朝夕の風に、ふと秋の気配を感じる今日この頃。水温も少しずつ下がり始め、シーバスアングラー達の心もザワついているのでは…?
「記憶に残る魚との出会いを記録する」というコンセプトで、3年以上の開発期間を経てエクリプスから誕生したロッドシリーズ「Axia Track(アクシアトラック)シーバスモデル」は、まさにそんなベストシーズンにピッタリなロッド。今回は特にオカッパリシーバスゲームをさらに熱くしてくれる2機種を紹介!
出典:エクリプス公式
「アクシアトラック」シーバスモデル
まず、このシリーズに共通する”こだわり”から。最大の特長は、キャスト時のブレを極限まで抑え、フッキングからランディングまでの一連の動作が驚くほどスムーズに行えること。
クセのないテーパーと絶妙なパワーバランスで、誰が使っても扱いやすく、アングラーのスキルを最大限に引き出してくれます。
ブランクスには「ナノレジンカーボン」を採用し、軽さと強靭さを両立。ガイドは富士工業製のALCONITEリング、リールシートにはVSSを採用するなど、パーツ構成にも一切の妥協はありません。秋の夜長、集中力を切らさず投げ続けるための”軽さ”と”バランス”がここにあります。
湾奥のスペシャリスト「ATSS-88MLL」
秋、ベイトが湾奥に集結する最高のシーズン。イナッコやサッパ、カタクチイワシなどが接岸し、シーバスの活性は最高潮に。そんな状況で最も輝くのが、この「ATSS-88MLL」。
8’8”というレングスは、明暗部や橋脚などのストラクチャーを正確に撃ち抜くのに最適。軽快な操作性で、刻々と変わる状況に即座に対応できます。
パワー表記は「MLL」。ティップは繊細で、ベイトの群れの下を泳ぐシーバスの微かなバイトも逃しません。それでいて、ベリーからバットにかけてはランカークラスの突進も受け止めるパワーを秘めており、ストラクチャー際での強引なファイトも可能。
ベイトライクな小型ミノーから、アピール力の高いバイブレーションまで、秋の湾奥で必須となるルアーを幅広くカバー。この1本で、秋の荒食いを遊び尽くせます。
モデル名 | 全長(ft/cm) | 自重 (g) | ルアー重量 (g) | 適合ライン (PE/号) | 仕様材料 | 継数 (本) | 仕舞寸法 (cm) | 先径 (mm) | B/S | アクション | 定価 (税込) | |
ATSS-88MLL | 8’8″ | 264.2 | 144 | 7-30g | Max2 | C:95% G:5% | 2 | 135.8 | 1.57 | スピニング | MLL | ¥31,900 |
大場所を制する「ATSS-99MML」
秋のハイシーズンといえば、やはりランカーハンティング。大規模河川の河口部やサーフでは、落ち鮎やコノシロといった大型のベイトを求めて、メータークラスの”怪物”が回遊してきます。そんな夢のサイズを狙い撃つための右腕となるのが、この「ATSS-99MML」。
9’9”のロングレングスとブレのないブランクスは、大型のミノーや重量級のシンペン、バイブレーションを遥か彼方の竿抜けポイントまで届けます。しかし、このロッドの真価はそれだけではありません。
ブランクス自体の軽さとナノレジンカーボンがもたらす高い感度によって、はるか沖でのルアーの動きが手に取るようにわかるのです。重量級バイブレーションの明確な波動、ボトムにタッチした瞬間の”コツッ”という感触。それらがラインからロッドへ、そしてアングラーの手へと鮮明に伝わります。

エクリプス フィールドスタッフの迫貴行さん ATSS99MMLで良型シーバスをキャッチ!出典:Instagram「sakotakayuki」
負荷に応じてスムーズに曲がる可変テーパーは、モンスターシーバスの強烈な引きを吸収し、バラシを徹底的に軽減。「MML」パワーの強靭なバットは、主導権を渡すことなく魚を寄せることが可能。広大なフィールドで、たった一度のチャンスをモノにするための全てが、このロッドには詰まっています。
モデル名 | 全長(ft/cm) | 自重 (g) | ルアー重量 (g) | 適合ライン (PE/号) | 仕様材料 | 継数 (本) | 仕舞寸法 (cm) | 先径 (mm) | B/S | アクション | 定価 (税込) | |
ATSS-99MML | 9’9″ | 297.2 | 155 | 10-40g | Max3 | C:95% G:5% | 2 | 152.3 | 1.64 | スピニング | MML | ¥31,900 |
エクリプス公式「アクシアトラック シーバスモデル」詳細ページはこちら
秋のハイシーズンは思いのほか短いことも。そんなベストシーズンはもう目の前、信頼できるタックルを手に、納得のいく一匹との出会いを求めてみてはいかがでしょうか。