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【秋の五三川×メタルブレードジグ】“陸っぱりスペック”とも呼べる軽量モデル1/4oz&3/16ozがマッチする理由/オカショーWALK vol.3

寄稿:岡田 翔生
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こんにちは! O.S.Pの“岡田翔生”です。

先日、ルアーニュースTVで配信予定の「オカショーWALK vol.3」の撮影にて晩夏・初秋の五三川を釣り込んできました! そこで、今回と次回に分けて、ロケで実感した秋の五三川と相性の良いO.S.Pルアーを紹介させていただきたいと思います!

岡田 翔生(SHOKI OKADA) プロフィール

O.S.P勤務の若手オカッパリアングラー。オカショーという愛称で親しまれ、並木敏成のアシスタントを日々務めながら、毎週末フィールドに出てバスフィッシングを楽しんでいる。地元である千葉県の印旛新川、高滝湖のようなマッディシャローでのオカッパリスタイルを得意とする。

“陸っぱりスペック”「メタルブレードジグ」軽量モデル!他ウエイトとの違いは重さだけではない?

まず1つ目は「メタルブレードジグ」。

O.S.P公式「メタルブレードジグ」詳細ページはこちら

昨年秋に登場し、私自身カナリ良い思いをさせてもらったお気に入りブレーデッドジグなのですが、今年2025年秋に1/4ozと3/16ozが登場となりました。ただヘッドを軽量化しただけのラインナップなのか? それは否です! 軽量化と共に専用ブレードサイズとフックサイズを搭載した、まさに“陸っぱりスペック”とも呼べる仕上がりに。

一覧として表すと以下のような感じ。

ウエイト別ブレードサイズ&フックサイズ

・1/2oz、3/8oz→ブレードサイズ共通、フックはがまかつ製#4/0高耐久フック

・1/4oz→ブレードサイズ3/8ozに対し84%、フックはがまかつ製#3/0

・3/16oz→ブレードサイズ3/8ozに対して73%、フックはがまかつ製#2/0

ブラシガード全ウエイト共通

ブラシガードは全サイズ共通で、3/16ozに「ドライブスティック4.5in」など…若干大きめのトレーラーワームを装着しても充分なガード力を見せてくれます。

O.S.P公式「ドライブスティック4.5in」詳細ページはこちら

下見段階から絶好調「メタルブレードジグ」

そして! 今回のフィールド、五三川は言わずと知れたハイプレッシャー河川。

そして護岸が続いてランガンしやすい、まさに巻きモノ場とも言える場所。これは軽量「メタルブレードジグ」がマッチしないわけがない! 下見段階では、以下ウエイトの使い分けで様子を見ていました。

シチュエーション別ウエイトローテ

・五三川に多い、護岸際に沈んでいるキンチャク列の上を引く時。また、表層ゆっくりベイトフィッシュを模す、まさにイナッコアクションの3/16oz。

・岡田的いちばん汎用性が高い!水門からの濁り水にもマッチする1/4oz。

という使い分け。撮影前日の下見では、1/4ozでビッグフィッシュをキャッチできたり…やはり好反応! コレがひとつ大きな自信になりました。

ロケ当日は軽量モデル3/16ozをメインに

当日はイナッコを明らかに意識しているバスが確認できたため、3/16ozをメインに据えました。イナッコの群れている表層付近をシッカリ通す、キンチャク列の上をスタックさせずにキッチリ通す。いずれのアプローチでも問われるレンジキープ力。

基本的なことですが、ウエイトを使い分けて狙いのレンジを保つには、トレーラーワームは共通が鉄則。私は「ドライブスティックspec2NONSALT」で固定しています。

O.S.P公式「ドライブスティックspec2NONSALT」詳細ページはこちら

軽くても“サウンドアピール”は健在

メタルブレードジグ」の特長として、明確かつ魚を思わず反応させる“サウンドアピール”というものがあるのですが、そのサウンドアピールはウエイトが軽くなっても健在。

シルエットが小さくともシッカリバスを呼んでくれるのですが、プレッシャーの高いスレたバスほど、この音を好むと感じていて、五三川のバスがこれだけ反応するならホンモノ! と言って差し支えないでしょう!

タックルについて

最後にタックルのご紹介を!

・ロッド:7ftMパワー/先調子のもの

・リール:6.3:1/ノーマルギアベイトリール

・ライン:フロロカーボンライン(14Lb)

私は3/8oz、1/4oz、3/16ozともに共通のタックルを使用しています。

やはり太軸シングルフックをガッチリ掛けるにはMパワーは最低条件。また、ティップが繊細な先調子のものがミスが少ないと感じます。ティップまで硬いシャープな竿ですと、薄皮一枚になる確率が上がると感じます。

また、リールはノーマルギアで固定。自分的にハイギアよりノーマルギアのほうがレンジコントロールしやすいですね。 ラインですが、フロロカーボンライン14Lbで固定です! ブレードやヘッドとの接続部は金属パーツですので、やはり細めのラインだと何かの拍子に擦れたりパーツ部に挟まったりなどする時にラインブレイクが心配です。

14lbであれば、まずミスは減りますのでオススメです!

という形で、1つ目は「メタルブレードジグ」の軽量モデルについて紹介しました。

表層直下でバスがひったくるシーンはいつ味わっても快感! 巻きモノの王道的なブレーデッドジグが五三川で釣果出ているので、ぜひ動画のほうで、実際のリトリーブスピードなどチェックしていただければと思います!

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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