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NEWモデル「ブリッツMAXプラスDR」が2025年10月登場!師範代“浦川 正則”に訊いた新たに出来ることやブリッツMAX DRとの違い

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O.S.P「ブリッツMAX DR」。

ブリッツよりも大きく、ブリッツMAXシリーズの中…いや、マグナムサイズ“ブリッツ MAGNUM EX-DR”を除けば、シリーズで最も潜行深度が深い。4mレンジまでを攻略できるディープクランクとして、お世話になったという方も多いのでは?

O.S.P公式「ブリッツMAX DR」詳細ページはこちら

ただ、中にはこのサイズ感で「もっと潜るモデルが欲しい…」なんて思われていた方も?はい、出ます! “さらに潜り一段下を攻略できる”「ブリッツMAXプラスDR」。

ブリッツMAXプラスDR【O.S.P】

2025年10月上旬登場予定

Length Weight Type Hooks 最大到達深度
74mm 32g Floating Hayabusa KEN CLAW#2 6.5m(22ft)フロロカーボン14Lb使用

サイズとウエイトも上がり、アピール力もUP。

一段下を攻略できる新たない固定重心ディープランナーが登場。

ブリッツMAX DR」との違いや使い分け、特長などなど…色々伺うために、先日、開発段階から使い込んでいた以下の方に、「ブリッツMAXプラスDR」について色々教えていただくことに! では、質問とその回答を順番にお届けしていきますね!

浦川 正則(Masanori Urakawa) プロフィール

旧吉野川水系をメインフィールドとし、オカッパリ、ボートを問わない自由なスタイルで年間約50本の50アップを仕留めるデカバスハンター。 四国エリアの名だたるアングラーがその実力を認め、ついた呼び名が「師範代」という浦川。 類まれなテクニックでメジャーフィールドを攻略するスーパーマルチアングラー。

Q:ブリッツMAX DRとの違いを教えていただけますか?

A:大きく異なるのは“潜行深度”です。

ブリッツMAX DR:2~4m攻略に使用

ブリッツMAXプラスDR:3~5mレンジを攻略

ブリッツMAX DR」より約1m深く潜ります。

ディスタンスの近いアプローチが多くなりガチなリザーバーのバンクへのアプローチ。深く潜らせるアプローチを取っても、ドン深なことも多く、従来だと届かないレンジも多かったため、約5mまで潜るルアーが求められていましたが、今作の登場でそういった状況をカバーできるようになりました。

Q:固定重心のメリットを教えていただけますか?

A:まず、“泳ぎ出しが圧倒的に良い”です。

旧吉野川をはじめ、リザーバーでも今時期に有効な深いレンジは“流れ”があります。そんな流れの中でも、固定重心による立ち上がりの速さであったり、軽快で柔らかい泳ぎなど…流れの影響を受けにくいという点が大きなメリットになります。

安定した飛距離も魅力

さらに、安定した飛距離を生み出せる点も魅力です。

ディープクランクはリップサイズが大きいため、フルキャスト時に、風速次第では空中で回転してしまい、飛距離不足に陥ることがあります。その結果、狙ったレンジに届かなかったり、トレース範囲が狭くなるデメリットが生じてしまいます。しかし「ブリッツMAXプラスDR」は緻密なボディ設計により、安定した飛行姿勢を実現。固定重心でありながら、重心移動システムに劣らない安定した飛距離を実現しています。

Q:使いドコロ・出しドコロを教えていただけますか?

A:ディープに魚が溜まっている状況です。

ベイトフィッシュが絡むディープフラットや、アウトサイドにある急深のバンク沿い。川であればリップラップやテトラ、マンメイドストラクチャーなどです。最低でも3~5mレンジに入れる必要がある場面で効果を発揮します。

Q:陸っぱりでの需要はありますか?ある場合、どんなシチュエーションで有効ですか?

A:“足場が高い、または足元が深い場合”には十分に使えます。

出番は限られていますが、キャスト距離を短くして3mまでを巻きたい時。それから、3mまでのレンジに点在する、ストラクチャー周りをジックリ絡めたい時、また激濁りが入った時などにも有効です。

Q:カラーの使い分けを教えていただけますか?

A:基本的にはまず膨張色を投げます。

その後、水質に応じてフラッシング系やゴースト系を使い分けます。ローテーションの基本としては“膨張色 → フラッシング系 → ゴースト系”です。

Q:初めて使う方へ一言お願いします。

A:大きなボディサイズを見て「食ってこないのでは?」と思うかもしれません。

ただ、実際は巻き感が軽くピッチも細かいので、サイズを問わず魚が食ってきます。普段お使いのタックル(Mクラス以上)でも扱え、ミディアムロッドに14Lbラインでも十分に使用可能です。ディープクランクが苦手な方ほど、ぜひ使ってみてほしいですね。

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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