巻きモノ祭はじまりました!【水野浩聡のワンモアフィッシュ】
こんにちは‼︎ 水野 浩聡です!
ここにきて秋っぽさを感じられる日も増えてきて、全体的な気温や朝夕の空気感はこの時期らしくなってきましたね。そりゃもう、9月中旬を過ぎてるわけですから、さすがに季節の進行は感じたいところです。
大江川水系は、かなり横方向への反応が良くなってきた
地元・岐阜県のメジャーフィールドの大江川水系でも、横方向の反応が格段に良くなってきていて、連日誰かがしっかりと巻いて釣れている状態。
秋の定番のTN60やデラクー、そして岸際サーチでスーパーブレイクブレードファインといったルアーが活躍中です‼
特に、午後から吹く風を利用すると釣果に直結しやすいようで、水の動きがある瞬間はやはり巻くにしても良いタイミングとなっています。
三河湖はバスのポジションが6–8mレンジと深くなった
ところ変わって、最近僕がよくお邪魔している愛知県・三河湖も、やはり巻き物がかなりハマっている状況が続いていて、先週のコラムでもその模様はお伝えしていたところ。
しかし、水位がだいぶ増えたこともあり、バスが秋のポジションへと進行。
リザーバーの魚らしく、6–8mレンジの深い方へ全体的なバスのポジションが変わってしまったこともあり、先週とはまた違った攻めが効果的な状況に。
TN38を使ったリフト&フォールでイレグイ
その1つが、TN38を使ったリフト&フォールの釣りで、水通しの良い岬の先端やフラット地形にいるバスがこの釣りで入れ食い状態の連発をするなど、同船してくれた方も怒涛のラッシュを味わっていました。
実はその横で、メタル系とか他のバイブレーションなどを僕が試しに投入し、反応の違いを探っていたんですが、オリジナルのTN38(トリゴンモデルではない方)へのバイトが圧倒的…。
TN38特有の滞空時間の長い不規則なフワッとしたフォールがキモになっているようでした。
入れ食いモード、というくらいですから、何でも釣れるんじゃ?と思われがちですが、確かに釣ろうと思えばそのレンジにルアーを到達させることができれば、他のルアーでも全然釣れると思います。
しかし、そこにいるバスのツボにしっかりハマるモノを見つけてしまうと、ちょっと他じゃ太刀打ちできないような釣れ方を経験しやすいのも秋の特徴です。
核心を付いた攻めができた時だけ、強烈な秋の荒食いとも呼べる釣りができる
よく「秋の荒食い」というワードを耳にする季節ですが、何でも幅広いルアーが活躍する秋の釣りの中で、ホントに核心をついた破壊力を出せるモノって実はホントにストライクゾーンが狭く、その瞬間にその狭いストライクゾーンを射抜けた時だけに、強烈な秋の荒食いとも呼べる釣りができると個人的には思っています。
広いようで狭く、なおかつ時間などのタイミングや気象条件によってそれがコロコロ変わりやすいというのが、秋の難しさでもあり面白いところでもあります。
巻いて数が釣れるシーズンですよ
ということで、この時期の楽しみ方らしく、ハードルアーでの巻きの釣りをメインに各地釣り歩く毎日が続いていますが、連日ホントに楽しい釣りができてるし、やればやるほど面白いな…と感じることばかり‼
巻いて数が釣れるシーズンでもあるので、普段なかなかハードルアーを投げない方や苦手だなと感じておられるアングラーさんにとってもそれを克服できたり、しっかり楽しめると思いますので、ぜひ各地で巻いてみてください。
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