投げられるレバードラグ式リール!?テンマ
2025年、オクマがリリースしたレバードラグ式リールに「TENMA(テンマ)」がある。
テンマは大型レバードラグリール。磯場などでの大物とのファイトで遅れを取らないヘビーデューティーな仕様となっている。
また、面白いのが投げられる大型レバードラグリールとして、遠投カゴ釣りなどでの使用も想定して作ったそうだ。
さらにはロングリーダーシステムに完全対応し、ボディ剛性は強いがスムーズな巻き上げをも実現したという。
PE8号300 m、10号250 mの豊富な糸巻き量と相まって、「夢の大物に近づける」リールといえるかもしれない。
型番 | ギア比 | 最大ドラグカ (Kg) | 自重(g) | スプール径(mm)/ストローク(mm) | 本体スプール 糸巻量 PE(号-m) | 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | ハンドル長さ(mm) | ベアリング数 BB/ローラ― | 本体価格(円)(税抜き) |
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TM-10WXA | 7.0 | 15 | 542 | 58/47 | 6.0-380 8.0-300 10.0-250 | 120 | 93/105 | 6/1 | 48,900 |
TM-10WXLA | 7.0 | 15 | 542 | 58/47 | 6.0-380 8.0-300 10.0-250 | 120 | 93/105 | 6/1 | 48,900 |
剛性高く、巻き上げスムーズ
それでは駆け足ながらテンマの特徴を見ていこう!
MRG(マシンカットアルミフレーム&サイドプレート)
一体機械加工のアルミボディ。歪みのない剛性構造で巻き上げトルクが安定し、磯場でも高い耐久性を発揮
XL Gear(17-4ステンレス製メインギア&ピニオンギア)
耐久性の高いステンレスギアで大型。GT・カンパチ・ヒラマサなど大物ファイトにも耐える強度となっている
FLITE SPOOL
ボディ剛性だけでなく、先にも触れた通り巻きのスムーズさも追及。FLITE SPOOLは、摩擦抵抗を減らし巻き上げには軽さを感じながらトルクあり!
さらにスプール重量を従来比で大きく軽量化し、回転安定性と飛距離を大幅向上。
MCS(マグネットキャストコントロールシステム)
21段階調整可能なマグネットブレーキも装備。向かい風や強風、ルアー種類に合わせた精密調整が可能。
カーボンノブ付きアルミハンドル(C40X、93/105 mm)
軽量カーボンノブと2段階長さ調整可能。巻き上げやルアー操作の操作性とトルクが向上する。
ダブルアンチリバース(OWC + ラチェット機構)
二重リバース防止構造。無駄な逆転を排除し、確実なファイトをサポート
CRC(腐食防止コーティング)
海水環境でも防錆・耐久性を確保
ざっと挙げるとこんなところ。
大物挑戦を応援するリール
ステンレス製ギアが分厚く、パワーファイトでも安心。ハンドル1回転あたりの巻き取りが120cmと、ベイトリールとしてはかなりハイギア仕様。何より、従来のレバードラグ機よりも遥かに“投げやすい”とウワサのテンマ。
ロックショアでの大型魚を狙うなど、ここぞで確実に獲りたい魚に…。テンマは、その「挑戦」を応援するリールとなっています。
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