広大なサーフでの釣り。魅力的なターゲットが潜む一方で、「一日中投げるのは疲れる」「もっと飛距離がほしい」といった悩みを持つアングラーは少なくないはず。
そんなサーフアングラーに寄り添うべく、エクリプスから登場したのが「Axia Track(アクシアトラック)フラットフィッシュモデル」。
「釣果や記念すべき瞬間を記録する」というコンセプトのもと、優れた性能とコストパフォーマンスを両立させたロッドシリーズ「アクシアトラック」から、今回はフラットフィッシュモデルを紹介!
アクシアトラック フラットフィッシュモデル 【エクリプス】
一日中キャストができる“軽さ”
広大なサーフを前に、ひたすらキャストを繰り返すフラットフィッシュゲーム。特に朝マヅメや夕マヅメのチャンスタイムは、集中してルアーを投げ続けたいもの。しかし、タックルが重いと夕方にはヘトヘト…なんて経験はないだろうか。
アクシアトラックは、まずその「軽さ」が際立つ。ブランクスに「ナノレジンカーボン」を採用するなど徹底した軽量化が施されており、1日中振り続けても疲れにくい軽快な操作性を実現。
体力に自信がない方や、長時間釣行に集中したいアングラーにとって、この軽さは大きなアドバンテージになる。
「あと少し…」に届かせる、安定した“飛距離”
サーフにおいて、飛距離は最大の武器のひとつ。アクシアトラックは、誰もが安定した飛距離を稼げるよう、そのテーパーデザイン(ロッドの曲がり方)にもこだわっている。
軽い力でもロッドがしっかり曲がり、その反発力でルアーを弾き出す設計は、まさに力任せではなくロッドの性能で飛ばす感覚。
キャスト時にはティップからベリーがしなやかに曲がり込み、力強いバットがルアーを一気に放出。これにより、ビギナーでも投げやすく、ベテランも納得のキャストフィールで安定した飛距離を叩き出すことができる。
それでいて、不意のザブトンヒラメや大型マゴチといった大物にも負けない強靭なバットパワーを秘めているのも見逃せない。遠くで掛けた魚もしっかりと寄せるパワーは、アングラーに大きな安心感を与えてくれる。
ちなみに、動画で使われている「ゼオ ヌエヴォ95S」についての記事はこちらを参考にしてほしい。
王道か、フィネスか。個性で選ぶ2つの選択肢
フラットフィッシュモデルには、それぞれ異なる個性を持つ2機種がラインナップされている。自分のスタイルに合わせて“相棒”を選べるのも、このシリーズの魅力。
モデル | 全長 | 継数 | ルアーウェイト | ライン(PE) | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
ATFS-99MLL | 9’9″ / 297.2m | 2 | 7-35g | max2 | ¥31,900 |
ATFS-102ML | 10’2″ / 309.9m | 2 | 10-40g | max3 | ¥31,900 |
エクリプス公式「アクシアトラック フラットフィッシュモデル」詳細ページはこちら
サーフゲームの基本となる10ft2inのレングス。ミノー、シンキングペンシル、バイブレーション、メタルジグまで、幅広いルアーを快適に扱えるクセのないアクションが特長
レギュラー寄りのファストテーパーが採用されており、投げやすさは折り紙付き。様々な状況に対応できる一本を求めるアングラーにとって基本となる頼れる一本。

近年注目を集める「サーフフィネス」に対応した9ft9inモデル。ワームとジグヘッドリグなどを使い、より繊細にターゲットの口を使わせるスタイルに特化
小口径ガイドを搭載することで、感度と振り抜けの良さが格段にアップ。ショートバイトも逃さずティップが追従し、タフな状況下でこそ真価を発揮。ティップからベリーにかけてしなやかに曲がることでバットのパワーを最大限に活かす設計で、繊細さとパワーという相反する要素を両立させている。
これだけの性能とこだわりが詰め込まれて、価格は3万円台前半。まさに「ハイスペック&ハイコストパフォーマンス」を体現したシリーズ。
ヒラメやマゴチが本格化するこれからのシーズン、新しい相棒候補として検討してみてはいかがだろうか。きっと、サーフに立つのがもっと楽しみになるはずだ。