ゼナックがモンスターを獲るために開発した最強のブランク構造「DBLパワーブースター」。
200㎏を超えるマグロにも負けないパワーと強度を持ちつつも、軽量なルアーをキャストすることができるという、これまでにないブランクについて今回は解説していきます!
DBLパワーブースターとは?
そもそもDBLとは… Deep(ディープ)Bias(バイアス)Layered(レイヤード)の略。
老舗ロッドメーカーのゼナックが誇る「緻密なカーボン多層設計」と「独自の加圧成型技術」によって研ぎ澄まされた、モンスターを獲るための最強ブランク構造です。
ブランク設計には、カーボン素材の弾性率や厚み、樹脂量、繊維角度などなど…無限の組み合わせがある中で、コストも時間も度外視して開発テストを繰り返し、ブランクの最適解を模索。
ゼナックの高度な技術を駆使し、繊細さや軽さといったロッドの流行とは別次元。鍛え上げられた重量級アスリートの肉体を作り上げるかのようなブランク構造が「DBLパワーブースター」です。
圧倒的なリフトパワー
「DBLパワーブースター」の1つ目の特長が、少ない力でもしっかりとロッドを曲げ込むことで発揮される、圧倒的なリフトパワー。
200㎏オーバーのマグロや巨大なGTにも屈しない、このパワーこそが最大のアドバンテージとなります。
長時間に渡るファイトの中でも、アングラー側の体力を温存しながら魚には常にプレッシャーをかけ続けて主導権を渡さない。
これまではキャッチすることのできなかったモンスターのランディングの可能性を飛躍的に高めてくれる驚異のリフティング力を誇っています。
絶対的なブランク強度
モンスターとファイトをする上で、ロッドの強度における信頼は必要不可欠。
「DBLパワーブースター」は多層肉厚にコンポジット(合成)して、レジンにはボイド(気泡)を極限まで排除することで、驚異的な破断強度を生み出しました。
また、モンスターとのファイトでロッドを極限まで曲げるとブランクのヘタリが気になりますが、そんな経年劣化が少なく、長く使えるロッドに仕上がっているのも嬉しい点です。
軽量ルアーから重量ルアーまでキャスト可能
これだけのモンスターをもリフトさせるパワーを持っているとなると、かなり硬くてルアーをキャストしづらいロッドかと思われがちですが、「DBLパワーブースター」では軽量ルアーから重量ルアーまで幅広いウエイトのルアーをキャスト&アクションさせることが可能。
強力な反発力を持つバットとしなやかに曲がるベリーが負荷に応じて可変することで、ルアーをキャストするときの距離と方向性を安定させて、快適なキャストフィールを実現しています。
「DBLパワーブースター」搭載モデル
現時点では、ゼナックのロッドの中でこれから紹介する3モデルに「DBLパワーブースター」が搭載されています。
GTやマグロといったモンスターを獲るために開発された、ゼナックが誇るオフショアビッグゲーム最高峰キャスティングロッド「Tobizo DBL」。
GTのポッピングに特化した1機種と、200kgオーバーのモンスターを獲るための「モンスターバスター」シリーズ2機種の計3機種がラインナップ。
ゼナック公式「Tobizo DBL」詳細ページはこちら
ビッグワンを獲るための、革新的ハイパワージギングロッド「FOKEETO IKARI – DBL」。
「イカリブランク」と「DBLパワーブースター」が融合して生まれた新開発の「イカリブランクDBL」によって、あらゆるジグをしなやかに使いこなし、限界を超えるビッグフィッシュとのファイトを制することができるロッド。
バーサタイルなモデルから100kgオーバーのモンスターを狙う最強モデルまで5機種をラインナップ。
ゼナック公式「FOKEETO IKARI – DBL」詳細ページはこちら
20年以上世界のロックショアフィールドで磨き上げられた「MUTHOS」。
その単なるショートバージョンではない、Accura HクラスとAccura HHクラスが融合した次世代のロッド「MUTHOS Accura 95H Type R」。
ゼナック公式「MUTHOS Accura 95H Type R」スペシャルページはこちら
関連動画はこちら
以上、「DBLパワーブースター」のご紹介でした!
今後、さらに搭載モデルが増えていくかも!気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
