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【遠投フィネス】秋だからこそ使いたい、パワーと繊細さを両立したライトゲームロッド

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秋。アングラーにとって、そわそわする季節がやってきましたね。 水温も下がり始め、いろんな魚の活性が上がるタイミング。アジ、メバル、カマス、メッキに小型青物…。狙えるターゲットが多くて、週末が待ち遠しい人も多いんじゃないでしょうか。かくいう記者もその一人ですが…。

そんな最高の季節に「どのタックルを持って行こうか?」と考える時間も、釣りの楽しみの一つ。

その中でも、秋のライトゲームにピッタリなロッドが天龍の「ルナキア」シリーズです。

出典:天龍公式

使い手の感覚に寄り添う「ルナキア」

求めたのは感性に響くライトゲームロッド。天龍の公式HPに記されたこの言葉に、ルナキアらしさがよく表れています。

手に取ると、まず「軽いな」と感じるはず。これは、考えられた軽量化設計と、バット部に採用されたC・N・T(カーボンナノチューブ)素材のおかげ。軽さの中に、魚の引きをしっかり受け止める粘り強さも持っています。

そして、グリップ周りのデザインも特徴的です。リールシート部には「西陣織仕様のカーボンパイプ」を採用。このさりげないデザインが、タックルへの愛着を一層深めてくれますよね。

ガイドは全機種でチタンフレームSiCリングのKガイドがベース。ライントラブルが起きにくいので、ストレスなく釣りに集中できる。アングラーが釣りをより楽しむための機能とデザインが、このロッドには詰まっています。

幅広いラインナップ

ルナキアシリーズは、近距離用の繊細なモデルから、パワーのあるモデルまで幅広くラインナップされています。

品名 全長
(ft)
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
穂先形式 ルアーウェイト
(g)
ライン
(lb)
ライン
(PE/号)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
LK532S-ULS 1.60[5’3″] 2 EXF 82.5 CS MAX1.5 MAX2 145 0.6 47 96/4 ¥37,500
LK582S-LS 1.72[5’8″] 2 EXF 89 CS MAX2 MAX2.5 MAX0.3 145 0.8 52 94/6 ¥38,000
LK632S-LMLS 1.90[6’3″] 2 EXF 98 CS MAX3 MAX3 MAX0.3 165 0.8 58 94/6 ¥39,000
LK6102S-MLT 2.08[6’10”] 2 RF 107 MF/CT MAX5 MAX4 MAX0.4 215 1.2 61 94/6 ¥39,500
LK752S-MMHT 2.26[7’5″] 2 RF 116 MF/CT MAX10 MAX7 MAX0.5 285 1.2 70 95/5 ¥40,500
LK822S-HT 2.49[8’2″] 2 RF 127 MF/CT MAX25 MAX10 MAX0.8 305 1.4 82 95/5 ¥41,000

天龍公式「ルナキア」詳細ページはこちら

秋の釣りには「LK822S-HT」

その中でも、特に釣り物が多い秋に試して欲しいのが「LK822S-HT」。

品名 全長
(ft)
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
穂先形式 ルアーウェイト
(g)
ライン
(lb)
ライン
(PE/号)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
LK822S-HT 2.49[8’2″] 2 RF 127 MF/CT MAX25 MAX10 MAX0.8 305 1.4 82 95/5 ¥41,000

このスペックを見て、「おっ」と思った方もいるかもしれません。「遠投&パワー重視フィネスモデル」と位置付けられたこのロッドは、ライトゲームの守備範囲をグッと広げてくれる、頼れる一本なんです。

今まで届かなかった、あの場所が射程圏内に

LK822S-HTの一番の魅力は、その長さとパワーを活かした遠投性能。

規模の大きな漁港の堤防や、ちょっとした磯場など。「あそこの潮目まで届けばな…」と思っていたような場所が、射程圏内に入ってきます。

ティップには、感度とパワーの両立を目指した天龍独自の「マグナフレックス製法」を活かしたチューブラティップを採用。遠くのルアーがどう動いているか、かすかなアタリはあったか、そういった水の中の情報が手元に伝わりやすいのが特長です。

色々狙える秋だからこそ

このロッドが「秋に面白い」理由は、扱えるルアーの幅広さにもあります。

5g程度のジグヘッドでじっくりアジやメバルを狙うこともできれば、20gクラスのメタルジグを気持ちよくキャストして、沖で何か起きていないか探ることもできます。

例えば、夕マヅメの時間帯。 まずは遠投できるキャロライナリグやフロートリグで、沖のブレイクラインにいるかもしれない良型アジを探ってみる。反応がなければ、小型のメタルジグに付け替えて、回遊してくるカマスやサバを狙ってみる。もしかしたら、ショゴやツバスといった嬉しいゲストが来てくれるかも。

8ft2inという長さは、足場の高い場所でも扱いやすく、魚を掛けた後もコントロールしやすいというメリットもあります。攻略の幅がグッと広がりますね。

この一本があれば、アジを狙っていたはずが、気づけばライトショアジギングを楽しんでいた、なんていう秋ならではの気ままな釣りができるはず。

涼しい風が気持ちいいこの季節。 今年は「ルナキア LK822S-HT」で、秋の豊かな海へ出かけてみてはいかがでしょうか。

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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