ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【ティップラン】ルアー交換時やイカを絞めたり針を外す時など!ロッドをチョイ置きする時にあると安心な「マルチスタンド(130/160)」/第一精工

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

秋と言えば、様々なルアーゲームが盛り上がる季節。

アングラーによって思い浮かぶジャンルも様々だと思いますが、記者個人的に楽しみにしているルアーゲームの1つが“ティップランエギング”。

沖へ出ることで、ショアでは狙いにくい良型が釣れたり数が伸びたり。ハイシーズンになれば良く行く釣りではありますが、そんなティップランエギングは、ルアー交換が多かったりイカを釣ってから絞めたり、針を外したりなど…比較的ロッドをチョイ置きする場面が多い印象。ティップが繊細なので、これまでは立て掛ける度に気になっていましたが、こちらのアイテムと出会ってから、そんな不安を解消できました。

マルチスタンド130
マルチスタンド160【第一精工】

ティップランエギングでも快適。

ギミック満載のロッドスタンドとして広く知られる、第一精工「マルチスタンド130」と「マルチスタンド160」。両モデルの主な違いは、クランプの取付有効幅で、前者は15~130mmで、後者は85~160mmです。

第一精工公式「マルチスタンド130」詳細ページはこちら
第一精工公式「マルチスタンド160」詳細ページはこちら

これらのロッドスタンドは、パイプを回すだけで“ロッドキーパースタイル”と“ロッドスタンドスタイル”2つのスタイルに切り替えることができます。

現場の状況に応じて使い分けることで、ティップランエギングなどの様々なオフショアルアーゲームで活躍。スピニングリールとベイトリール、どちらのタックルにも対応しているため、ベイトタックルで釣りを楽しむアングラーにもオススメです。

セットイメージ

左:ロッドスタンドスタイル 右:ロッドキーパースタイル

ネジで簡単装着! 縦付け&横付け両方対応

マルチスタンド160」には添木が付属しています。

この添木を使うと、船べりの上側にセットできるため、腰の高さに近い位置でロッドを使用することができます。さらに、船べりを傷つけることなく、シッカリと固定できるノンスリップゴムや、船べりへの取付がカナリ速くなったクイックボルト機能といった、新たな機能も搭載されています。

ロッドキーパースタイル

2つのスタイルがある中、特に注目していただきたいのが“ロッドキーパースタイル”。

そもそも「マルチスタンド130」が生まれた背景には、この“ロッドキーパースタイル”が大きく関係しています。日本海でイカメタルなどの釣りを出船している遊漁船「第七佐藤丸」の船長が「ラークシリーズ」にエンビパイプを装着して使っていたことがきっかけで開発に至りました。

エンビパイプを装着した実際の写真

出典:第七佐藤丸公式HP

出典:YouTubeチャンネル「DaiichiSeikoOfficial」

45度まで角度を倒すことができるため、イカメタルゲームやバチコンアジングなどで船の揺れを利用した“ほっとけ釣法”が可能。 仕掛けをフォールさせている間に別の作業ができたり、リグを変更する際にも穂先にラインが絡みにくかったりと、多くのメリットがあったため、第一精工は船長のアイデアを採用し、製品化しました。当初はパイプのみのパーツ販売を予定していましたが、パイプを立てれば通常のロッドスタンドとしても使えることから、イチから製品として開発することになりました。

そうして最初に誕生したのが「マルチスタンド130」です。このスタイルならティップランエギングでも様々な使い方ができると思いませんか。

要するにロッドキーパースタイルは“リグ交換時も穂先にラインが絡まない”、そして“フォール中など、ロッドを挿入した状態で他の作業ができる”などのメリットがあります。

ロッドスタンドスタイル

続いて“ロッドスタンドスタイル”。

このスタイルは、基本的にポイント移動中に活躍します。

ロック機能が付いているので、ロッドがグラつくこともなく、安心して移動できます。ロックを解除する際は、本体の凹んだ部分を押し込むだけで簡単です。

便利機能が詰まりマクリ!

先述の2つのスタイルでティップランエギングを快適に行える点が最大の注目ポイントですが、それ以外にも便利な機能が備わっています。

順番にご紹介していきますね。

角度調整可能

“ロッドキーパースタイル”でロッド角度を、上下8段階まで調整可能。

※写真はプロトです

さらに、首振り角度も自在に調整可能。

ラインフックを搭載

ポイント移動時やリグチェンジの時に、ルアーが暴れて不意のロッドティップ折れを防ぐラインフックも搭載。

スペック詳細
製品名 対応ロッド径 クランプ取付有効幅 ロッド角度 材質 備考 重量 収納サイズ 税込価格
マルチスタンド130 Φ36mm以下 15~130mm(タテヨコ取付) 上下8段階・首振り角度自由自在 ガラス繊維強化プラスチック ラインフック搭載、ハンドルリング付属 588g 255mm×135mm×74mm ¥6,820
マルチスタンド160 85~160mm[添木を使用:0~160mm] ラインフック搭載、クイックボルト機能搭載、ハンドルリング付属、添木付属(105mm×80mm×58mm) 842g 312mm×157mm×74mm ¥10,780

パーツ販売を利用してカスタムもできる

マルチスタンド130」と「マルチスタンド160」両モデルの単体使用で、大体の船べりに対応しますが、場合によって取り付け幅が超える場合、船べりに元々「ラーク900」のベースが装備されていたり…。そんな時でも、シッカリ対応できるように、第一精工ではパーツも販売中。

釣具店からや第一精工公式HP内でもパーツ購入が可能。因みに「マルチスタンド160」の場合は「ラーク900」の「NO.26 ベースセット(09076)」、「マルチスタンド130」の場合は、さらに「NO.2 セットネジ(09056)」をプラスして注文することで、以下のようにベースタイプに。

また、「マルチスタンド130」の場合「スーパー受太郎240」の「NO.14 クランプセット(09330)」をパーツ購入、「マルチスタンド160」の場合はプラスして、「マルチスタンド130」の「NO.1 つまみネジ BK M6×22(59320)」、「NO.2 ワッシャー(59057)」をパーツ購入することで、取付幅50~240mmの超ロング仕様にすることも可能。

ぜひ、装着したい船べりに取り付けることができなかったり、少しカスタムをしてみたいという方は、パーツ販売も参考にしてみてくださいね! 各製品ページの下側にある「パーツ」ボタンをクリックすることでパーツ購入ができますよ。

こちらの動画もご一緒に!

出典:YouTubeチャンネル「DaiichiSeikoOfficial」

出典:YouTubeチャンネル「DaiichiSeikoOfficial」

イカメタルゲームなどでは定番ですが、ティップランエギングでも同じように快適な釣りをサポートしてくれる「マルチスタンド130」と「マルチスタンド160」。

気になる方はお試しを。

【ティップランエギング】こちらの動画使い方をチェック

出典:YouTubeチャンネル「DaiichiSeikoOfficial」

第一精工(DAICHISEIKO)

1937年創業、大阪市東成区を拠点と、「より良い確かな釣用品」をモットーに釣具を製造、販売するメーカー。「これがないと釣りができないわけではないが、無いと困るもの、あればスマートなもの」、いわゆる便利系アイテムを多数輩出!リールへのラインの巻き取り、ラインの巻き替えが簡単にできる「巻き替えスプール」、エギング用のランディングギャフを安全、コンパクトに持ち運べる「オートキングギャフ」などなど、多くのヒット作を生み出している。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」