火蓮(カレン)。
ボディ前半がハードで後半がソフト素材という、ハードベイトとソフトベイトのメリットを融合させたハイブリッド形状のO.S.Pが揃えるビッグベイトとしてお馴染みですが、そんな“火蓮(カレン)”から、新たにリングドチューンモデル「KAREN180(リングドチューン)」が2025年9月上旬に登場しました。
Length | Weight | Type | Hook | Ring | Color | その他 |
180mm | 約50g | Floating | フロント KENCLAW#1(HAYABUSA) / リア KENCLAW#3(HAYABUSA) | ラインアイ#4 / フロントフックアイ#4 / リアフックアイ#3 / リングド部#3 | 7 | スペアテール1個付属、ワイヤー付き |
O.S.P公式「KAREN180(リングドチューン)」詳細ページはこちら
連結部分にスプリットリング2個が施され、必要以上に動き過ぎることなくリアルアクションを追求したオリジナルモデルに対し、こちらは前後の可動域が大きくなり、圧倒的なレスポンスの首振りアクションを実現!
軽くトゥイッチするだけで首を振り、短い移動距離でバスに強烈にアピール。板オモリを貼ったり、フックサイズを変更したり、ワームボディの尾ヒレに切れ込みを加えたりと…独自のチューニングを楽しむこともできる、話題のNEWモデルです。
さて! そんな「KAREN180(リングドチューン)」を使いこなし、最近イイ釣りを展開しているのが、チョッパーこと“杉元雄一”さん! 製品の詳細をはじめ、使いドコロや使い方などなど…諸々伺いましたので、教えていただいた内容を皆さんにお届け!

杉元 雄一(Sugimoto Yuichi) プロフィール
Q:杉元さん目線で、今作の魅力を教えていただけますか?
A:やはり“レスポンスの良い首振りアクション”ですね。
アングラーの入力次第でオリジナルモデルとは異なるアクションを生み出すことができます。オリジナルモデルが直球だとすれば、リングドチューンは変化球。投げ込むアングラーによって変幻自在に使えると感じています。
Q:使いドコロ・出しドコロを教えていただけますか?
A: 雨の翌日、増水に伴い濁りが入るインレットは激アツですね。
思わず投げたくなるシチュエーションのNo.1ではないでしょうか。他には、水通しの良い流れが当たる岩盤にシェードが重なるタイミング、フローティングカバーのエッジ、一級のカバーや立木などのストラクチャー周りも有効です。
また、ベイトフィッシュが回遊しやすいシャローフラット、そこに+αのストラクチャーやファーストブレイクが絡むエリアも狙い目です。あらゆる可能性を最初から消去しすぎずに投げ込むことが大切だと思います。
さらに岡山県・湯原ダムのように、ベイトフィッシュのハスを捕食しているフィールドではクランクベイトが有効です「KAREN180(リングドチューン)」はリップ付きのビッグベイトという括りなので、ハス喰いのバスがいるフィールドでは特に欠かせないルアーになります。
Q: 使い方を教えていただけますか?
A:タダ巻き、早巻き、止めを入れるストップ&ゴーなど。
オリジナルモデルのように潜らせてから浮上させるアクションも有効です。さらに首振りアクションではロッドワークとリーリングワークを駆使しています。
まずは目で見える範囲で首振りアクションを練習し、自信を持って本番に挑むことで、頭の中の映像をより鮮明に描きながらアプローチできると思います。
Q:特別なテクニックや使い方があれば教えてください
A: 特別かどうかは分かりませんが「KAREN180(リングドチューン)」をあえて早巻きし、クランクベイトのようにアプローチするのが梅雨時期以降のマイブームです。
大型で遊泳力もあり、喰い気のあるバスを選んで釣れるのも魅力の1つ。この釣りを“ビッグベイトクランキング”と名付けて楽しんでいます。
Q:カラーローテーションやおすすめカラーを教えてください
A:雨後の増水+濁りが入ったフィールドで自信を持って使えるのが“チャートバックシャイナー K03”。背中のチャートイエローが圧倒的に見やすく、込み入ったスポットへのキャストに拘れるので一押しです。
他には、ハスに近いカラーの“ブルートラウト K05”、光量が高い時間帯や水質が比較的クリアな状況で有効な“ゴーストアユ K01”もローテーションに加えています。
Q:初めて使う方へメッセージをお願いします
A:ビッグベイトのジャンルの中では、頭側のハードベイトとお尻側のソフトベイトの融合ということもあり、比較的マイルドです。
専用タックルを必要とせず、手持ちのMH以上のタックルで扱えます。「KAREN180(リングドチューン)」を投げ、自分の手で操作し、ビッグベイトで釣る楽しみをぜひ味わってみてください。病みつきになると思いますよ!