【池内修次の毎日イカ曜日】初めての東北イカメタル! スルメを狙って驚きの連続!!
皆さん、こんにちは〜。デュエルの池内です。
今週も、アオリイカ情報はもちろんのこと、デュエル & ヨーヅリの最新情報をお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いします!
さて、今週の「イカ曜日」は…!!

池内 修次 (Shuji Ikeuchi) プロフィール
初の東北イカメタル
先日行ってきました東北エリアでのイカメタル事情をお伝えしたいと思います。
実は、今回初めての東北エリアでのイカメタル!
関東からでも車で7時間半ほどかかる実に遠いエリアですが、色々お話を伺っていますと関東エリアからもたくさんのアングラーさんが来られるとのこと…。
千葉からでも600kmあり、仮に西側へ走ったとしたら神戸くらいまでの距離になります(汗)。
なかなか頻繁に行くことはできない所ではありますが、それだけに色々な発見や釣り方に驚きがある!…とは出発時には思いもしませんでした。
今年はスルメイカがメイン
まず最初の遊漁船は岩手県は宮古にあります「ゆたか丸」様。
船長様並びに同船者の方々にごあいさつさせていただき、最近の状況をお聞きしたところ「今年は黒潮の蛇行が収まり本来のスルメイカがメインです!」とのこと!
黒潮が大蛇行していたここ二、三年は、スルメイカが少なくメインになるイカがケンサキイカだったと聞かせて頂きました。
そう言えば…昨年、岩手県大船渡で開発メンバーと執行役員さんがお世話になった時にケンサキイカが凄く釣れたよ〜って言われていたことを思い出しました。
ですが、今年は蛇行が治まったことで水温が劇的に低下しケンサキイカが生息できずスルメイカが生息域を戻してきた感じになりました。
現に、今年はサンマが豊漁で自主規制を行うほど獲れているみたいですので、自然の凄さを痛感します。
さて、いよいよスルメイカのイカメタルの開始となるのですが、皆さん!スルメイカってどう攻めると効率よく釣れるか知ってますか?
最初っていうか行く前から正直ビックリな釣り方だな〜って思いました。
ケンサキイカとは違う東北スルメイカの誘い
まずタックルから正直イカメタルではオーバーウエイト気味のシステム!
デュエルやヨーヅリから販売しているメタルスッテは最大でも30号(112.5g)までしかなく、それ以上になる潮の速さでは専用の「イカジグ」なるものを使用されます。
私も潮が速かった時の事を考えてデュエルのタチウオ用ジグに専用のイカカンナをナットで固定し自作して対応できるようにしていきました。ジグの重さは125g(33号くらい)と150g(40号)を用意して挑みます。
開始早々は皆さんの釣り方をよく見て勉強し、それから実践することに。
開始して暫くは皆さんアタリもなく、私も竿を出し様子を見ていたら、なんとファーストヒットは私に…(汗)。嬉しいやら、恥ずかしいやら、皆さんごめんなさいやら…。
ですが、さすがの常連様たちで次々とヒットを繰り返し釣っておられました。
そんな皆さんが使用していただいていたのがデュエル「イージースリム」や「ぴっか」に「ぷっか」で釣果を上げて頂いていました。
東北のスルメイカにもバッチリのサイズで、少し渋い時はデュエル「イージースリム」70mmで、アピールさせて食わせる時はデュエル「ぴっか」に軍配が上がっていました。
潮流はそこそこ速く、皆さん120g〜150gを使われての釣行が続きます。
少し潮が緩み出したタイミングで、私はヨーヅリ 「鉛スッテ四ツ目」の30号、カラーはお月見パープルで連チャン劇にダブルヒット〜!
釣り方を徐々にマスターし皆さんと楽しくイカメタルができました。
この日は、少し風が吹く予報だったので私の乗船した「ゆたか丸」さんしか出船しておらず、フィールドには一船のみでスルメイカがここに集中して集まってくれたのか、はたまたデュエルのスッテがスルメイカにすごく好まれたのか同船者の皆さん全ての人が100パイオーバーの大漁祭り!!
竿頭の方が、なんと!150パイオーバーの新記録を叩き出されていました。一船で1000バイオーバーしていたと思います。
まさにゲームフィッシングの域をこえ、漁と化した船上は皆さん笑顔が絶えず最高の東北エリア最初のイカメタルとなりました。
で、最後まで引っ張ってしまいましたが、このスルメイカの釣り方は実に理に適ってました。
最初にスルメイカの釣れているタナまでメタルおよびイカジグを落とします。そこからスロージギングのように、フワッと持ち上げてリールを一回転させフォールさせる本当にスロージギングの釣法で誘います。
アタリは基本的にシャクった→乗ったになります。
スルメイカは、凄く獰猛で動くものに興味津々というより動くものに襲ってきます。ですので、絶えず動きっぱなしでスルメイカのいるタナを幅広く誘います。
しばらく誘って釣れなければ、また沈めて下から上に誘ってくるイメージになります。
スルメイカがメタルないしドロッパーに食い付いたら、次のシャクリでロッドが重くなりヒットがわかります。
ですが、たまに自分でアタリをアワせて釣りたくなり、動かしてからピタッと止めて竿先に出る小さなアタリを掛けにいく遊びもしながら、初めてのスルメイカのイカメタルを楽しみました。
アピール重視でルアーセレクト
一つ私からのアドバイスなのですが、スルメイカはイカの中でもトップクラスに獰猛です。ですのでアピールが非常に大事な釣りだと気づきました。
なので、自分のスペースのあるところに次に付け替える鉛スッテやドロッパー、イカジグを船の灯りで蓄光させて準備をしておいてください。
この一手間が釣果につながることとなるのが、この後の最終日に繋がってきましたので今後のイカ曜日を逃さずにご覧くださいね。
来週は、次の日に乗船しました同じエリアのこうしん丸さんでのお話になります。
ではまた来週の毎日がイカ曜日をお楽しみに〜!
ロッド:
<イカメタル> エメラルダスMX IM N65LB-S(ダイワ)
<オモリグ> エメラルダス MX IM OR70MLS-S・W(ダイワ)
リール:
<イカメタル> ティエラ AIR IC 100XHL(ダイワ)
<オモリグ> セルテートLT 2500(ダイワ)、ハンドル/WING92 Fino+ファイヤーノブプロト&カスタムバランサータイプ2(リブレ)
ライン:モンスターゲーム9 イカメタル0.6号 200m(デュエル)
リーダー: 魚に見えないピンクフロロ 2.5号(デュエル)
イカリーダー:イカリーダー2号(デュエル)
スナップ:エギ用ロウ付けスナップV型NO.1(日本の部品屋)
鉛スッテ:イージーベイトメタル(デュエル)、鉛スッテ四ツ目(ヨーヅリ)
スッテ(ドロッパー):イージースリム70mm・80mm・95mm(デュエル)、ぴっか(デュエル)、ぷっか(デュエル)
オモリグ用エギ:ウルトラオモリグ↓スローシンキング(ヨーヅリ)
その他:DUEL・自動膨張ライフジャケット、ストリームトレイル・ 防水バッグ33L、伊藤光学RARTS(アーツ)・サングラス、ハピソン・充電式ヘッドランプ、充電式オレンジフィルターチェストライトINTIRAY
