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【数釣りが楽しめる新子シーズンIN】秋の“ティップランゲーム攻略”でキーとなる3つの秘訣

連載:ジャッカルソルト
寄稿:小林 敬宗
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皆さんこんにちは。

ジャッカルソルトフィールドスタッフの“小林敬宗”(こばやしたかむね)です。

お盆を過ぎた頃から、各地の堤防でアオリイカの釣果が出始め、船からのティップランゲームも徐々に本格化してきました。これから秋が深まるにつれてイカのサイズも大きくなり、いよ いよハイシーズンに突入します。 今回は、これからの季節に楽しめる“船からのティップランゲーム”にフォーカスし、その攻略の秘訣をお伝えします。

小林 敬宗(Takamune Kobayashi) プロフィール

日本海エリアや三重エリアを中心に、年間を通して「イカ釣り」をメインに活動中。イカメタル、ティップラン、堤防エギングなど、季節ごとのあらゆるイカ釣りに対応。ジャッカルの“イカマイスター”として、確かな知識と経験を持ち、オフショアではバチコン、タイラバ、ジギング、ボートロックといった、多彩な釣りを展開。淡水ではバスフィッシングやトラウトゲームも楽しむオールラウンドなマルチアングラー。

秋アオリの特徴とシーズンの楽しみ方

春~夏にかけて産まれたアオリイカは、秋には“ヤクルトサイズ~コロッケサイズ”ほどに成長し、堤防からも釣れるようになります。

その少し遅れたタイミングで、沖を狙うティップランも開幕。水深がある潮通しの良いポイントを狙うため、堤防よりもサイズアップが期待でき、シーズン序盤でも“トンカツサイズ”が混じることも珍しくありません。

ティップランと聞くと「なんだか難しそう…」と思う方もいるかもしれませんが、秋のアオリイカに関しては、堤防エギングの延長線上にあると考えてOKです。

“キモ”になるのは、いかに高活性な個体をテンポ良く見つけていくか、この考え方が釣果アップのカギになります。

秋のティップラン攻略の3つの秘訣

では、そんな秋のティップランを攻略する為に、キーとなる3つの秘訣を解説します。

ポイント① シャクリはシッカリ、ステイは短めが基本

秋はイカの活性が非常に高く、特に序盤はスレていない個体が多いため、積極的なアクションが効果的です。

ボトム着底後、3~5回シッカリシャクリ上げる→糸ふけを取って、ピタッと止める(ステイは 5秒以内が目安)→コレを3セット程繰り返したら、再度ボトムまで落とすorキャストし直し探る。このテンポの良いアプローチが、数釣りを楽しむポイントです。

ポイント②フォール姿勢が命!エギ選びはイカのサイズと安定感で

この時期に使用するエギは、2.5号~3.0号が主流。

ただし、ティップラン専用のエギで2.5号のラインナップは意外と少なく、堤防用のエギに仮面シンカーを装着して使う方も多いのでは ないでしょうか?  私が愛用しているのは、ジャッカル「ゲキダキTR」。

ジャッカル公式「ゲキダキTR」詳細ページはこちら

2.5 号~3.0号、カラーも10色と幅広いラインナップ。

マッスルキール構造”で安定したフォール姿勢を確保。良く刺さる太軸カンナで強度とフッキング率共にバツグンです。 特にフォール姿勢が安定しているエギは、イカに違和感を与えにくく、抱かせやすさが段違いです。

ポイント③ロッド選びで釣果が変わる!用途に応じたセレクトを

ティップランで大きく釣果を左右するのが、ロッドの選択です。

今季発売の「ゲキダキTR シャフト」には様々な番手がありますが、秋序盤の軽いエギ操作では、ML~Mクラスがメインになります。

ジャッカル公式「ゲキダキTR シャフト」詳細ページはこちら

私が良く使う3本はこちら。

・「GDTR-S510ML/F」先調子モデル

・「GDTR-S511ML/R」胴調子モデル

・「GDTR-S611ML/R」ロングレングスモデル

Name Length(ft/m) 継数 Power Lure Weight Line Price
GDTR-S510ML/F 5’10″/1.78m ※3pcs MEDIUM LIGHT 20-70g PE 0.4-0.8 号 ¥33,000
GDTR-S511ML/R 5’11″/1.80m ※3pcs MEDIUM LIGHT 20-70g PE 0.4-0.8 号 ¥33,000
GDTR-S611ML/R 6’11″/2.11m ※3pcs MEDIUM LIGHT 20-70g Cast max 40g PE 0.4-0.8 号 ¥34,650

基本的には短竿を好んで使っていますが、風が強い日や船が揺れる状況では「GDTR-S611ML/R」が活躍。 ロッドの長さを活かし、シッカリダート幅を取れるのも魅力。

調子の違いについては以下の通り。

・R(胴調子)・・・オールラウンドに対応。基本はこちら。

・F(先調子)・・・繊細なアタリやテクニカルな状況で真価を発揮。

また、シーズン後半にかけて、エギのサイズが3.0号~3.5号へと大きくなるタイミングでは、M ~MHクラスのロッドへ移行しましょう。

ティップラン専用ロッドを持っている方も少ないとは思いますが、正直専用ロッドを使うと「も っと早く買えば良かった!」って思います(笑)。軽い操作性や感度の違いはモチロン、疲れにくさも段違い。ティップランがもっと楽しくなりますよ!

ぜひこの機会に専用ロッドを試して 見て下さい。

まとめ:今こそティップランに挑戦を!

これからが本番を迎える秋のティップランゲーム。

今年は特に福井エリアの釣果が好調で、先日の撮影時にはなんと30尾超えの釣果も記録できました! サイズも上々で、今シーズンは大型のアオリイカにも期待大です。

堤防でなかなか釣果が出ない方や、いつもと違うフィールドでイカを狙ってみたい方は、是非この秋、ティップランゲームに挑戦してみて下さい。

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