秋のサワラ攻略にゼニス「カレントラインキャスティズム」がドンピシャな理由

2025年09月21日

ボートからのキャスティングゲームは、豪快なナブラや水面を炸裂させるバイトシーンなど、エキサイティングな要素が満載。各地で盛り上がりを見せていますが、これからの秋の風物詩ともいえるのが、サワラゲーム。

そんなオフショアキャスティングの世界を楽しむアングラーに注目してほしいのが、ゼニスの「CurrentLine -Castism-（カレントラインキャスティズム）」シリーズです。

今回は、まさにこれからハイシーズンを迎えるサワラゲームに焦点を当て、注目の1本をピックアップしてご紹介します。

カレントラインキャスティズム

“粘り”と“強度”が融合した専用ブランクス

「カレントラインキャスティズム」の最大の特長は、なんといってもそのブランクス設計にあります。

穂先部分には、軽量でカーボン密度の高い24tと30tのカーボンを巧みに組み合わせ、ルアーの操作性を高める“しなやかさ”と、魚のバイトを弾かない“食い込みの良さ”を実現。

それでいて、バットセクションは粘り強く、トルクフル。初代カレントラインシリーズに補強パターンを追加したことで、ブランクス全体の強度が向上。不意にヒットする大型魚の強烈な引きにも、ロッドがしっかりと追従し、アングラーに主導権を与えてくれます。

ガイドは全機種でステンレスフレームのKガイドを搭載。それぞれのモデルに最適なセッティングを施すことで、キャスト時に起こりがちなPEラインのトラブルを徹底的に排除。一瞬のチャンスを逃したくない場面で大きなアドバンテージになります。

サワラゲームにドンピシャ！「CC-71LL」

シリーズの中でも、これからのサワラゲームを楽しむアングラーに注目してほしいのが「CC-71LL」。

サワラやサバ、イナダといったターゲットを、10g～30gクラスのルアーで狙い撃つために生まれたモデルで、サワラゲームのスタイルに完璧にマッチ。

20g～30gクラスのブレードジグのタダ巻きや、小型のシンキングペンシルを使ったテクニカルな誘いはもちろん、ベイトが小さい時のマイクロジグのキャストもお手の物。しなやかなティップが、これらの軽量ルアーの重みをしっかり乗せて、ボイルのピンスポットへ正確に届けます。

そしてこのロッドの真骨頂は、ヒット後のファイト。サワラの強烈な突っ込みを、ライトモデルとは思えないほどの粘り腰で受け止め、ロッド全体の復元力でグイグイと魚を寄せることができます。魚に過度なプレッシャーを与えずにいなせるため、口切れなどのバラシが軽減されるのも嬉しいポイントです。

2.16m（7.1ft）というレングスは、乗合船など限られたスペースでも取り回しがよく、キャストも快適。まさにサワラ攻略のためにあるような1本と言えるでしょう。

ターゲットで選べる盤石のラインナップ

「カレントラインキャスティズム」は、「CC-71LL」以外にも、シチュエーションやターゲットに合わせたモデルがズラリと揃っています。

よりテクニカルな攻めを可能にする「CC-73L」、シイラやカツオ、ワラサまで対応する汎用性の高い「CC-74ML」、10kgオーバーの青物と渡り合えるパワーを持つ「CC-78M」。

さらに、ヒラマサや30kgクラスのマグロまでを視野に入れた「CC-81MH/CC-85MH」と、アングラーの夢をサポートする盤石の布陣です。

まさにハイシーズンに突入し、これからますます盛り上がる秋のサワラゲーム。この熱い釣りを「CC-71LL」のような専用タックルで楽しめば、釣果も楽しさも倍増するはずです。

SPEC

型番	全長(m)	継数(本)	仕舞寸法（cm)	自重(g)	先径/元径(mm)	適合ルアーウエイト(g)	適合ラインPE(号)	適応ドラグ(kg)	カーボン含有率(%)	本体価格（税抜）
CC-71LL	2.16	2	167	191	2.0/10.5	10-30	0.8-2.0	3	73	23,500
CC-73L	2.21	2	169	219	2.0/11.0	15-40	1.0-3.0	3	90	24,000
CC-74ML	2.24	2	173	255	2.0/11.5	20-60	1.5-3.0	4	91	24,500
CC-78M	2.34	2	181	274	2.5/12.5	30-80	2.0-4.0	5	92	25,000
CC-81MH	2.46	2	181	320	3.0/13.0	40-120	3.0-6.0	8	93	27,500
CC-85MH	2.56	2	190	339	3.0/13.5	40-120	3.0-6.0	8	94	28,000