天龍「SWAT(スワット)」
天龍のロッド「SWAT(スワット)」はショアからのシーバスを軸に作られたものだ。

△久保田剛之(くぼた・よしゆき)さんもSWATをこよなく愛する一人だ
はじめにSWATが誕生したのは2005年。2012年にセカンドジェネレーション、その2012年から時を経て2020年にフルモデルチェンジを果たしたのが3代目に充たる現行モデル。2024年には待望のロングキャストモデル「SW1072S-ML」が追加されたのも記憶に新しい。
品名 | タイプ | 全長 ( m [ft]) |
継数 (本) |
調子 | 仕舞寸法 (cm) |
ルアーウェイト (g) |
ライン (lb) |
ライン (PE/号) |
リアグリップ (mm) |
先径 (mm) |
自重 (g) |
使用繊維 カーボン/グラス (%) |
本体価格 |
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SW842S-LML | S | 2.54[8’4″] | 2 | R | 131 | MAX 30 | MAX 16 | MAX 1.2 | 335 | 1.7 | 130 | 97/3 | ¥52,500 |
SW922S-M | S | 2.79[9’2″] | 2 | F | 143 | MAX 45 | MAX 20 | MAX 1.5 | 395 | 1.8 | 170 | 96/4 | ¥57,500 |
SW932S-LML | S | 2.82[9’3″] | 2 | RF | 144 | MAX 35 | MAX 16 | MAX 1.2 | 355 | 1.5 | 140 | 96/4 | ¥55,000 |
SW972S-ML | S | 2.92[9’7″] | 2 | RF | 150 | MAX 40 | MAX 16 | MAX 1.5 | 395 | 1.8 | 171 | 96/4 | ¥57,000 |
SW1072S-ML | S | 3.23[10’7″] | 2 | RF | 166 | MAX 45 | MAX 16 | MAX 1.5 | 405 | 1.7 | 175 | 99/1 | ¥62,500 |
SW1163S-M | S | 3.51[11’6″] | 3 | RF | 121 | MAX 50 | MAX 25 | MAX 2.0 | 430 | 1.9 | 225 | 97/3 | ¥72,000 |
SW1253S-MMH | S | 3.78[12’5″] | 3 | RF | 131 | MAX 55 | MAX 30 | MAX 2.0 | 430 | 2.1 | 266 | 99/1 | ¥74,500 |
SW842B-ML/M | B | 2.54[8’4″] | 2 | R | 131 | MAX 60 | MAX 25 | MAX 2.5 | 300 | 1.7 | 129 | 96/4 | ¥53,500 |
SW932B-ML/MH | B | 2.82[9’3″] | 2 | RF | 145 | MAX 70 | MAX 30 | MAX 3.0 | 325 | 1.6 | 152 | 96/4 | ¥57,000 |
ちなみにフルリニューアルでは「深化した個性」をコンセプトに開発された。その現モデルから採用されたのがC・N・T(カーボンナノチューブ)。
それが前モデルからの大きな違いで、C・N・Tについては詳しくは割愛するが、コンポジットすることで粘りが増す。しかし、飛距離を損なうことがない。
一般的に反発力を高めれば遠投はしやすくなるが粘りが失われやすく、逆にネバリを追求すると飛距離が犠牲になる。その矛盾を解決したのがC・N・Tということだ。
振り抜き感はシャープ、しかしながら魚をいなす粘り強さを兼ね備えたブランクに仕上がっている。
実は、3代目スワットは、数字だけで見ると2代目より重いモデルもあるそうだ。
しかしながら、手にした時には「軽い」と感じる。リールをセットした際の重心バランスなど、モーメントを徹底的に調整したという。
リアグリップ長も機種ごとに最適化が施されており、「数字では表れない軽さ」を感じることができるはずだ。
モデル別解説
そして、深化した個性の名の通り、近距離戦から超遠投モデルまでラインナップが揃う。1本でカバーする範囲がかなり広いスワットであるが、やはりそれぞれに得意なシチュエーションがある。
SW842S-LML(Tidal Walker)
港湾部・運河などでのラン&ガンに特化したモデル。ベリーからバットを強化し、近~中距離のピンポイントキャストに秀でている。軽量プラグの操作性と潮流下でも安定したファイト性能に優れる。
SW922S-M(Overambitious)
流れの強い河川や干満差の大きい港湾部向けで、繊細さとパワーを両立させた設計。ブランクにシャープさがあり、軽めのプラグ操作から、大型ルアーの遠投まで幅広く対応可能。
SW932S-LML(Tidal Walker)
842より少し長い設計で、遠投性を強化しつつ操作性を保つ。バット部に高弾性カーボンとCNTを採用することで、長さによる操作の鈍さを解消している。
SW972S-ML(Distance)
中〜大型河川、サーフ、干潟向けの遠投モデル。飛距離を確保しつつ汎用性も高く、ターゲットサイズに応じた柔軟な曲がりと強化されたバットで、バイトからの追従性とフックアウトの抑制を両立している。
SW1072S-ML(Variable Distance)
先にも触れた通り、2024年に追加されたラインナップ。広大なサーフや河口域で使用するロングモデル。遠投性能とソフトなティップを両立し、近距離バイトへの対応力も兼ね備える。シャープな振り抜きと大型魚をいなすパワーが特長。
SW1163S-M(Variable Master)
平磯でのヒラスズキゲームに特化したモデル。スリットやルアーの着地点へのタイトなキャストが可能で、瀬を越えるファイトでも一時的に魚を止められるしなやかなアクションを持つ。
SW1253S-MMH(Variable Master)
こちらのモデルは通常のシーバスだけではなく、荒磯でのヒラスズキ対応をも目的としたモデル。キャスト時のシャープな動きと高いアキュラシー性能があり、ヒット後のエラ洗いにも追従する粘り強いベリー部でバラシを抑制する構造。
SW842B-ML/M(Variable Caster)
港湾部や小〜中規模河川向けのベイトモデル。MLティップ+Mバット設計で、軽量ルアーに繊細に対応しつつ、ビッグベイトへの対応力もある。近〜中距離での高精度キャストとパワフルなゲームが両立されている。
SW932B-ML/MH(Variable Caster)
中〜大型河川・サーフ・干潟向けのベイトロッド。MLティップ+MHバットにより、遠投性とビッグルアー対応を両立。PEや太めラインも使用可能で、ファイト性能・汎用性ともに優れる。
あらゆるフィールドで、最適化された1本が見つかるであろう充実のラインナップ。シーバスゲームをもっと突き詰めたい方にオススメのロッドとなっている。
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