遊漁船【すえ丸】の船長となってからは“初めまして”ですね。船長の須江一樹と申します。
この度以前勤めていた遊漁船を退職し、独立・開業いたしました。これからさらにパワーアップして東京湾の釣りを奥深くご紹介していきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。
今年のマゴチはリフト&フォールがお好き…?
さて須江といえばマゴチ釣り。すえ丸といえばマゴチ釣りです。
マゴチに限らず毎年パターンが違うのが魚釣りというものですが、今年のマゴチは例年の夏とガラリと違う釣れ方をしております。例年ズル引き主体で釣れている夏ですが、今年はリフト&フォールオンリーでしかマゴチが釣れません。本当に全くズル引きには反応しないんです。
釣れるワームは例年通りで「スタッガーワイドホグ3.3inch」、「スタッガーオリジナル3.5inch」がメインです。カラーも赤系統の物から定番のグリーン系まで釣れております。
ホグやオリジナルでなければ釣れないというわけではありませんが、大きさ的に4inch以上は極端に反応が悪くなるので、ワイドは3.3inchが基本です。
反応がなければワイド2.7inchやオリジナル3inchというように少し小さ目のものを選ぶようにしてください。まだ試せていませんが、今回発売した「スタッガークロー2.7inch」も面白いと思います。
リフト&フォールで大事なのは着底感
今、実はワームの種類よりも大事なことがあります。リフト&フォールをキッチリとアクションさせることです。キッチリとは何がというところなのですが、大事なのは着底感です。
マゴチの基本アクションであるリフト&フォールですが、テンションフォールをして着底させる時にトン!という着底をした感じがあると思います。これをハッキリと感じることで釣果が出るようになります。とにかく大事なのはこの着底感で、それを感じやすいようにする為には、どうリフトしたら良いかということを考えて行います。
基本通りリトリーブで巻いてリフトさせてもいいですし、ロッドでチョンと煽ってリフトしてもいいです。リフトの仕方はさほど重要ではなく、その後のテンションフォールからのトン!という着底が出来ているかが最も重要です。ただ、なるべく移動距離は短い方がいいので、キレ良く早めのリトリーブやロッドアクションが必要です。
リフトの仕方は重要ではないですが、リフト直後のテンションフォールに移る瞬間にフリーフォールになることなくテンションを抜かずにテンションフォールさせることで反応が良くなります。
今年はマゴチが多いです!また岸は暑いですが、沖は水温が低い為かかなり涼しく過ごしやすいです。日焼け対策、暑さ対策をしっかりとして、是非夏の東京湾にマゴチチャレンジしに遊びに来て下さい!
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