皆さんこんにちは。
アクアウェーブフィールドスタッフ“桑原 一幸”です。
記録的な猛暑の夏が終わり、遂に待望のアオリイカシーズンが到来しましたね! この秋、アクアウェーブからも、初のティップラン専用エギ「アオリクスTR」が発売。
ティップランエギングに求められる基本性能をシッカリと押さえ、ベテランからビギナーまで、誰もが扱い易くという点に注力して開発されたエギになっています。
今回は拘りや使用感をお伝えいたします。

桑原 一幸(Kazuyuki Kuwabara) プロフィール
アオリクスTR【アクアウェーブ】
3号/3.5号:2025年10月登場!
アクアウェーブ公式「アオリクスTR」詳細ページはこちら
まずは「アオリクスTR」のスペックをお伝えいたします。
ボディサイズとヘッドウェイトは2.5号が20gと30g、3号は30gと40g、3.5号は30g、40g、50gをラインナップ。幅広い号数&ウエイト展開で、刻々と変わる様々なシチュエーションにシッカリと対応してくれます。
また、強風時等にはシンカーの装着も想定したヘッド形状で、ヘッド部分にはシンカーバンドを固定する溝があることから、シッカリとシンカーを固定できる設計に。
基本性能について
では、「アオリクスTR」の基本性能についてお伝えいたします。
ティップランのエギに求められる基本性能としては以下の通りです。
①着底の見極め
②立ち上がりが良くシッカリとイカを誘うアクション
③誘い後の水平姿勢の出しやすさと、水平姿勢の安定感。
先の尖ったスリムなヘッド形状は着底感バツグン
特に大切な着底の見極め。アオリイカはエギが着底する前のフォール中にエギに反応を示していることが多く、着底後、長時間エギを底に着けたままになると、追うのをやめてしまうこともあるため、着底を見極めて着底後すぐに誘いを入れることが重要。
「アオリクスTR」のヘッド形状は、先の尖ったスリム形状で、着底感がとても分かりやすい設計になっています。着底後スグに誘いを入れることができます。
ドテラ流しで船を流していくティップランでは、ルアーの着底を見逃してしまうと、根掛かりが多発してしまう為、着底感の分かりやすさは根掛かりの防止にも繋がります。
また、スリムなヘッド形状は、着底感の分かりやすさに加えて、②のように誘いを入れた際の立ち上がりも良く、アクションをつけやすい仕上がりになっています。
スリムなヘッド形状の分、水平姿勢を演出しやすくするため、ボディ形状はやや太めの作りになっており、イカをシッカリと抱かせる安定した水平姿勢を、誰でも演出できるようになっています。エギのバランスを保ちつつ、大きめで耐久性の良いカンナを採用をしており、良型アオリイカのヒットにも対応できる仕様となっています。
実際の使用感
「アオリクスTR」は誰でもティップランエギングを楽しめる使いやすいエギです。
誘いと止めのメリハリをつけやすく、シッカリと止まってくれることから、誘い後の止めでアタリをとらえることに集中することができ、小さい穂先を持ち上げるようなアタリや、穂先に出る微妙な反応もシッカリと捉えることができます。
ビギナーがティップランを難しく感じるのは、慣れないと着底が分かりづらいこと、シッカリと止めて水平姿勢を演出することが難しいことだと感じますが、「アオリクスTR」は着底感の分かりやすさに加えて、着底時に底で立つ様に設計されているため、着底の見極めが難しい状況でも根掛りを最大限回避してくれます。
また、ヘッドとボディのバランスが良く、潮の速い時や船の流れが速い時でもバランスを崩さず、シッカリとした水平姿勢でイカを抱かせてくれるので、ビギナーにもオススメのエギに仕上がりました。
シーズン別/号数の使い分け方
実際にフィールドで使用するエギのサイズは、シーズン初期は2.5号、3号、10月以降はアオリイカの成長に合わせて3号、3.5号を使用します。
最盛期の良型狙いの時期であっても、ベイトのサイズ等によっては、小さいエギの方が反応が良い場合もあるので、ウエイトサイズ、カラー、エギサイズをローテーションすることで、好釣果が期待できると思います。
カラーラインナップについて
カラーは厳選した6色展開。
定番のパープル、グリーン系に加え、潮の色や時間帯に応じたカラー選択が可能なラインナップとなっております。
始まったばかりの今シーズンも、すでに釣果報告があちこちで聞こえてきています。ベテランはモチロン、今シーズンからティップランエギングを始めようとお考えの方にもオススメな「アオリクスTR」。ぜひ皆さんもフィールドで試してみてください!
