ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

“オートマチック”に魚が掛かる!?伝説の「乗せ掛け」が復活!アジングロッドの金字塔「JJマック」が今どきになって登場

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

「コッ…」「モソッ…」

アジングの魅力は、その繊細なアタリを捉えて掛けていくゲーム性の高さ。

しかし、一方で「アタリが小さすぎて分からない」「アワセが遅かったのかスッポ抜ける」そんな悔しい思いをした経験はありませんか?

特に、風が強い日や潮が速い状況、豆アジのシーズンなど、アタリが不明瞭になるシチュエーションでは、その難易度はさらに上がります。

「もっと簡単に、もっと気軽にアジとの駆け引きを楽しみたい!」

多くのアングラーが抱くそんな想いに、一つの答えを示してくれるロッドが、この初秋、ゴールデンミーンから登場します。

その名は「JJマック(JJ Mack)」。

かつてアジング界に大きな影響を与えた“伝説のロッド”が、現代の技術をまとって生まれ変わった姿なのです。

伝説の「乗せ掛け調子」が、14年の時を経て深化

話は2010年に遡ります。

アジングというジャンルが爆発的なブームを迎えようとしていた黎明期、「JJマック」は誕生しました。

その最大の特徴は、掛けと乗せのいいとこ取りをした「乗せ掛け調子」。

これは、繊細なアタリを感じ取る感度を持ちながらも、アジが吸い込んだ際にはティップが素直に追従し、オートマチックにフッキングへと持ち込める、まさに魔法のような調子でした。

「JJマックを使うと、アジが勝手に掛かっている」

そんな声が上がるほど、そのイージーな使用感は多くのアングラーを虜にし、「はじめの一本」として絶大な支持を集めました。

そして2025年。あの金字塔的ロッドが、現代のフィールド状況に合わせてリファインされ、満を持して復活します。

アジングがもっと簡単になる

新しい「JJマック」は、単なる復刻ではありません。当時のコンセプトの核であった「乗せ掛け調子」を、最新のブランクス技術とガイドセッティングで再構築。以前のモデルが持っていた“オートマチック感”はそのままに、感度と操作性を大幅に向上させているのです。

つまり、アジングがもっと簡単になるということ。

アタリに神経質にならなくても、ロッドが仕事をしてくれる。

だから、アングラーはリグの操作や潮流の変化を感じ取ることに集中できる。結果的に、釣果が伸びる。

これこそが、新しい「JJマック」がもたらす最大のメリットと言えるでしょう。

スタイルに合う一本が必ず見つかる。厳選の3モデル

新しい「JJマック」は、アジングの王道であるジグヘッドリグ(ジグ単)での使用を想定した、扱いやすい3つのモデルがラインナップされています。

JMS-511:カーボンソリッドティップ採用。漁港の常夜灯周りなど、近距離戦のスペシャリスト。

品番 全長(ft/m) 自重(g) 仕舞寸法(cm) 継数 適合ルアー(g) 適合ライン(lb.) 使用材料 価格
JMS-511 5’11” / 1.80 55 93.0 2 0.1〜3.5 1〜6(PE0.1 〜0.6号) カーボン繊維94%
グラス繊維6%
¥18,000(税別)

JMS-65:チューブラーティップ(オールチューブラー)採用。漁港内から堤防の外側まで対応でき、ライトキャロライナリグ、小型ルアーの使用感もよい、幅広いシチュエーションに対応するオールラウンダー。

品番 全長(ft/m) 自重(g) 仕舞寸法(cm) 継数 適合ルアー(g) 適合ライン(lb.) 使用材料 価格
JMS-65 6’5″ / 1.95 59 100.0 2 0.3〜5 1〜6(PE0.1 〜0.6号) カーボン繊維97%
グラス繊維3%
¥19,000(税別)

JMS-70:チューブラーティップ(オールチューブラー)採用足場の高い堤防や、少し先のブレイクを狙う遠投モデル。ジグ単はもちろん、ライトキャロライナリグ、ライトフロートリグなどで広範囲を探りたいときに活躍。

品番 全長(ft/m) 自重(g) 仕舞寸法(cm) 継数 適合ルアー(g) 適合ライン(lb.) 使用材料 価格
JMS-70 7’0″ / 2.10 63 110.0 2 0.3〜5 1〜6(PE0.1 〜0.6号) カーボン繊維98%
グラス繊維2%
¥20,000(税別)

全機種ティップ部を視認性に優れた「GMグリーン」で塗装&ガイドをブルースレッドでラッピング。微細なアジのアタリなどの変化を視覚的にも捉えやすい設計。JMS-511には、軽量リグ使用時の操作性・柔軟性・感度を重視したカーボンソリッドティップを採用。 やや重めのリグ・ルアーまで対応可能なJMS-65・JMS-70には、感度・操作性に優れ、キャスト時のブレを軽減するチューブラーティップ(オールチューブラー)を採用。

かつてアジングのハードルをグッと下げ、多くの人にその楽しさを教えてくれた「JJマック」。そのロッドが、お求めやすい価格はそのままに、さらに身近で、さらに頼れる存在となって私たちの元へ帰ってきました。

アジングをこれから始めてみたいと思っている人、そして、もっと深くアジングを楽しみたい人、まずは手にとってみてください。

釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」