのが「ZENON Core」であり、語弊を恐れず言うならば“STNDARD ZENON”といった印象です。

オススメのタックルセッティング

ここからはもっと実際にアングラーからみた印象や、オススメな使い方を紹介します。

ZENON Core BF7

ギア比が7.5:1で巻きの釣りにも撃ちの釣りにもユーティリティに使えるので、ML〜Mクラスのベイトロッドにフロロカーボンライン12Lbくらいをセットして“ライトバーサタイル仕様”にするのがオススメ!

クランクベイトやスピナーベイト、バイブレーションなどはモチロン、オープンウォーターやライトカバーでのテキサスリグ、フリーリグなどにも最適です。

ZENON Core HS8

ギア比が8.3:1でスムーズなラインの巻き取りが可能なので、主に撃ち系の釣りをメインにトップウォーターなどにも最適、M〜MHクラスのベイトロッドにフロロカーボンライン16Lbくらいをセットして“ヘビーバーサタイル仕様”として使うのがオススメ!

ラバージグ、テキサスリグ、フリーリグなどのカバーを絡めた釣りをメインとして、ハネモノやビッグベイトなどウェイトのあるルアーを使った釣りもスピードを武器としてテンポ良く行えます。

スプールの入れ替えでより幅広い使い方を

なお、BF7とHS8はスプールに互換性があるので両モデルをお持ちの方はスプールの入れ替えも可能です。“深溝タイプでギア比7”、“ベイトフィネスタックルでギア比8”などなど…更に釣りの幅を広げる事もできるので、リール2台で4台分の使い方が可能です。

ストロングスタイルやパワーゲームに特化した「ZENON BEAST」、ソルトフィッシング対応でフィネスに特化した「ZENON LTX」、シリーズ最軽量でユーティリティに特化した「ZENON MG7」。各機種の特長を備えつつも正常アップデートされて、正しく“”となるポジションに誕生した「ZENON Core」。

その言葉が表す通り、現代のバスフィッシングにおいてベイトリールに求められる性能のど真ん中を担ってくれる存在だと思います! ぜひ一度手に取ってお試しください!

ピュア・フィッシング・ジャパン(PURE FISHING JAPAN)

アブ・ガルシア、バークレイをはじめ、ペン、サベージギア、プラノ、ハーディなど世界的に有名な各ルアーブランドの企画・製造・販売を行っている総合ルアーメーカー。取扱っているアイテムはリール、ロッド、ルアー、アパレルほか多岐に渡る。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」